田中修のレビュー一覧

  • かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学

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    いい匂いの植物だけなのかなと思ったら、防虫のため、仲間を守るため、はたまた残念な匂いの植物まであって、とても興味深く読みました。
    サクラの項は必読です。ちょっとほろりときました。

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    2024年08月20日
  • 誰かに話したくなる植物たちの秘密

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    ▶︎ご存知ワサビ(学術名ワサビア 日本原産)は、長野県安曇野で北アルプスから大量に湧き出る湧水で育てられている。ワサビは、根から他の植物の発芽や成長を阻害する「アリルイソチオシアネート」を出すため、自らが阻害されないように低温流水の地を選んで自生していたのである。▶︎植物の世界も大変なんです。

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    2023年06月14日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    植物についての関心を持つきっかけになる本。

    現代の生活では植物に関心を持っていなくても何不自由なく暮らすことができる。食事のとき野菜や果物を食べるがそれは植物というよりは食べ物である。そんな意識の外にあった植物を知ることは、よりよく生きること学ぶことにつながりそうだなと思えた。

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    2022年11月21日
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」

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    写真とともに、フルーツの魅力が書かれた本。
    フルーツ大好きなので、興味深く読みました。

    一番驚いたのが………
    鳥取県の名産である二十世紀なしは、研究所や果樹園で作り出されたものでなく、当時13歳の少年がごみ捨て場で変わった苗木を見つけ、持ち帰って育てたものだとのこと。
    しかもその発見されたのは、鳥取ではなく、千葉県だったのだそうです。
    ふうむ。
    秋には二十世紀なしをよく食べるのですが、こんな秘話があったとは!
    面白いですね。

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    2022年05月04日
  • かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学

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    この本は、植物ごとに産地や香り、効能などが丁寧に紹介されています。
    インフルエンザやコロナにも有効な植物があるそうです。
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

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    2022年02月18日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    なぜ赤い果物は甘いのか
    なぜ熱帯の植物はカラフルなのか
    ユーカリの葉には青酸が含まれてるのになぜコアラだけは食べられるのか
    冬を過ごすと野菜はなぜ甘くなるのか
    種なし果物の秘密

    等々、淡々とした文章で書かれた植物のフシギ。
    面白かった!

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    2021年12月28日
  • 入門 たのしい植物学 植物たちが魅せるふしぎな世界

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    葉っぱ一枚の光合成を人間の技術では再現できないことがとても印象的だった
    植物は夜に背を伸ばすことをはじめて知った
    トマトとじゃがいもを組み合わせたポマトが印象的だった、遺伝子組み換えは画期的な技術だから、良い方向に活かしていってほしい
    また消費者の自分も正しい知識を持てるようにしたい

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    2021年11月22日
  • 植物の生きる「しくみ」にまつわる66題 はじまりから終活まで、クイズで納得の生き方

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    身近な植物のあれこれ。子ども向けのようなカバーだけど、大人でも十分楽しめる。
    今年のいちょうの黄色は一段とキレイね って、実はあり得ない。紅葉が鮮やかになる条件や良い場所の特徴、秋に咲くサクラの理由、キュウリの表面に付いている白い粉の正体、果樹の増やし方、切り花を長持ちさせる方法 等々、子どもやデートの時にも使えそうなネタが豊富。

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    2021年11月17日
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」

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    栽培方法から美味しく食べられる保存方法まで簡潔にまとめてくれている。果物の入門書ってところか。

    初版の‘13年以降情報系のテレビ番組が増えているからか聞き覚えのある効能もチラホラ出てきたけど、何だかんだでいざ子供に聞かれると自分なんかはたちどころに回答に困るんだろうな。

    栄養学みたいな分野って、いつも難解な横文字成分を中心に講じられる印象だったから、クイズもまじえた子供にもやさしい解説は有り難かった。(いい歳してそれを言っているのも問題だけど…)よく口にする果物でさえ種からヒラヒラとした花が咲いて、実(固体)になる過程を追うと生命の神秘を感じてしまう笑

    メロンの網目模様の謎なんか今まで知

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    2021年11月06日
  • すごい植物最強図鑑

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    小学生向きと言うことだが、大人が読んでも面白い。
    身近な植物の「なるほど」が書かれている。
    何気に見過ごしてしまう植物にも興味を持てるようになった。
    こう言うことを、子供たちに教えることができたら、将来生物学にも興味を引くだろうな。

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    2021年10月02日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    身近な植物から、しらなかった植物の生体をわかりやすい言葉や例題で解説されていて、とてもためになった。

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    2021年09月23日
  • かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学

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    ジャスミンは
    お茶になるものもあるが毒になるものもある

    生物だけど香りは化学 カタカナがいっぱい

    とても沢山の論文が分かりやすく解説されていて面白い
    驚くような着眼点のものもあって
    研究者は根気強く実験を重ねてきたんだろうな

    動けない代わりに身を守るような事もできる
    スゴイですね!

    長い歴史の間にわかってきた事柄
    ハーブや薬は植物から生まれてくる

    巻末の表でわかりやすくまとめられているので
    忘れた頃に見たらいいかも(^^)

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    2021年10月06日
  • 植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

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    「植物はすごい」七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密 田中修著 中公新書

    「サクラは、「冬の寒さがきびしくないほど、春の“目覚め”が良くない」
    一本の木に咲いている花の個数が10万個を超えることも、珍しくありません。
    1つの芽から1つの花が咲くウメ 1つの芽から複数個の花が咲くソメイヨシノ

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    2021年08月09日
  • 日本の花を愛おしむ 令和の四季の楽しみ方

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    サツキツツジのイラストの解像度だけがめちゃめちゃきになる……
    なぜそこだけすり抜けてしまったんだ……

    その花にまつわるお話がいっぱいの、図鑑のような形。
    正直一冊手元に置いておくか迷うくらい。

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    2021年05月02日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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     この本は植物の巧みな生き方をわかりやすく解説している。
     本書は本筋の理解に必要な化学や生物用語を解説しているので理系の知識に詳しくない人でもわかりやすく読み進めることが出来る。
     また所々に日常生活で見る植物の例やそれにまつわる日本文化の由来が語られ読者の興味を引くように工夫されてとても楽しめるようにもなっている。


     一章
     植物は光、二酸化炭素、太陽光を利用して自身で栄養を作り出せる。また外敵から身を守る手段としてトゲを利用。
     二章
     味(渋み、苦味、酸味、辛味)を利用して身や種を守ったり、反対に成長した種を運ばせるためにわざと食べられるように実を甘くしたりもする。
     三章
     

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    2021年04月20日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    ネタバレ

    植物はすごい
    生き残りをかけたしくみと工夫

    著者 田中 修
    中公新書2174″
    2012年7月25日発行

    植物の仕組みについて、種の保存の観点から分かりやすく解説した本。物語性があってとても楽しく読めるし、読んでいると植物はすごい、えらい、と思えてくる。なかなかの人気本らしい。

    自分の身を守るため、トゲを備えたり、実や体に毒を含ませたり、まずい味にしたりと、植物は工夫する。しかし、子孫を同じ場所ではなく、他の広いエリアで繁殖させるためには、動物や虫の機動性を利用するしかない。そこで、柿のようにまだ種が出来ていないうちは渋く、種が出来たら食べてもらえるように甘くなる。食べてもらって、食べて

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    2021年03月17日
  • 植物のひみつ 身近なみどりの“すごい”能力

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    中学、高校の生物くらいの知識でも気軽に読める本だった。日本で身近な植物について多く扱っており、親しみやすい内容で、雑学が身についたように感じる。イネのひみつで、水の中で育てられるイネは根を伸ばす必要が無いため、重い稲穂を支えられないということが書かれており、水田の歴史的な発展の科学的根拠を得られたように思う。

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    2021年03月13日
  • 植物学「超」入門 キーワードから学ぶ不思議なパワーと魅力

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    植物を育てていく上で実用的な良本でした。
    落葉樹の葉は、枯れて落ちるというより、冬になると引き際を悟り、本体に栄養を送った後、自ら離層を作り落ちて行く。
    何かロマンを感じます。

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    2020年10月24日
  • 植物はなぜ毒があるのか 草・木・花のしたたかな生存戦略

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    自分、薬剤師だし、医薬品の開発もしてるし、なんて思いながらパラパラ見てて、ふーんとか、まぁそうだよね、というのが1.2章辺りで、3章は、そうそう、あっ、ヘェ〜となり、4章以降は栄養学的な要素がメインでガラッと変わり、ふむふむとあれやこれや疑問や突っ込み、またはググりながら読みました。意外に役に立つな、と。

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    2020年08月29日
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」

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    後半に行くほど、あまり馴染みのないフルーツが出てきて、おもれー、くいてーとなる。
    メジャーな果物はたくさんの蘊蓄があるけど、そのマニアックな方に、もう少し情報があったらなぁ〜と。

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    2020年07月11日