柳沢きみおのレビュー一覧
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ドラマから入った自分には
このマンガがこんなにも
化石化されてたとは思いもよらなかった。
でも
そういう意味でも楽しめるギャグマンガかなと思います。
色んな意味でやりすぎ(笑) -
芥川龍之介は「恋愛はただ性愛の詩的表現を受けたものである」と言った。エーリッヒ・フロムは「たいていの人は性愛を愛と結びつけて考えるので、肉体的に求め合うときは愛し合っているのだと誤解している」と言った。邪魔な男を殺そうとするこの物語は、恋愛の本質を問う物語でもある。この先が楽しみだ。
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成年コミックとしては、私にとって最高です。テレビ番組で見てから、コミック本を買うようになりました。一回読みとしては、少し高いのでなるべくサービス品を買うようにしています。
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主人公の顔が少し前から裏の顔になってきていた。
少しずつ、しかし確実に変わる男を、その表情の変化で表現する、作者の真骨頂と言える。
裏稼業の話だから、こういった終わり方にはなるのだろうが、見事に描き切ったと思う。
二代目の風の物語も読んでみたいものだ。 -
この作品では、裏稼業の仕事の合間にワンパターンのように愛人との関係と家族との関係の間で揺れ動く主人公が描かれている。
その関係が緊迫してくる様子が、作品に緊張感を与えている。
物語もいよいよ佳境。
どんな結末を迎えるのか。 -
コロナ禍も相まって外に出る機会が減り、また外に出なくても用事が済む現代の、ちょっとだけ前の話。
便利になったけどなんだか疲れる世の中を、この頃から見通してるような気がする。
そんなに前の話じゃないのにね。 -
柳沢きみお先生の過去作品とのことで読ませていただきました。
男の生き様の一つのカタチだと思います。
男なら誰でも、一度は憧れるピカレスクロマン。
面白かったです。