花田一三六のレビュー一覧
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剣術指南の家の娘が、両親を殺されて、引継ぎ任務の旅に出て、雇った用心棒と旅の間に絆を育むというお話。
シチュエーション的にも、キャラクター的にも、おおよそどこかでは見たようなお話。とはいえ、メインキャラ3人で、一人が全くしゃべらないというのは、少し新しいところか。
無言の行を自ら課しているわけでも...続きを読むPosted by ブクログ -
農家を営む主人公が手がけることになったある仕事【闇仕事】、築き上げてきたエリートの経歴は、その「指」のなせるものだった【ブラインドタッチ】、近江安土城城下の村、家族等二十余名を斬殺した男。信長がその男の口から聞いた話とは【戦場にて】など、“闇”をテーマとした短編7編と、監修者と井上雅彦氏(作品でも参...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズ第4弾『巡礼者:ゲイザーシャフト』。
人族と混血の国を認め、宗教的に改革を行おうとした教皇が龍族のたくらみ(?)で暗殺され、傭兵王が夢見た新しい国も短期間で潰えた。
ベルネ=レスティは暗殺された教皇の聖騎士団団長とともに、龍族の元へ新たな旅に出る。
猫らしくない元・騎士団長ブロンデ...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ第3弾。
念願の人族と混血の「国」の誕生に人々は沸いた。しかし傭兵王を称える歓呼の叫びが響く中、ライゲンベックが凶弾に倒れる。そして教皇もまた——。陰謀の背後に「調停者」たる龍族が?
犬、猫、鳥、そして龍が世界の中心で、人間や人と別種族の混血は蔑まれる存在であ...続きを読むPosted by ブクログ