柏枝真郷のレビュー一覧
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飛行機ハイジャックで、あのビルがなくなった後のNY。
その前でプロポーズをした青年と、その相棒になる青年の
消防成長物語?
というわけで、物語の軸はそちら。
なので、事件はちょっとした支え、程度かと。
事件がっちりがいい、という人は止めておいた方がいいかと。
続きでがっちり、するかも知れませんが。
NYの消防隊はどこもこんな感じなのか? と思うほど
警察との差が激しい感じです。
舞台が日本じゃないので、さらにへぇと思う所が多々。
説明文にならない説明が入っているので
話の流れの邪魔にならなくてよかったです。
人を救うためなので、破壊活動OK。
確かに、それ壊さないで! とか言われると
人 -
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ネタバレ再読です。
再読記録のインデックスもあるんですが、いかんせん初読の時があまりに昔で、思い出せないので(笑)
さて、4巻目の硝子の街シリーズ。
ノブが中心だった前3巻から、ちょっと拡大。
今度はシドニーサイドが絡んできますね。
二人の子供時代の遊び友達が絡んできます。
ああ、でも人種の坩堝のアメリカらしく、人種問題的な話も絡みはじめます。曽我部物産の芹沢太郎さんが初登場。彼もこの先レギュラー陣だし、とてもよい方。
しかし、なんだろうね。
苦渋を味わった人のほうが人間として器が大きくなるのは、そりゃあるんでしょう。でも、誰だって苦渋なんて味わいたくないんだけどねぇ。 -
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ネタバレ再読です。
読み返すと、3巻って次のステップて感じ。1.2巻がノブの母親に関係を思い起こすストーリーなら、今度は父親。
あと、レギュラー陣のヘンリーのプライベートがかいま見える話。
このシリーズは同性愛の問題もですが、どちらかといえば家族関係の色が濃い。あと、拳銃や麻薬がさらっとでてくるのは舞台がアメリカだからですね。
ノブの父親が生身で登場して、結構ノブの中の人物像としてしか知らなかったのに、現実は?になるかも。再読なので、昔どう思ったかは思い出せませんが、一人の人間から得られる相手の人物像は、けして全体像ではないって事で。
ノブ親子+シドニーで食事をするシーンがありますが、のちのちシドニ -
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ネタバレシリーズ再読中。
きっと最初に読んだときとは違う(なんと言っても完結まで知っているので)感想だと思いますが、そもそも最初を覚えていないのでご勘弁!
しかし、NYって雪が結構降るんだなぁと、アホウな感想が最初です。アメリカは広いから、そりゃあいろんなところがあるんでしょうけど、四季はどんな感じなのかなぁ。
ほかのシリーズから顔をちょっと出したダニエル君が結構楽しいです。あと、メインキャラのヘンリーが今回からしっかりでてきますね。いい人だ。
しかし「友愛と純愛のNYストーリー」のあおりですが、ノブはトラウマ持ちまくりで、シドニーには忍耐の連続って感じですな。
『友達』の単語で、気の毒、なんですもの -
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ホテルの階段に未来からやってきた幽霊が出現して
殺された、と発言している。
幽霊が出現する、まではよしとしても、未来から、というのは
一体どういう状態なのか。
幽霊がタイムスリップするのかどうなのか。
色々と大量に疑問あり、です。
続きものなので、前の分を読んでいないと、少し分かりづらい所がありますが
主に人間関係の所なので、気にしなければどうにでもなるかと。
妙な従業員に、超能力。
それらを微妙に駆使して、色々と考えて捜査して。
びっくり、な最後ではなかったですが
なるほど、な手段ではありました。
このために、頻繁にそれが起こっていたのかと。
ただ、何となく最後が走馬灯状態で終わってるの -
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ネタバレ「晴れのち雷」シリーズ、二作目。
なんていうか……あんまり、おうちのでかい人を馬鹿にしてはいけないのだと思う。(苦笑)
そして、この人のうまいと思うのは、たいした理由もなく、この二人は好き同士なんだ……と、納得させてしまうところに有ると思う。
個人的に思うんだけど、人が人を好きになってく過程ってのは書くのがものすごく難しいと思うんだ。
おまけに、たいした事件もなく……だと余計に。
最初から「好きだ」っていう設定ありきだったら、とても簡単なんだけど。
好きな人間がとる行動は大体わかる。
でも、人が人を好きになる過程を冷静に、客観的に描写するのは難しい……だいたい、どっから、いつから -
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父をなくし古本屋をたたむ決心をした亀尾駿馬。探偵事務所に就職が決まる。早速依頼を受けて、地味な依頼ながら所長の古屋敷に従い仕事開始。
主人公の駿馬の特殊能力は「置き換え」。能力に制限があるため活躍の場は少ないが、それにしても便利ではある。ただ、派手な殺陣のシーンには活きないので、地味である。
探偵事務所の面々、古屋敷氏も頭脳を使い、他のスタッフもずば抜けたスキルを身につけているようだけど、活躍は地味だったような。スタッフ一同よく攫われていた気もする。琴音さんの活躍は、前もって読めたとはいえ格好良かったが。
薀蓄や細かい描写が冗長にも感じたけど、面白くはあった。文中にイラストが挟まれないの -
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