田中修のレビュー一覧

  • かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学

    Posted by ブクログ

    植物と香りの科学。
    おもしろい。
    キンモクセイが日本には雄株しか存在しないことに驚き、
    35歳以上の女性には存在しない甘い香りが存在することに驚き、
    クリがカスタネットの語源であることに驚いた1冊。

    0
    2021年05月05日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

    Posted by ブクログ


    植物たちは、根から吸った水と空気中の二酸化炭素を材料にして、太陽の光を利用して、葉っぱでデンプンをつくる
    学校で習ったし、もう当たり前の常識的なことになっているが、実際「どんなに費用が掛かってもいいから、水と二酸化炭素を原料に、太陽の光を使ってデンプンを作ってください」と依頼して引き受けられる人はいない
    何気なく当たり前に感じていたがやはり植物はすごいことを静かにしている!

    そもそも何も食べなくて生きていることがすごい!
    「だって自分たちで作れるんですもの!」
    ⁉︎⁉︎⁉︎
    し、失礼しました!
    そう、先に書いた通り、植物たちは自分たちで、光合成によりデンプンやブドウ糖を作りだし、これらをエ

    0
    2021年01月03日
  • クイズ 植物入門 一粒のコメは何粒の実りになるか

    Posted by ブクログ

    クイズ形式になっているので、正解・不正解を楽しみながら読むことができた。
    80問。
    そういえば生物で勉強したな、と思い出すこともたくさんあった。
    記憶力に自信がないので、読んだことをすぐに忘れてしまいそうなのが、残念だ。
    植物は動かない、なんてことない。
    驚くべき存在だ、と感じた。

    2005.8.24
    ともかく面白かった。
    生物って、本当に面白い。
    ソメイヨシノが全て接ぎ木で増やされている、とか、全く知らなかった。
    植物って、人間に似ているところがあるんだ、と驚いた。
    2008年に売り出される種なしのビワも食べてみたい。
    でも、高いんだろうなぁ。
    植物についてもっと知りたい。
    この本は保存版

    0
    2020年04月26日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

    Posted by ブクログ

    身近な植物にも不思議がいっぱい。
    そんな植物の「すごい」特集。
    何というか、休日の昼下がりに日向ぼっこしながら、おじいちゃんの話を聞いてる感覚になってくる一冊でした。
    種々の花々や果実の生態系云々よりも、それにまつわる蘊蓄の方が興味を惹かれてしまった。言葉の語源や、神話、その他、著者のほっこり感想など。
    そんな中、初めて聞いた熟語。
    「歳寒の松柏」
    歳寒は寒い冬を意味し、松柏はマツと、ヒノキ科のヒノキやサワラ、コノテガシワなどの樹木を指す。これらはいずれも常緑樹で、寒い冬にも緑の色を変えないことから、どんなに苦しい時でも、信念を貫き通すことのたとえに使われるそう。
    良い言葉ですね。
    古来、神社

    0
    2020年01月25日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

    Posted by ブクログ

    植物の生態について、生きていくこと(遺伝子を残すこと)に対する仕組みの凄さについて書かれています。何気に見かける(よく聞く)、あの植物にこんな凄さがあったんだと面白く読ませていただきました。
    植物は食べなくても、太陽と水があれば生きていけます。そこが動物と違うところなのですが、それでも地上には動物がいて、それと関わることなしというわけにはいきません。食べられることを通じて、お互いに利用しあって生態系が回っているのだなと、その仕組みを楽しく学ぶことができました。

    0
    2019年07月10日
  • ありがたい植物 日本人の健康を支える野菜・果物・マメの不思議な力

    Posted by ブクログ

    日本人、今でこそ少なくなったけど喫煙好き、そして野菜や果物の摂取量は少ない。それなのに、平均寿命、健康寿命は世界のトップクラス。その理由を著者は次の4つだと。①日本の生活環境が安全・安心 ②進んだ医療技術とそれを享受できる保険制度の充実 ③国内産農産物の優れた品質 ④和食パワー。この本の内容自体は、野菜個々の説明が多いです。なお、日本人の好きな漬物の順は、キュウリ、白菜、大根、茄子、カブ。好きな果物の順は、苺、ミカン、桃、梨、リンゴ、ブドウ だそうです。

    0
    2018年11月28日
  • 植物のかしこい生き方 欲張らず、むだに戦わずしたたかに生きる知恵

    Posted by ブクログ

    ふつうの植物は窒素を土の中から吸収するが、ハエトリソウは生きた虫の体からそれを吸収する。痩せた土地でも生きられるための防衛手段として身につけたものである。自然界において生き残ることができたものというのは、環境の変化に対応できたもの。植物たちは様々な工夫を凝らして、自分の置かれた場や状況の中で生き残っている。人間は植物と違って動き回ることができるものだから、ついつい自分に合わせた環境を求めてしまう。場を求める努力も必要だが、時には自分が置かれた状況に合わせることも必要だということ。相手や環境を変えるのではなく植物のように自分自身を変えてみる。やってみれば、それまで気づかなかった自分の力が発揮され

    0
    2018年11月03日
  • 植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ

    Posted by ブクログ

    ●タイトルどおり、植物のあっぱれな生態について解説している。植物の生き抜くための創意工夫について色々知ることができる。

    0
    2018年10月31日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

    Posted by ブクログ

    ●ひと口に植物といっても、多種多様な特徴があって、様々な戦略でもって厳しい自然の中を生き抜いている。そんな植物の生き方を改めて観察してみると、どうしてそうなったのか、なぜそんな姿になったのかと思うことも多いけれど、それにはちゃんと理由があって驚きがある。植物の世界も奥が深い。

    0
    2018年10月23日
  • ふしぎの植物学 身近な緑の知恵と仕事

    Posted by ブクログ

    それなりに植物と暮らしている自分でさえ、植物の性質といえば光合成して二酸化炭素吸って酸素出して根っこから水吸って・・・という雑なステロタイプしか持ち合わせていなかったことに気付く。実に様々な特徴や機能を持っていて、読んでいて飽きない。珍奇な植物の紹介ではなく、よく知られている身近な植物たちの知られざる生態であるところがよいのである。

    0
    2018年10月18日
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」

    Posted by ブクログ

    ポピュラーな果物から、
    日本ではあまり知られていないけれど、
    おいしくて世界で愛されている果物まで、
    50種類の果物をかんたんに解説し、
    さらに果物の「なぜ?」と思えるようなところの
    おもしろい話を盛り込んだ本です。

    ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンE。
    抗ガン作用だとか、長生きに大事だという抗酸化物質ですが、
    ぶどうだとかレモンだとか果物に多く含まれるものです。
    でも果物って、おまけというか趣向品みたいなもので、
    僕がスーパーの青果担当をしていた時には、
    野菜ほどなんてぜんぜん売れない、
    と先輩から聞いたし実際そうだったのだけど、
    でも、たくさん食べたいものですよね。

    日本人の果物摂

    0
    2018年05月30日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

    Posted by ブクログ

    すべてを「すごい」で片付けるのは、あまりにも「雑」かと。
    読者をバカにしているような印象を受けましたし(読者の知識レベルをかなり低く見ている印象を受けましたし)、取り上げている植物にも失礼な表現かもしれない、と思いました。

    また、植物の進化の因果関係に関する記述も、かなり雑な印象を受けました。

    進化の因果関係に関する記述の雑さに関しては、生物学者にありがちだとは思うのですが、何とかならないものでしょうか…。

    0
    2018年05月03日
  • 植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ

    Posted by ブクログ

    ときどき、人間の生き方に寄せて、植物の生態を語る部分がうっとうしいが、知らなかった事実も多く、読む価値はあった。

    ・タネは3000年以上もの間、都合の悪い環境(温度、水、酸素、光)を耐えしのいで、発芽のチャンスを待ち焦がれていた。
    ・モヤシは光が当たると、伸長が止まる。
    ・花は生殖器官。
    ・ナシ、サクランボ、ソメイヨシノは接ぎ木で増やされている。
    ・雄株と雌株がある植物に、サンショウ、イチョウがある。
    ・東京が日本一早い開花宣言を出すのは、高知や宇和島、熊本より、温度が高いからではない。冬の温度が高いため、春になっても、これらの地方のソメイヨシノのつぼみの目覚めが悪いから。
    ・暑さと寒さはタ

    0
    2017年05月31日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

    Posted by ブクログ

    内容がゆるい…。
    へーそうなんだー!という内容ではなくて、ふーん…くらいなんです。
    眠い。。
    せめてもっとそれぞれの仕組みを掘り下げれば興味持てたのかな。
    植物初心者向けのようだけど、その割りにあまりキャッチーな話題がない。

    0
    2016年11月21日
  • 植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

    Posted by ブクログ

    ややくどいが、植物の知識が身についたのは確かです。もう少し端的に書けると思うが、読み応えを感じさせてくれる。

    0
    2015年11月10日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

    Posted by ブクログ

    期待していたのとはちょっとちゃうかったけど、面白かった。都会人を自称する私としましては、土いじりは好むところではないんで、草木には関心も過大な愛情も無いんやけど、実は、初めてカミングアウトすんねけど、草や木には『意思』があんのちゃうかと思ってるんです。進化は意思によってもたらされる(意思進化論というとります)と私は思いたいわけで、植物も進化の過程で何らかの意思があったのとちゃうかと思って読んでみたんやけど、チョット期待はずれ。

    0
    2015年10月26日
  • 植物は人類最強の相棒である

    Posted by ブクログ

    子ども電話相談室でも、科学の問いかけに良い回答をされてる先生。他の作品と同じく、植物の不思議なまでの戦略や驚くような適応性。ものを言わぬ植物なのに、なんて、素晴らしい前衛的な進化。ヘェ〜〜ッと、驚くこと、確実です。

    0
    2014年08月01日
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」

    Posted by ブクログ

    フルーツは朝昼積極的に摂取し続けようと思う。
    豆知識が沢山書いてある。
    バナナをメモ用紙に使う発想はなかった!

    0
    2014年03月06日
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」

    Posted by ブクログ

    色とりどりに美しく香り高いフルーツという名の球形は
    その中にいったいなにをかくしているというのか
    みずみずしく芳醇な甘酸っぱさを期待してこれを割ったならば
    その中から人間の赤ん坊が生まれてきたという昔話もあるように
    人々は、みずからの心の楽園をその美しさに投影する
    アダムとイヴもまた
    エデンをしのぐすばらしい楽園を
    リンゴのなかに期待したのかもしれない
    しかし食べてしまえば、それも文字通り「梨のつぶて」だろうか?
    いや、残された種を見る、そのときこそ我々は
    「歴史」とむきあう機会に立っているのだ
    皮は風呂にでも入れればよいだろう

    写真がたくさん使われてて楽しい新書
    さいきんこういうの多いです

    0
    2013年11月30日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

    Posted by ブクログ

    ・晴天の日の太陽の光の強さは10万ルクスだが、多くの植物が光合成で使いこなせる光は2.5万〜3万ルクス。余分なエネルギーは活性酸素をつくりだすため、ビタミンCとビタミンEなどの抗酸化物質で害を消している。
    ・色素のアントシアニンとカロテンも紫外線の害からまもる抗酸化物質。アントシアニンはポリフェノールの一種で、赤や青の色素。カロテンは、赤、橙、黄色の色素。
    ・以前、田植え前にはマメ科のレンゲソウが育てられていた。機械化によって早い時期に苗を植えるようになったため、近年は成長の早い菜の花が緑肥として使われている。

    0
    2018年10月31日