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Posted by ブクログ
著者は中国人女性で、23歳まで日本語は全く話せなかったという。
だが、この本で文学界新人賞を受賞、次の本で芥川賞を取るのだ。
「ワンちゃん」という女主人公は中国名が「王」なのでそう呼ばれているが、日本人と結婚したので木村さんでもある。四国の農村の男性と、中国人女性とのお見合いを斡旋している。
人物や背景の描かれ方は、両方の国を知っている彼女でないと描けない。
歴史や時代の流れも読めて面白い。
「人民服を脱ぎ捨てて」人々がカラフルな服を着始める様子なども、その時住んでいたからこそ、描写できるのであろう。
日本人と結婚した中国人の様子も、中国人の立場から見ることができる。
Posted by ブクログ
芥川賞受賞作の前に書かれたデビュー作でしょうか。
日本語の表現が面白い箇所があるのは、学習された言葉だからなのですね。《すき・やき》では、日本語が上手になっていて分らなかった初期の文章が興味深いです。
働き者のワンちゃん、中国でも日本にきてからも苦労の多い生活。
前夫とその間に出来た息子に働いたお金をどんどん吸い取られていくのが可哀相です。現在の日本
文庫では併せて《老処女》というダイレクトなタイトルの作品も読みました。こちらは、作家の意図は分りませんが、45歳の高学歴中国女性が日本の大学で博士号と女の幸せを求めて葛藤する様子がコミカルに感じられて面白かったです。
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