フリーダマクファデンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ザ・海外ミステリー。
大きなお屋敷、広い庭。
気分屋で傲慢な雇い主のニーナ。
わがままで扱いづらい娘のセシリア。
そして紳士的で優しいニーナの夫アンディ。
庭を黙々と手入れする庭師のエンツォ。
噂好き、詮索好きな近所の奥様たち。
そんな家に、前科持ちのミリーが住み込みハウスメイドとして雇われることとなる。
彼女に与えられた部屋は、外鍵とはめ込み窓しかついていない〝物置〟のような小部屋だった。
何も起こらないはずがない!
プロローグの死体は誰?
警察に疑われているのは誰?
豪邸という密室で、ニーナとセシリアの気分に振り回されながらも、雇い主に逆らうまいと振る舞うミリー。
(理不尽な意地悪 -
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購入済み
ヒューマンホラー
洋書はあまり得意ではないですが、SNSで評判が良かったため購入。
口コミなどからある程度の予想はついてましたが、さらにその一枚上を行かれた感。
やられた。面白かったです!
刑務所に入っていたとか母乳とか青いバケツとか、日本ではなかなか触れないようなことを何のためらいもなく表現する感じがアメリカだなぁと思いました。日本の価値観からするとちょっとギョッとするというか新鮮というか。
先述のポイントもふまえて、面白いけど映像化は難しいだろうと思ってたら訳者解説で映画化の話されててびっくり。これを映像化しちゃうところもアメリカ!って感じですね。
アマンダ・セイフリッドのヒステリックな演技気になる… -
Posted by ブクログ
ネタバレ今作も読みやすくて、面白いしで最高ですね。
こんなに早く続きが読めるなんて、、、半年も経ってないのに!
真っ赤っかなカバーでめっちゃ存在感あります。
今作はミリーがどういう人か分かってるからってのもあるから、今回の方が予想がつかない物語になってるように感じた。
新しい恋人と上手くいってるようでいってない、頑なに愛してるって言わないミリーが酷くて笑えます。日本の物語やと、だいたい男性側が結婚とか同棲を嫌がるのが多いような、そこが逆なのも面白い。簡単に庇護されるキャラにしないのがいいですね。やっぱりミリーは拳で語ってくれないと。ただ今作はミリーの暴力はなかったのでそこがちょっと残念。ウェンディが卑 -
Posted by ブクログ
ネタバレミステリーを欲して手に取ると、思わぬ肩透かしを食らうだろう。どんでん返しはあるが、それは在処を明示されたどんでん返しであり、その裏側にあるのは伏線で導かれるものではなく、全く唐突な展開だからだ。
しかしそれは、この本の読書体験が悪いことを意味しない。
前半の主人公へかかるフラストレーションと背徳的なラブロマンス、急転直下の復讐劇。通奏低音を奏でるこの一家の不気味さがそれらをうまく繋ぎ合わせ、冒険小説を読んだあとのような心地よい読後感を与える。
非常に読みやすい小説だった。
ただセシリアの掘り下げが薄く物語を構成するための人形に見えてしまったことや、後半のアンドリューの軽率さ、アンドリ -
Posted by ブクログ
ネタバレ事前に得ていた情報は「面白い」「状況がひっくり返されることが二回以上ある」「帯を見ると2があり主人公の名前。どうやら主人公は生き延びることが確定している」←最後が結構なネタバレだった。文庫本の帯、結構いらんことをしがち。
アンディが実は悪いやつなんだろうな、ニーナとセシリアの二面性の原因はヒトコワなのか心霊ホラー的なやつなのか…と思って読み進めたらちゃんとヒトコワでした。
最後に虐待の連鎖が発覚するけど、この義祖母に可愛がられていたらしいセシリアは大丈夫なんだろうか…ピーナツバターで取り乱した時以外の反抗的な感じ、説明されてないよな…?とちょっと不安が残る。幸せに暮らしててくれ。
ミリーの犯 -
Posted by ブクログ
身寄りのない女性ミリーは、過去に10年の服役歴を持ちながらも、人生をやり直すため仕事を探していた。彼女はある日、裕福なウィンチェスター家で住み込みのハウスメイドとして雇われる。妻ニーナは情緒不安定で気分にムラがあり、ミリーは振り回される日々を送る。一方、夫のアンドリューは穏やかで理知的な人物で、娘セシリアは生意気で不気味。表向きは理想的な家庭に見えるこの家だが、ミリーは違和感を抱き始める。
ストーリーは三部構成。第一部では、ミリーがニーナの情緒不安定で理不尽な言動に振り回される描写が続き、読んでいて胸が苦しくなるほどストレスフル。立場の弱いミリーの状況が生々しく、読んでいてかなりツラい。
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