【感想・ネタバレ】葉っぱのふしぎのレビュー

あらすじ

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植物の葉っぱは、花を咲かせ、タネをつくるために、日光・水・二酸化炭素から必要なエネルギーやでんぷんを作り出す光合成を行います。植物は葉っぱで成長しますが、草食動物やそれを食べる肉食動物を考えると、多くの生命の源になっているのです。この身近な葉っぱですが、なぜ緑色をしているのか? どうして無機物から有機物を作り出せるのか? 季節の移り変わりをいかに知るのか?など、意外に知らないことばかり。

本書は、テレビでもおなじみの自称「葉っぱ博士」田中修教授が、愛情豊かに葉っぱの仕組みと働き、そして葉っぱの気持ちを語ってくれます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
可憐な花や美味しそうな実に隠れてしまいがちだが、葉っぱは、植物そして動物たちすべての命を引き受けて、黙々と光合成をしている。
太陽の光と地中の水と二酸化炭素から、酸素とデンプンを作り出すその働きは、何ものにも代え難いのだ。
本書は、植物を心から愛する著者が、葉っぱの気持ちになって記した、葉っぱの本である。

[ 目次 ]
第1話 葉っぱがおこしたミステリー
第2話 時を刻む葉っぱ
第3話 光の色を見分ける葉っぱ
第4話 働き者の葉っぱ
第5話 葉っぱのパワー
第6話 葉っぱの悩み
第7話 葉っぱの運動

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月12日

Posted by ブクログ

田中先生の本はかなり集めている。
読みやすく、体系的に描かれていて頭に入ってきやすい。
この本は今までの著書に書かれている内容も書かれており、語り口調のためかまるで講義を聴いている気分になる。
カラーの図や絵もふんだんに入っており、内容が高度な理科の教科書のようだ。
レベルは今までの本と同じくらいを想定しているが、よりわかりやすく書かれている。
見てくれはやや幼稚だが、侮ることなかれ。
植物の芽がいつ作られるのか、なぜ緑なのかをわかりやすく解説している。神戸の桜の狂い咲きの理由についても。

しかし、なぜか後半読みにくかった。実験の図が多いからかな。

0
2015年01月16日

Posted by ブクログ

冒頭でだらだらとクイズ番組の再現が行われていて、まずそこで疲れはててしまった。本書が初めての田中修作品という人には良いのかもしれないけれど、ブルーバックスなどで既読の人は敢えて読むまでもないように思える。

最近の理科の教科書風に、色をたくさん使っている点もおじさんとしては疲れちゃったのかもしれない

0
2010年11月23日

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