田中修のレビュー一覧

  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」

    購入済み

    フルーツの話

    後半に行くほど、あまり馴染みのないフルーツが出てきて、おもれーくいてーとなる。
    メジャーな果物はたくさんの蘊蓄があるけど、そのマニアックなな方、もう少し情報があったらなぁ〜と。

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    2020年07月11日
  • 日本の花を愛おしむ 令和の四季の楽しみ方

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    NHKラジオ第一で放送されている「子ども科学電話相談」回答者などでおなじみの田中先生の新刊(2020/1/25初版)。
    季節別(新春・早春・春・初夏・夏・秋・冬)でそれぞれの時期に咲く花が挙げられている。
    その他で「時刻を知らせる植物たち」もある。朝に咲くアサガオ、10時頃に咲くマツバボタン、夕方に咲くオシロイバナ、夜に咲くツキミソウ、夜中に咲くゲッカビジンなど。この区分は特徴的だと感じた。ご専門の分野でしたっけね。
    さて。タイトルに「日本の花」とあるので洋花は含まれないと思い込んていたのだけど、そんなことはなくて、春にはチューリップやカーネーション、夏にはハイビスカス、冬にポインセチア。現代

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    2020年02月24日
  • 植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

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    なぜ「昆虫はすごい」やこの「植物はすごい」、「雲の名前」といった自然科学、柔らかくいえば、自然の営みに目が向くのか。それは私が4歳から10歳くらいまで、人里はなれた山に中の一軒家で、大人たちに囲まれて過ごした歳月が、いつも心の底にあるからで。
    山に登らずに「お~い」と叫んで帰ってくるこだまを聞いたことがあるだろうか、遠くの山が煙り、瞬く間に迫ってきた夕立に追いかけられるのを知っているだろうか。
    回りに言わせれば私の元風景だと言うことだ。そこで自然の中で体験したことが、後で気がついたある寂しさとともに、一時期自然の草木や四季折々の移り変わる風景や音の中で育ち、大人が話してくれる民話などで育ったと

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    2019年12月30日
  • 植物学「超」入門 キーワードから学ぶ不思議なパワーと魅力

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    植物に関する素朴な疑問の数々、「なぜ骨もないのに立っていられるのか」「なぜ芽は土を押しのけてこられたのか」「なぜ葉っぱは緑色なのか」「なぜ芽は上に伸びるのか」「なぜ根は下に伸びるのか」等々……これらに答えるべく並べられた様々なキーワードを軸に、植物の不思議な性質・生態が明らかにされていく。キーワードの例を挙げると、「吸収スペクトル」「フィトクロム」「頂芽優勢」「光周性」「フロリゲン」「FTタンパク質」「バーナリゼーション」……初見の言葉だらけですわw
    中でも感銘を受けたのが「限界暗期」。これはツボミができるかできないかの境目の夜の長さのことで、なんと15分間隔の精度を誇るらしい。イネのある品

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    2019年08月21日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    植物は生きている、当に生物なのだと納得する。
    虫に好かれようと、逆に身を守るために苦い味にしたり。
    必死に生きているのは地球上の生命全てに言えることだ。

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    2019年06月27日
  • 植物のひみつ 身近なみどりの“すごい”能力

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    ネタバレ

    2019/6/22 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2021/4/27〜5/1

    田中先生の植物本。今回は身近に接している10種の植物、ウメ、アブラナ、タンポポ、イネ、アジサイ、ヒマワリ、ジャガイモ、キク、イチョウ、バナナに関するエピソードを学術的成果を交えながら、独特の文章で分かりやすく解説。高校で生物を履修している人なんか読むと良いだろうなぁ。

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    2021年05月01日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    全くの偶然から生物が生まれ、それぞれ異なる道を動物と植物は歩んできました。われわれ人間から見ると、まだまだ夢のような光合成が出来たり、紫外線から身を守る色々な抗酸化物質を作ったり、生き残るために本当に植物は「物を作る」生物です。凄いです。

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    2019年01月06日
  • 花のふしぎ100

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    ネタバレ

    オールカラーで見開き一ページ分がQ&Aになっていて読みやすく楽しかった。世界一大きい花、小さい花。毒がある花など楽しく読めた。あと言われてみれば当たり前のことなんだけど同じ種類の植物は一斉に花開き子孫を残す。花開く時間が決まっていて花時計になるほど正確だというがすごいなと思った。午前4時アサガオ、6時ハイビスカス、7時ホテイアオイ、8時キシンバイ、8~9時ポーチュラカ、マツバギク、オオイヌノフグリ、ハコベ、カタバミ、9~10時タンポポ、チューリップ、クロッカス、ムラサキカタバミ、タマスダレ、11~12時ゴジカ。午後2時ヒツジグサ、3時ハゼラン、4時オシロイバナ、7時ツキミソウ、10時ゲッカビジ

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    2018年05月22日
  • 植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

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    この本を読む前に読んだ、同じ著者による『植物はすごい』に比べると、かなりよい本でした。

    アサガオが朝咲く仕組みや、トマトの実割れの原因、チューリップの花は日に日に大きくなること、など、なかなか面白かったです。

    が、因果関係に関する記述の雑さは、多少はマシになったものの、相変わらずでした。
    また、植物を擬人化しすぎな点も、気になりました。

    もう少し客観的な記述にならないものですかね。

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    2018年05月19日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    田中修 「植物はすごい 」植物の特性を わかりやすく説明した本。植物のすごさに驚き、植物も 次の世代に 命をつなげるために 生きていることに 気づかされる。植物を見る目が変わる。特に 菜の花が 肥料、なたね油、バイオディーゼル燃料、土壌の放射能汚染緩和効果に驚いた

    植物のすごさ
    *少しくらい食べられても生きていける
    *食べられないためのトゲ、渋み、辛み、毒を持つ
    *カビや病原菌を退治するための かさぶた、香りを持つ
    *葉が親株から落ちても 腐葉土となって 親株を育てる

    食べられても生きていける
    *小さい種から 大きい野菜に成長する
    *自分でエネルギー源となるブドウ糖などを作る
    *自分でアミ

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    2017年11月02日
  • 日本人と資本主義の精神

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    前半は著者が元大蔵官僚として80年代バブルを解説など。

    後半部分は山本七平の抜粋と解説。

    最終章あたりは野口悠紀雄の抜粋と解説。他人の褌本だがまあまあ有益。

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    2017年10月02日
  • 植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

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    『植物はすごい』に続いて、今度は身近な植物七種、すなわち、
    サクラ、アサガオ、ゴーヤ、トマト、トウモロコシ、イチゴ、チューリップ、
    についての七不思議を解き明かす。

    トウモロコシを筆頭に、二酸化炭素を効率力吸収できる酵素(PEPカルボキシラーゼ)を持つ植物をC4植物と呼ぶなんて、全く知らなかった。温室効果ガスの削減に一役買ってもらいたい。

    一番の驚きは、イチゴの実は実では無かったということと表面のつぶつぶは厳密にはタネではなく実だということ。

    本当に、植物はすごい、です。

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    2017年09月13日
  • ありがたい植物 日本人の健康を支える野菜・果物・マメの不思議な力

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    私たちが普段よく食べている野菜について、栽培されるようになった経緯と効能を記した「ありがたい」本。
    野菜は健康に欠かせない食材であることを再認識できた。

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    2016年12月14日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    植物も生存のために色々と戦略を立てていることが判る一冊。
    以下は個人的になるほど、と感心した点。

    ■ワサビの学名は「ワサビア・ヤポニカ」という。
    ■ゴーヤーは熟すとタネのまわりが甘くなり食べられる。
    ■イチジク、パイナップル、パパイヤにはタンパク質を分解する物質が含まれる。
    ■アジサイの葉っぱには生産系の物質が含まれているらしい。
    ■植物に含まれるビタミンCやビタミンE、アントシアニン、カロテンなどの抗酸化物質は、太陽の強力な紫外線によって作られる活性酸素から植物自身を守るために生成されている。

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    2017年09月20日
  • 入門 たのしい植物学 植物たちが魅せるふしぎな世界

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    電柱の上部に、ノウゼンカズラはどうやって芽吹いたのか。
    元の株は何年も前に絶えてしまっていたのに。
    赤色のレンコンを品種登録するまで、どんな過程を踏んだか。
    ガラスビーズでどうやってキノコを育てるか。
    こういった面白い話題が次々に上げられ、謎が解かれる。

    特に面白かったのは、キノコの話。
    高齢化が進むキノコ農家が、原木栽培をやめられない理由、しかし味がいいはずの原木栽培のキノコが高くは売れない理由など、社会的な問題から新しいキノコの栽培法が生まれていくのが読んでいて面白い。

    本書の最後は遺伝子組み換えの可能性について述べている。
    昔、バイオテクノロジーに脚光が当たった時、未来を支える技術と

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    2016年07月11日
  • 植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

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    田中先生の本は基本どれも似たような内容。植物学を少しでもかじった人には当たり前でも、一般人は知らないようなあたりで、読めば感心できる程度の難易度のことを取り上げて書いている。最先端の学説や数式とは無縁で、いい意味で古きよき一般向け学術書の趣。
    『植物はすごい』は様々な植物を取り上げたが、これはサクラ、朝顔、ゴーヤ、トマト、トウモロコシ、苺という身近な植物6つをそれぞれ別の章にして、その「不思議」の謎を解くという形で解説している。
    面白さは一冊目の方が上だが、これはこれで使い道がある。サクラと苺以外は夏に観察しやすいので、子どもの夏休みの自由研究に使える。親が読んで、ここに書いてある実験をすれば

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    2016年07月03日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    光合成。トゲや毒による保身の術。少々食べられても平気。
    種は自力で飛ばすか、動物を利用するかして、勢力拡大。
    紫外線をものともしない抗酸化力。殺菌力。樹木は超長生き。
    などなど、人間にはできないワザの数々。
    太古の昔に海から上陸を果たして以降、植物たちは黙々と努力を重ね、
    それらの能力を身につけてきた。・・というくだりで、胸があつくなりました。
    ドリトル先生物語に描かれた、意思をもって月世界の一員たる月の植物の姿は
    絵空事でなく、ごく身近にあったのです。
    一読して以来、食卓での合掌の意識が深まりました。

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    2016年04月28日
  • 植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫

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    植物って、確かにすごい。そして面白い。

    特に後半の、植物が紫外線や熱、寒さから身を守る戦略については興味がそそられた。
    日中の気孔からの水分の蒸発を防ぐために、夜二酸化炭素を取り込む仕組みを作り出したサボテンなどのCAM植物。

    それから、次世代を作り出す仕組みの話も。
    温州ミカンが日本原産ということ自体知らなかったけれど、この種のないミカンも、花粉が種を作る力がないだけで、雌しべがほかの品種の花粉を受粉すればきちんと種ができるそうだ。びっくり。

    無花粉スギの話も面白い。
    無花粉なので、種はできない。
    花粉ができる杉の花粉で受粉させることで種を作るそうだ。
    しかしそれだと、花粉ができる杉か

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    2016年03月24日
  • 植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

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    サクラ、アサガオ、トマト、トウモロコシ、ゴーヤ、チューリップ、イチゴ。身近な植物達の不思議を丁寧に解説してあって、とてもためになった。サクラが花を咲かせるには寒い季節を経ないといけないなど、目からウロコ情報が満載。たまには全く仕事と関係ない本を読むのもいいな。

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    2016年03月06日
  • 植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

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    これまで全く触れることのなかった分野です!
    本屋で何となく引かれるものがあったので、手を伸ばしてみました。

    サクラは、なぜ春に花が咲くのか?
    なぜ、ソメイヨシノの開花は“はなやか”なのか?“はかない”のか?
    イチゴのタネは、どれか?
    チューリップは、なぜ球根で栽培するのか?

    など身近な植物に焦点を当ててあり、とても興味深く読めました。

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    2015年11月09日