花田一三六のレビュー一覧

  • 戦塵外史 野を馳せる風のごとく

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    架空の中世っぽい世界の歴史小説風の痛快物語。
    負けなさそうな主人公キャラの存在は読んでて安心感がありますね。

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    2022年07月24日
  • 戦塵外史 六 双帝興亡記

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    ネタバレ

    ザ・スニーカーで掲載されていた頃から好きだった『戦塵外史』もついに完結。
    最終刊は前後半に分かれた長編。
    前半は傀儡となった兄の皇帝の話。後半は帝位から追われた妹の話。
    前半は少し影のある話、後半はさわやかで気持ちの良い話で、戦塵外史の良さが詰め込まれたような内容でした。
    後書きにもあるようにネタがあるならまだまだ書いて欲しいですね。

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    2011年08月17日
  • 創世の契約1 龍族

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     全5巻の長編もの。
     主人公固定…?と思いきや、それぞれキャラ視点に変わったりもします。うん、この人の凄いところは計画性にあると思う。すっかりハメられた(笑)

     鳥・犬・猫族の3族と、龍族、人族が存在する世界のお話。主人公愛されキャラ(´∀`*)戦闘はからっきしダメでも、誰とでも打ち解けられるって素敵。

     3巻まで読みました。

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    2010年06月23日
  • 戦塵外史 野を馳せる風のごとく

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     ダリウス マジ カッコイイ。
     思わず片言になってしまうほど、格好良い。

     お前に惚れずして、誰に惚れろと…!?

     あ、でもフーシェさんも、どストライク…(すみません、策士に弱いんです)
     キャラの目移りが本当に激しい作品。だって男女問わず格好良いんだもの…!
     皆、男前過ぎるよ(*´д`*)

     基本、短編集なのですが、読み終えると全ての話が繋がっていて脱帽。
     1巻表紙中央を飾るダリウスですが、やはり他の巻でちょい役として出てきてもキタ━(゚∀゚)━!ってなりますね(笑)ダリウスたんキタ、これで勝つる…!
     敵にも愛されるキャラ、正に敵なし。

     フーシェ先生は2巻でクローズアップさ

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    2010年06月23日
  • 創世の契約5 新天地

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     現在3巻まで読みました。この作家さんの作品は全て集めたいのですが…いかんせんお金が。・゚・(ノД`)・゚・。

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    2010年06月23日
  • 曙光の誓い

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    少年の成長。少女の心の変化。
    それらが巧みに描かれています。
    会話も面白い。読んでいて楽しいです。
    壮大なストーリー内容も良いのですが、
    やはり文章の上手な作家さんの作品は、読んでいて気持ちいいです。
    物語に自然と引き込まれます。
    最後も綺麗にまとめられていて。読後感も良いです。

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    2009年10月04日
  • 蒸気と錬金 Stealchemy Fairytale

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    もう、蒸気錬金術というギミックだけで素晴らし苦面白いです。
    内容も今までの著者の様な内容とは趣が違って楽しく読めました。
    でも今までの架空戦記物も読んでみたいですね。

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    2021年10月10日
  • 蒸気と錬金 Stealchemy Fairytale

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    蒸気錬金技術が発達したロンドン人が魔法都市アヴァロンを旅する物語。
    使い魔の妖精と作家のやり取りが小気味良い。

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    2021年05月23日
  • 戦塵外史 六 双帝興亡記

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    作者のデビュー作から続くシリーズ完結作。今回はシリーズでよく出てきた、皇帝アイーシアの追放と復帰のお話。
    相変わらず花田節炸裂の歴史小説に仕上がってました。
    前半はアイーシアの代わりに皇帝となったヴァルキールの自刃するまでの話。ここに出てくる道化、あまりの強さに絶対正体が明かされると思ったのですが、結局謎のまま。ちょっともやもやしますね。
    後半はアイーシアの皇帝復帰までの話し。最初の酒場の話何かがお気に入りでした。
    しかし、後半のやきもきと気持ちよさは格別。ハッピーエンド?で良かった。

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    2018年10月28日
  • 戦塵外史 野を馳せる風のごとく

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     滅亡した国の世継ぎだった、戦場では敵無しの男が、似た境遇の亡国の皇女が図った反攻に乗ってたった五人で国を奪おうとする話。

     主人公・ダリウスの豪快さ、豪傑ぶりはもちろん、肝の据わった態度、突き抜けた気持ちのいい性格に読んでいて心惹かれる。
     物語はフィクションなのだが、文体がどこかの歴史書を現代人が紹介するような形をとっており、ありもしない国が本当に存在していたかのような気にさせられる。一応、一巻で話が完結するのも私としてはうれしい。

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    2015年09月23日
  • 戦塵外史 六 双帝興亡記

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    これで最終巻なんてもったいない。

    アイーシアの恵まれた環境(もちろん自力で作り上げた)と、ヴァルキールの虚ろな玉座の対比がむごい。道化とハルの対比もかなしい。
    前半はつらいお話ですよ。

    で、後半はもうニヤニヤ。

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    2011年08月24日
  • 創世の契約4 巡歴者ゲイザーシャフト

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    人族、猫族、犬族、鳥族、それぞれの混血。
    勢揃いした。

    この本の始まりがあんなシーンだと思わなかった。
    電車で読もうとしてびっくりして本を一度閉じてしまった。

    前巻に引続きなので、意識がない時に回想するのが好きなのかな??

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    2009年10月07日
  • 創世の契約1 龍族

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    最初は短編かと思ったのですが、違いました。
    違う視点から、違う物語をつむいでいるものでした。
    時間はばらばらですが、少しだけどこかの話と繋がったり
    前の話で主人公だった人物が、今度は脇役だったり。

    龍族を頂点としてたピラミッド形成された世界で
    人族は一番下で、軽んじられるもの。
    けれど龍が何かの目的で、人に何かを期待する。
    一体何が目的なのか、一体何が始まるのか。

    1巻なので、その辺りにはまったく触れていません。
    その辺も気になるといえば気になりますが
    特に気にせずにも読めます。
    その話が出てくるのは最後だけなのでw

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    2009年10月07日
  • 創世の契約2 鋼の風

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    全5作予定の第2巻の今回題名になったのは、作中の傭兵団の名前。
    「シュタールヴィント」。(予想では5部族の名前かな、と思ってたけど外れた…)
    龍族に選ばれたベルネは、その目的地に辿り着くため傭兵団に入ることに。団の中で、あらゆる部署を経験して、ベルネが得るものとは?!

    今回は時系列に各章進むので読みやすい。
    相変わらず脇役に至るまで一人ひとりの個性とか、表現が秀逸。

    最後の終わり方、というか続き方が非常に衝撃…気になって仕方ない。

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    2009年10月04日
  • 創世の契約1 龍族

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    好きな花田一三六氏の新連作、全5巻予定の第1巻。

    あらすじ>>龍族を頂点として犬族・猫族・鳥族より迫害を受ける人族。だが国境の町に龍族が現れたことから世界は……。

    ってな感じの異世界モノ。
    1巻が6話の短編に分かれていて、時間・登場人物も複雑に前後したり混ざったり。
    人によってはややこしい、と感じるかもしれない特殊な表現の本作。
    でも、その時間軸の変化で色々と回想が具体的だったり「現実」への影響がわかり易かったりもする。面白い。

    今後、4巻のタイトルはそれぞれの種族の名前を冠していきそうだ。

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    2009年10月04日
  • 黎明の双星1

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    支配する側、支配される側。
    搾取するもの、搾取されるもの。
    そしてその立場に甘んじるもの、反抗するもの。
    全三巻の中で、主人公達リィーンとダグラスは生まれ育ちや立場の異なる中、友情を築き成長していく。
    やがて裏切りや嫉妬、憎悪を経験していき、決起する。
    これは革命の話。

    すごく重い。

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    2009年10月04日
  • 創世の契約1 龍族

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    全5巻予定の1巻目。神様ははじめに龍族を創り、その翼を鳥族へ、その牙を犬族へ、その爪を猫族に与え、人族には何も与えなかった。序列の最下層に位置する人族が暮らすのは大陸の片隅。人族と大陸との接点である国境の町に、一生に一度会えたら幸運と言われている龍族があらわれた。龍族はどうやら80年一度国境の町にやってくるようなのだが・・・。入国管理局のヒルファーと新聞記者のベルネは龍族について調べはじめる。この本には6話お話しが収録されています。1話目は入国管理局のヒルファー、2話目は傭兵酒場のワッツ、3話目は銀行に勤めるマチルデがそれぞれ語り手になっているのですが、どの話も毛色が違って楽しい。それに、同じ

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    2011年07月20日
  • 蒸気と錬金 Stealchemy Fairytale

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    「蒸気と錬金」タイトルからワクワクする思いで本書を購入しました。

    内容は、主人公である「私」と蒸気錬金式幻燈機に収められた妖精型幻燈種「ポーシャ」と共に傑作小説を執筆すべく、編集者から提案された取材旅行に向かうというもの。主人公とポーシャとの夫婦漫才とも取れる掛け合いが楽しく、最後までテンポ良く読むことが出来ました。

    ただ、私が小説に触れてまだ間もないからか、普段使用しない漢字があったため、まだまだ勉強が足りないなと感じる部分がありました。

    最後まで読み、私自身も旅に出たいなと思わせるような、爽やか作品だと感じました。

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    2023年10月12日
  • 戦塵外史 野を馳せる風のごとく

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    極端に簡潔な文章で戦記ものの体裁を使って描いた英雄伝説
    舞台や登場人物の個性ですら簡潔であることで意味を持たせるという個性が独特だ

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    2019年01月11日
  • 戦塵外史 六 双帝興亡記

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    滅ぶ側と滅ぼす側の歴史。
    どちらも人間くさく、ありきたりな英雄物とかになってないのが
    よかった所。

    道化いいな、道化。

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    2011年09月07日