井上祐美子のレビュー一覧

  • 長安異神伝
    It took me a lot longer than I thought to get into this book (so much kanji!). I just might have to revisit this book when my vocabulary and kanji rea...続きを読む
  • 桃夭記
    4編の中華系短編収録。妖し物も切なかったり痛快だったりとよいですが、「墨匠伝」が絶妙でした。コミカルでシニカルで予想外のハッピーエンド。楽しく読み終えました。
  • 長安異神伝
    二郎真君は本当に格好良くて、東方朔の性格も物凄く好きなのですが、この方の書かれる戦闘シーンは個人的に残念です。かなりの見せ場だと思うのですが、美化し過ぎだと思いました。戦闘シーンに華やかな描写を入れられると一気に萎えてしまいます……。
  • 紅顔
    呉三桂ってなんだか「裏切り者」ってイメージがあったのだが、
    いろいろ考えがかわった。

    呉三桂と円円の愛。呉三桂の決心と判断
    十分感じ入りました。
  • 長安異神伝
    中華ファンタジー。ファンタジーでいいのか?唐の時代の長安が舞台。神話の中で見るような単語が出てくる。
    主人公の二郎は天帝の甥で、天軍総帥 頑清楊二郎真君とかいう立派な肩書きと名前がある。
    昔読んだことあるホモ?漫画「火輪」思い出した。男同士に戸惑ったが世界観は好きだったんだよなー。中国の神話の天界、...続きを読む
  • 乱紅の琵琶 長安異神伝
    シリーズ第2弾。
    二郎さんと翠心さんの心のすれ違いがメイン。まだくっついてなかったのか。
    私は翠心が面倒くさかった。二郎に遠慮しすぎ。
    玄成はあまり出てこなかったけど、玄成と奥さんのやり取りが面白いかも。
    二郎さんの強さを見せつけられた。めちゃ強い。龍王との戦いからこちら、手加減して戦うようにしてい...続きを読む
  • 還魂の花燈 長安異神伝
    シリーズ第4弾。今回は閑話休題といったところ。天帝と二郎さんの睨み合いはない。
    結局二郎さんは女の名前を思い出すことは出来なかった。哀れ。
    二郎さんが正式に翠心にプロポーズ。これまで養父の玄成との意地の張り合い(娘を浚われる父親と浚う男の攻防戦)でウジウジやってけど、やっと重い腰を上げた模様。
  • 紅顔
    呉三桂を軸に明末清初を描いたもの。
    ほとんどでてこないにも関わらず陳円円の印象的なこと。
    こういう見方をすると呉三桂も救われるのかな。
    呉三桂自体が面白い存在なので読んでて楽しかった。
  • 妃・殺・蝗 中国三色奇譚
    気鋭の歴史小説作家3人による歴史小説競作。


    抗清復明の旗を掲げて台湾に拠った鄭氏の末路を描く「妃紅(フェイホン)」― 井上由美子

    前漢の時代、名著「史記」を書き起こすまでの若き日の司馬遷を描く「殺青(さつせい)」― 塚本?史

    唐の時代、飛蝗の害に立ち向かう治蝗将軍の姿を描いた「黄飛蝗(こうひ...続きを読む