海野弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
海野弘さんて、どういう人なんだろう……。
数年前に購入した彼の本は「千のチャイナタウン」という今はなきリブロポートから出た本で、ちょうど今から10年ちょっと前、香港が中国に返還される直前、自分の中でちょっとしたチャイナタウンブームが起きていた頃だった。その時もいろいろな引用でモザイクのように彩られた著作にワクワクさせられたものだが……。
で、同性愛。
それも、女性よりはむしろ男性の側に比重をかけたこの世界史は、なんかとにかく凄かった。
ギリシア哲人の「天上の愛」みたいなのはドンと来い、な感じで読み始めたが、世紀末(この場合は1800年代末期)になると、あれもこれもどれも彼も、文学者、芸術家、 -
Posted by ブクログ
以前にハードカバーのほうを書店で見かけたとき、えらい背表紙の上部が痛んでいて、かなりの人が手に取った痕跡が見られた。あんたら好きね〜、と思いながら棚に戻した私も同類ですか、そうですか(笑)。
そんな気になるあの本が、このたびお求め安い文庫になりました!
私はBL好きではないし、腐女子というわけでもありませんが、まあ、どちらかというと「隠しておきたい、人に知られたくない性癖(最近この言葉の意味が違ってきてるよなー、と思いながら)」の話というのに興味があるので読んでみたいと思いました。
【買いました!】
面白かった!麻薬のように面白かった!
著者の海野弘さんは美術史が専門なので、この本に心理学 -
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Posted by ブクログ
20141012
思ってたのと違っていたけど面白かった。
特に第二章の近現代史的なもの。
魔女をどうとらえるかということにもつながるけれど、ジェンダーや女性解放、宗教と結びついた観点から考察するとこうなるのだなと思った。
参考になった。
中世あたりからくる、いわゆる魔女裁判的な魔女の歴史の考察ではなく、世の中の流れの中で、魔女像がどう変化して来たか、どうやって伝えられて来たかみたいなことに興味があったら面白いと思う。
なんだろう、女性がどうとらえられてきたかを知りたければ魔女を知れ、みたいな感じか。
でもって、アニメについてはあまり考察されてなくて、アニメの中に出てくる女性や少女に、時代の -
Posted by ブクログ
魔女とは何者か
魔女。
かぎ鼻に帚、黒い服。
怪しげな呪文に薬草。
そんなイメージのある、「魔女」と呼ばれる女性たち。
一方では恐れられ、迫害の対象となり、もう一方では憧れ、思慕の対象となる。
そんな魔女のイメージを過去から現代において探求し、魔女とは一体何者なのかに言及したのが本書である。
一言で言ってしまえば魔女とは自由な女性の姿だ。
著者はありとあらゆる女性の中に「魔女」の姿を見る。
それは第四章にある『新魔女一〇〇シーン』に詳しい。
ココ・シャネル、イサドラ・ダンカン、きゃりーぱみゅぱみゅ、『アナと雪の女王』.....。
そう、確かにどの女性たちも強く美しく創造的で魅力的。
「魔女