楊逸のレビュー一覧

  • 陽だまり幻想曲

    Posted by ブクログ

    表題作とその前に収められた「ピラミッドの憂鬱」との2編。
    「ピラミッドの憂鬱」のほうが楊逸さんの真骨頂で好き。中国から何となく日本に留学している2人の青年の日々を描いたもの。こういうのを読むと、中国の人って激しい人生を生きているなあと思う。そして、その激しい流れに負けずに生きているなあと思う。話に迫力があるんだよね。それは幾分、韓流ドラマの世界にも通じるもので、決してこういう小説の世界も、韓流ドラマの世界も荒唐無稽ではないんだと思う。日本が迫力なさすぎ、日本人が気迫なさすぎなんじゃないかな。

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    2011年08月17日
  • 時が滲む朝

    Posted by ブクログ

    「中国人の目線で見た天安門事件」という小説の題材は、ただ日本文学を読んでいるだけでは出会わなかっただろう。楊逸氏が日本語で書いてくれたから、この視点に出会えた。だから、斬新に思えた。
    日本語も丁寧で、文体に強い癖もなく、読みやすかった。
    しかし結局、日本文学として、純文学として面白いのかの判断がつかなかった。

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    2011年07月19日