楊逸のレビュー一覧 陽だまり幻想曲 楊逸 小説 / 国内小説 3.8 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 表題作とその前に収められた「ピラミッドの憂鬱」との2編。 「ピラミッドの憂鬱」のほうが楊逸さんの真骨頂で好き。中国から何となく日本に留学している2人の青年の日々を描いたもの。こういうのを読むと、中国の人って激しい人生を生きているなあと思う。そして、その激しい流れに負けずに生きているなあと思う。話に迫力があるんだよね。それは幾分、韓流ドラマの世界にも通じるもので、決してこういう小説の世界も、韓流ドラマの世界も荒唐無稽ではないんだと思う。日本が迫力なさすぎ、日本人が気迫なさすぎなんじゃないかな。 0 2011年08月17日 時が滲む朝 楊逸 小説 / 国内小説 3.8 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 「中国人の目線で見た天安門事件」という小説の題材は、ただ日本文学を読んでいるだけでは出会わなかっただろう。楊逸氏が日本語で書いてくれたから、この視点に出会えた。だから、斬新に思えた。 日本語も丁寧で、文体に強い癖もなく、読みやすかった。 しかし結局、日本文学として、純文学として面白いのかの判断がつかなかった。 0 2011年07月19日 時が滲む朝 楊逸 小説 / 国内小説 3.8 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 天安門事件から現代まで。 時代の変化と、それを拒み続ける中国政府との間で翻弄される 特別何者でもない在日中国人の、今をそのまま描いたような作品。 芥川賞受賞作。 前半、学生時代の光に満ちた鮮烈な時間が、 後半思い出のように蘇って切なくなる。 学生寮で眠る前の30分だけ、 布団の中で身をよじりながらテレサ・テンを聴く感じとか。 ぐぐっと来ます。 中国の民主化運動、というアングルもあるけど、 若い頃の夢をくすぶらせながらも日々の生活の確かさに安堵する、 ごく普通の男性像でもあるので、共感できます。 0 2011年06月24日 <<<1234・・・・・・>>>