田中孝幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
義務教育で「地政学」という科目はありませんが、この本を読んでいく中で地理と政治(公民)が合わさった学問なのだと感じました。
本書は、主人公の男の子とその妹が、お店のショーウィンドウに飾られている地球儀をきっかけに、店主のカイゾクさんから地政学を学ぶお話です。
13歳からの地政学ということで、漫画とその後に漫画で描かれた内容の解説が書かれているという構成で、わかりやすく読みやすかったです。
私は、遠交近攻(日本がアメリカと仲良くして中国に対抗する)という言葉を本書で初めて知りました。そういった地理的状況から国としてどのように世界での立ち位置を確立していくかなど、今までなんとなくテレビで見てい -
Posted by ブクログ
小学校高学年から中学生向けかな。漫画にするためにだいぶとはしょったのかな?
視点はとても鋭い。
情報網も物流も九割海を通るから、海を制しているアメリカが強い。
国連は紛争を解決できていないじゃないか!とはいえ、元々の目的である第3次世界大戦を防ぐ役割はなんとか果たしている。
アメリカやロシアの核兵器はどこに収納されているのか?なんと深海に潜れる原子力潜水艦のなか。だから、核兵器を持つだけでなく、原子力潜水艦を持っていて、海中から発射する能力があって、十分に深い海が領海にあること、が揃ってはじめて最強の兵器となる。あ~だから、中国は深い南シナ海が欲しいんだ… -
ネタバレ 購入済み
地政学の導入としては良い
初心者が地政学の考え方について学ぶには良いと思う。
ただし、本文中にカイゾクが語る事柄に間違いが散見される。
例えば、本文中に「日本は、韓国に攻め入って植民地にしたことのある、加害者側の国だ」というものだ。
日本は韓国を併合した事実はあるが植民地化した事は無い。
また、ネット上の情報は信用度が低いので「信頼のあるメディアから有料で仕入れるべきである」という主旨の記述があるが
それを受けて信頼のあるメディア=新聞という図式になる会話があった。
本当にそうであろうか?一次情報を仕入れるのならば新聞やネットのニュース記事でも良いと思うが考察の入った記事について
「信頼のあるメディア=新聞」が成り立つ