楊逸のレビュー一覧

  • 時が滲む朝

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    中国共産党は糞である!
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    中国共産党は糞である!
    中国共産党は糞である!
    中国共産党は糞である!
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    2020年08月11日
  • 時が滲む朝

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    2008年の刊行、中国籍者初の芥川賞受賞作とのこと。楊 逸(ヤン イー)氏の作品で、地方から晴れの著名大学に受かった若者たちが政治活動の末に退学を余儀なくされて、各自がばらばらな道を歩む青春群像が語られている。テレサテンや尾崎豊が出てくるなど時代も反映されて、本来は感情移入できる題材だと思うけど、いかんせん言葉の壁で十分に伝わってこないもどかしい出来上がりになっていて勿体ないなぁという印象。ともあれ、日本は外国人には暮らし難い国であることは この作品からもよ〜く伝わってきました。

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    2020年03月09日
  • 流転の魔女

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    テーマの面白さから行くと、小ぢんまりしたなぁというか。お札の冒険と中国人留学生の個人的なお話しを対比させたのは経済にまつわるお話として、それはそれで理解できるんだけど。もっと荒唐無稽な話を勝手に想像してただけ。ベンジャミン・フランクリンと毛沢東のフルシチョワについての会話はちょっと面白かったなー。

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    2020年01月19日
  • 時が滲む朝

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    読む人によって感想が全く異なる小説なんじゃないかと思う。中国の思想や歴史や文化がバックボーンにあるため、背景を知っているかどうかで捉え方も違ってくるだろう。ただ一つ言えるのは、知っていてもいなくても、楽しめる。それが小説の面白さなのでしょうね。

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    2019年10月31日
  • 時が滲む朝

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    ネタバレ

    【内容】
    中国の小さな村に生まれた梁浩遠と謝志強。大志を抱いて大学に進学した2人を天安門事件が待ち受ける―。“我愛中国”を合言葉に中国の民主化を志す学生たちの苦悩と挫折の日々。北京五輪前夜までの等身大の中国人を描ききった、芥川賞受賞作の白眉。日本語を母語としない作家として初めて芥川賞を受賞した著者の代表作。


    【感想】
    中国、時刻を愛するが故に民主化を目指したが、
    報われることなく政府に弾圧され、
    主人公の浩遠もまた運動がうまくいかないが故自暴自棄になり大学を退学となる...

    冒頭に大学に入学し、輝かしい未来を夢みて勉学に励む若者らが色鮮やかに描かれていた為、
    民主化運動なんか参加しなけれ

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    2019年05月21日
  • ワンちゃん

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    中国の女性を主人公とした小説2編。中国で生まれ育ち、今は日本で暮らす。中国の家族と文化を背景にした、貧しさ、たくましさ、不運。

    異国に一人住んでいて、家族、とくに母親との緊密な連絡については、日本人とはすこし違う感性だと思いました。

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    2016年05月07日
  • 中国ことわざばなし

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    著者の楊逸は、1987年に23歳で来日し、2008年に『時が滲む朝』で日本語以外の言語を母国語とする作家として初めて芥川賞を受賞した作家。
    主婦向けの月刊誌『清流』への連載された、中国のことわざをテーマとしたエッセイをまとめたものである。
    「静如処子、動如脱兎」、「杞人憂天」など一部を除けば、初めて聞くことわざばかりであるが、それらが表す昔人の知恵に、国・民族による差はないと感じた。
    一方、著者の現代日本の様々な出来事を見る目には、自分との微妙な違いを感じるところもあったが、それは文化や慣習を背景としたものなのだろうか。
    中国をはじめとする外国人の仲間と仕事をする機会が多い私にとって、少なから

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    2016年01月11日
  • 時が滲む朝

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    日に日に高まっていく民主化運動に、主人公とその友も運動の波にのまれていく。
    でも時間というものは残酷で、時間が経て経つほど人々の熱は冷め自分の置かれた立場や将来、家族の事を現実としてつきつける。主人公もその狭間で悩み葛藤してく姿が、読んでいて痛ましく感じた。

    改めて"革命"ってなんだろう。って思わせる本だった。

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    2015年08月04日
  • ワンちゃん

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    表題作の「ワンちゃん」と「老処女」の2つの短編、150ページ程の薄い本です。
    内容的にはどうも好きになれません。主人公に救いがないというか。それでも、遊び人の中国人の夫から逃げ出して日本人と結婚したものの夫と心通わすことのない「ワンちゃん」の方は、姑との関係に救いがあったのですが、「老処女」は悲惨さばかりで。
    それにしても母国語でもないのに、これだけの日本語が書けるのですから驚きです。

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    2016年05月15日
  • 時が滲む朝

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    【本の内容】
    中国の小さな村に生まれた梁浩遠と謝志強。

    大志を抱いて大学に進学した2人を天安門事件が待ち受ける―。

    “我愛中国”を合言葉に中国の民主化を志す学生たちの苦悩と挫折の日々。

    北京五輪前夜までの等身大の中国人を描ききった、芥川賞受賞作の白眉。

    日本語を母語としない作家として初めて芥川賞を受賞した著者の代表作。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    激烈な競争を経て大学に進んだ浩遠(ハウユェン)と志強(ツェーチャン)。

    貧しい農村の生活から新たな世界に飛び込んだ2人は1989年、中国民主化運動に身を投じていく。

    天安門での弾圧と挫折、逃避しようとしつつ逃れきれない気持ちと暮ら

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    2014年10月07日
  • 時が滲む朝

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    登場人物の描写が淡白な感じはしたものの、かつて中国の民主化に燃えた人たちが、経済発展の流れに押されて、政治への情熱を失っていってしまうあたりは、実際そうなんだろうなと思わせるリアリティがあった。カタコトの日本語を操る、来日した中国の人々の息遣いが聞こえてくるような気がした。

    0
    2013年10月15日
  • 時が滲む朝

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    楊逸さんの作品の中でなぜこの作品が芥川賞を獲ったのか
    私にはちょっと不思議だった。
    あくまでも私見だけど、他の、女性が主人公の小説はイキイキ
    しているように感じられるのに、この小説ではおとなしい気がした。
    浩遠と志強の大学生活、民主化運動など、なじみがなく、「そんな
    世界もあるのだなぁ」という意識で読んだ。面白いとは思わずに。
    それが浩遠が日本に来てからのくだりから面白くなり、最後、かつて
    の同志たちが再会する場面がよかった。
    特に英露が魅力的。息子の名前の中国名の「淡雪」っていいな。

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    2013年08月30日
  • 陽だまり幻想曲

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    表題作よりピラミッドの憂鬱のほうが好き。知らないけどありそうな中国人留学生たちの話。表題作は、終わり方、「わっ…」てなって、どうしたらいいんだ状態。

    0
    2012年10月21日
  • ワンちゃん

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    『ワンちゃん』と『老処女』の2篇。どちらも日本にいる中国人女性を書いた話。どちらも心に陰がある女性の話なので、すっきりせず、読んでいて申し訳ない気持ちのまま終わる。

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    2012年02月16日
  • 時が滲む朝

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    ネタバレ

    芥川賞作品。
    日本語を母語としない作家として初の受賞として話題になった。
    彼女の講演を聴いたことがあるけど、とてもユーモラスでソフトな人だった。
    そんなわけで、読む前からすごく興味はあった。


    89年の天安門事件から北京五輪まで。
    民主化への夢・希望とその挫折を地方出身の2人の青年を軸に描いた作品。
    文章自体は特に好みではないけど、特にひどいわけでもない。

    私はこれまで恥ずかしいくらい中国について無知だったので、そんな私がこの作品を評価するのはちょっと難しい。
    芥川賞に値したかどうかはどうあれ、テーマとしてはとても興味深かった。

    大学というものがもつ社会的意味や学生たちの気風、
    さらには

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    2011年11月06日
  • 時が滲む朝

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    日本語を母語としない作家で初めての芥川賞受賞作。89年天安門事件前夜から2008年北京五輪前夜まで。大志を抱いて大学に進学した「二狼」の物語。

    作者はまだ文化大革命の残滓に成長した青年だった。「あとがき」では「革命しないとは、すなわち反革命である。反革命は死刑になるほどの罪だ。そんなロジックを元に、与えられた選択肢は常に「赤」か「黒」かの両極端のものだった」という田舎で育った人だった。だからこそ、「民主」(選挙による政府)は、総てをばら色に変える合言葉だったのだろう。

    「大学の寮の中でこっそりテレサ・テンの歌を聴いた経験や、尾崎豊の名曲「I love you」から受けた衝撃などは、むし

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    2011年09月17日
  • 時が滲む朝

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    生活、運命、人が生きること、相対的な考え方、
    いろいろ悩みもがき自分の運命?とかに翻弄され
    進んでいくのが人生。

    そう思う本でした。

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    2011年08月30日
  • 陽だまり幻想曲

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    表題作とその前に収められた「ピラミッドの憂鬱」との2編。
    「ピラミッドの憂鬱」のほうが楊逸さんの真骨頂で好き。中国から何となく日本に留学している2人の青年の日々を描いたもの。こういうのを読むと、中国の人って激しい人生を生きているなあと思う。そして、その激しい流れに負けずに生きているなあと思う。話に迫力があるんだよね。それは幾分、韓流ドラマの世界にも通じるもので、決してこういう小説の世界も、韓流ドラマの世界も荒唐無稽ではないんだと思う。日本が迫力なさすぎ、日本人が気迫なさすぎなんじゃないかな。

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    2011年08月17日
  • 時が滲む朝

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    「中国人の目線で見た天安門事件」という小説の題材は、ただ日本文学を読んでいるだけでは出会わなかっただろう。楊逸氏が日本語で書いてくれたから、この視点に出会えた。だから、斬新に思えた。
    日本語も丁寧で、文体に強い癖もなく、読みやすかった。
    しかし結局、日本文学として、純文学として面白いのかの判断がつかなかった。

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    2011年07月19日
  • 時が滲む朝

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    天安門事件から現代まで。
    時代の変化と、それを拒み続ける中国政府との間で翻弄される
    特別何者でもない在日中国人の、今をそのまま描いたような作品。

    芥川賞受賞作。

    前半、学生時代の光に満ちた鮮烈な時間が、
    後半思い出のように蘇って切なくなる。

    学生寮で眠る前の30分だけ、
    布団の中で身をよじりながらテレサ・テンを聴く感じとか。
    ぐぐっと来ます。

    中国の民主化運動、というアングルもあるけど、
    若い頃の夢をくすぶらせながらも日々の生活の確かさに安堵する、
    ごく普通の男性像でもあるので、共感できます。

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    2011年06月24日