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Posted by ブクログ
全5巻予定の1巻目。神様ははじめに龍族を創り、その翼を鳥族へ、その牙を犬族へ、その爪を猫族に与え、人族には何も与えなかった。序列の最下層に位置する人族が暮らすのは大陸の片隅。人族と大陸との接点である国境の町に、一生に一度会えたら幸運と言われている龍族があらわれた。龍族はどうやら80年一度国境の町にやってくるようなのだが・・・。入国管理局のヒルファーと新聞記者のベルネは龍族について調べはじめる。この本には6話お話しが収録されています。1話目は入国管理局のヒルファー、2話目は傭兵酒場のワッツ、3話目は銀行に勤めるマチルデがそれぞれ語り手になっているのですが、どの話も毛色が違って楽しい。それに、同じ登場人物たちが別の話に少しずつ登場するので、あの人とあの人はこんな関係なんだ、とかわかるのも面白かったです。3話目までは龍族はちらっとしか登場せず、小さな事件は起こりつつも、割合のんびりした雰囲気。タイトルが『龍族』なのに、あんまり出てこないなあなどと油断してたら、4話目から急激に物語が動き出す。1巻目を読んだだけでは、龍族のことはよくわからない。続きが非常に気になります。
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