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植物の葉っぱは、花を咲かせ、タネをつくるために、日光・水・二酸化炭素から必要なエネルギーやでんぷんを作り出す光合成を行います。植物は葉っぱで成長しますが、草食動物やそれを食べる肉食動物を考えると、多くの生命の源になっているのです。この身近な葉っぱですが、なぜ緑色をしているのか? どうして無機物から有機物を作り出せるのか? 季節の移り変わりをいかに知るのか?など、意外に知らないことばかり。
本書は、テレビでもおなじみの自称「葉っぱ博士」田中修教授が、愛情豊かに葉っぱの仕組みと働き、そして葉っぱの気持ちを語ってくれます。
Posted by ブクログ 2015年01月16日
田中先生の本はかなり集めている。
読みやすく、体系的に描かれていて頭に入ってきやすい。
この本は今までの著書に書かれている内容も書かれており、語り口調のためかまるで講義を聴いている気分になる。
カラーの図や絵もふんだんに入っており、内容が高度な理科の教科書のようだ。
レベルは今までの本と同じくらいを...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月23日
冒頭でだらだらとクイズ番組の再現が行われていて、まずそこで疲れはててしまった。本書が初めての田中修作品という人には良いのかもしれないけれど、ブルーバックスなどで既読の人は敢えて読むまでもないように思える。
最近の理科の教科書風に、色をたくさん使っている点もおじさんとしては疲れちゃったのかもしれない...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月12日
[ 内容 ]
可憐な花や美味しそうな実に隠れてしまいがちだが、葉っぱは、植物そして動物たちすべての命を引き受けて、黙々と光合成をしている。
太陽の光と地中の水と二酸化炭素から、酸素とデンプンを作り出すその働きは、何ものにも代え難いのだ。
本書は、植物を心から愛する著者が、葉っぱの気持ちになって記した...続きを読む
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