田中修のレビュー一覧

  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫
    最高に楽しかった。植物はすごい!まさにそんな感じだった。著者の田中修さんが書かれる文章も読みやすく、面白い。同著者の本を他にも読んでみたい。
  • 入門 たのしい植物学 植物たちが魅せるふしぎな世界
    植物学の入門書。とにかく読みやすい一冊。

    著者はマスコミに呼ばれることも多い研究者。そのせいか、人がどういうところに興味を持つのか、どこで理解に苦しみ引っかかるのか、それをよくわかってるのだろう、という印象を受ける本の作り。
    序盤は少々俗っぽい事例を取り上げつつ読者の興味を惹き、徐々に話を深めてい...続きを読む
  • 雑草のはなし 見つけ方、たのしみ方
    たぶん家族や友人よりももっとも身近な存在なのではないかと思うくらい近くにあるのだけど、その存在は「雑草」ゆえに普段気にも留めない。
    しかしこの本を読んで、雑草に謝りたくなった。雑草は健気にたくましく生きている。それなのに、、、
    明日からは世界が変わって見えるだろう。まいにちの出勤の道のりが楽しくなり...続きを読む
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」
    おもしろすぎる。自家不和合性、雌雄異株の理由、品種の生まれ方、植物の生きる工夫とそれを巧みに利用する人間の知恵!
    冗談エピソードだけの項もあって田中先生、お茶目。
  • 植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ
    おもしろい!植物の尊厳!満を持して生きている姿が素晴らしくて、ちょっとしたことで動揺したり迷ったりする自分の生き方のヘナチョコさを思い知らされる。
    本川達夫「ゾウの時間ネズミの時間」に通じるものを感じた。人間なんて特別でも何でもないし、凄くも偉くも何ともないよ、と思わされる。
  • 雑草のはなし 見つけ方、たのしみ方
    先日の『植物はすごい』がなかなか面白かったので、同じ著者のこちらを入手してみました。まずは第1章「春を彩る雑草たち」をこれまたなかなか面白く読み、第2章「初夏に映える緑の葉っぱ」以降はまたその時期に読むことにします。(笑

    名前の由来についても、先のヤマケイの図鑑とは別の由来も記載されており、興味深...続きを読む
  • 葉っぱのふしぎ
    [ 内容 ]
    可憐な花や美味しそうな実に隠れてしまいがちだが、葉っぱは、植物そして動物たちすべての命を引き受けて、黙々と光合成をしている。
    太陽の光と地中の水と二酸化炭素から、酸素とデンプンを作り出すその働きは、何ものにも代え難いのだ。
    本書は、植物を心から愛する著者が、葉っぱの気持ちになって記した...続きを読む
  • ふしぎの植物学 身近な緑の知恵と仕事
    去年一回読んで,現在再読中。平易な文章でややこしい植物の仕組みについて語られている。目から鱗が落ちる箇所がいくつもあった。特に,発芽・種皮・植物の五感のはなしはとってもおもしろい。動物のように自由に移動できない植物だけれど,限られた場所で生き延びるためにあらん限りの知恵をふりしぼっていることがわかる...続きを読む
  • 入門 たのしい植物学 植物たちが魅せるふしぎな世界
    葉の吸収スペクトルと作用スペクトルのとこは自分も高校の時引っかかっていたのを思い出し、あらためて葉の光合成のメカニズムのすごさを知った。
  • 入門 たのしい植物学 植物たちが魅せるふしぎな世界
    植物学と言うにはジャンルがかなり偏っている気がするが、読んでいて楽しい。興味を持たせると言う意味では入門なのかもしれない。実験についても色々書かれており、できれば実際に実験してみたい。
  • 誰かに話したくなる植物たちの秘密
    ▶︎ご存知ワサビ(学術名ワサビア 日本原産)は、長野県安曇野で北アルプスから大量に湧き出る湧水で育てられている。ワサビは、根から他の植物の発芽や成長を阻害する「アリルイソチオシアネート」を出すため、自らが阻害されないように低温流水の地を選んで自生していたのである。▶︎植物の世界も大変なんです。
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫
    植物についての関心を持つきっかけになる本。

    現代の生活では植物に関心を持っていなくても何不自由なく暮らすことができる。食事のとき野菜や果物を食べるがそれは植物というよりは食べ物である。そんな意識の外にあった植物を知ることは、よりよく生きること学ぶことにつながりそうだなと思えた。
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」
    写真とともに、フルーツの魅力が書かれた本。
    フルーツ大好きなので、興味深く読みました。

    一番驚いたのが………
    鳥取県の名産である二十世紀なしは、研究所や果樹園で作り出されたものでなく、当時13歳の少年がごみ捨て場で変わった苗木を見つけ、持ち帰って育てたものだとのこと。
    しかもその発見されたのは、鳥...続きを読む
  • かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学
    この本は、植物ごとに産地や香り、効能などが丁寧に紹介されています。
    インフルエンザやコロナにも有効な植物があるそうです。
    ぜひぜひ読んでみて下さい。
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫
    なぜ赤い果物は甘いのか
    なぜ熱帯の植物はカラフルなのか
    ユーカリの葉には青酸が含まれてるのになぜコアラだけは食べられるのか
    冬を過ごすと野菜はなぜ甘くなるのか
    種なし果物の秘密

    等々、淡々とした文章で書かれた植物のフシギ。
    面白かった!
  • 入門 たのしい植物学 植物たちが魅せるふしぎな世界
    葉っぱ一枚の光合成を人間の技術では再現できないことがとても印象的だった
    植物は夜に背を伸ばすことをはじめて知った
    トマトとじゃがいもを組み合わせたポマトが印象的だった、遺伝子組み換えは画期的な技術だから、良い方向に活かしていってほしい
    また消費者の自分も正しい知識を持てるようにしたい
  • 植物の生きる「しくみ」にまつわる66題 はじまりから終活まで、クイズで納得の生き方
    身近な植物のあれこれ。子ども向けのようなカバーだけど、大人でも十分楽しめる。
    今年のいちょうの黄色は一段とキレイね って、実はあり得ない。紅葉が鮮やかになる条件や良い場所の特徴、秋に咲くサクラの理由、キュウリの表面に付いている白い粉の正体、果樹の増やし方、切り花を長持ちさせる方法 等々、子どもやデー...続きを読む
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」
    栽培方法から美味しく食べられる保存方法まで簡潔にまとめてくれている。果物の入門書ってところか。

    初版の‘13年以降情報系のテレビ番組が増えているからか聞き覚えのある効能もチラホラ出てきたけど、何だかんだでいざ子供に聞かれると自分なんかはたちどころに回答に困るんだろうな。

    栄養学みたいな分野って、...続きを読む
  • すごい植物最強図鑑
    小学生向きと言うことだが、大人が読んでも面白い。
    身近な植物の「なるほど」が書かれている。
    何気に見過ごしてしまう植物にも興味を持てるようになった。
    こう言うことを、子供たちに教えることができたら、将来生物学にも興味を引くだろうな。
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫
    身近な植物から、しらなかった植物の生体をわかりやすい言葉や例題で解説されていて、とてもためになった。