浅倉卓弥のレビュー一覧

  • 黄蝶舞う

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    ネタバレ

    代が鎌倉となった頃の歴史物。
    お化けが出てきたり幻想的な作風。
    『君の名残を』もそうだったけど、好きなんですね源平。
    浅倉さんらしいかなり淡々とした筆致。

    以下の感想はネタバレですが、正直私の歴史知識がなさ過ぎて、物語的仕掛けなのか周知の事実なのかわかりません。


    『空蝉』
    源頼朝の長女大姫が身罷るまでの短い話。
    物語り全体の序章的役割でほとんどが源平と大姫の説明に終始している。
    木曾義仲と聞いて戦国時代の人かと思う程度の低い私には感動ポイントがイマイチわからず。
    身をやつすほどの恋というのがいいらしい。

    『されこうべ』
    源頼朝が平清盛に助命されたところから死に至る

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    2012年05月24日
  • 北緯四十三度の神話

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    地元の大学に残り、研究を続ける姉。
    東京の大学を卒業後、地元のFM曲でDJをつとめる妹。

    両親の死、そして大事な人の死。
    それらによって、わずかに、だけど確実に狂ってしまった
    姉妹の関係。表面的には問題なくてもなんだかぎくしゃく・・・

    仕事を通して、過去の見つめなおしを通して、
    二人は互いに歩み寄ろうとするのだが、、、というお話。

    男性作家のわりには、女性の心理描写が多かったな。
    わたくしには少し分かりづらくて共感できない部分が
    けっこうあったけど、女性が読んだらまた違うのかもな。

    家族関係や恋愛関係において、どうにかしたいと思ってるけど
    どうしてもその一歩が踏み出せない、そんな人には

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    2012年05月01日
  • 北緯四十三度の神話

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    すれ違っていた姉妹のこころが溶けていくお話。
    わたしも妹がだいすきで、だからこそすれ違った過去もあって
    そういうことを思い出しながら、懐かしい気持ちで読んだ。
    和貴子のラジオがところどころ挟まれているのが、小粋。
    この姉妹のこころの変化や距離が縮まっていく過程は
    とても良く丁寧に描かれていたと思う。
    だけれど、ラストが少し無理矢理すぎた感じも・・・。
    ことが上手く運び過ぎというか、なんというか。

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    2011年06月07日
  • 北緯四十三度の神話

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    30歳一歩手前の2人姉妹のすれ違いと和解。
    もう変えられないこと、過ぎてしまったことに対し、どう自分の気持ちの折り合いをつけるかということがテーマでしょうか。

    「君の名残を」ほどの衝撃はないけれど、登場人物の女性たちの年齢と自分が重なるところもあって、興味深く読める。

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    2011年05月12日
  • 北緯四十三度の神話

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    身近な人の死が姉妹に深い溝を作る。
    それぞれがあがいている。
    最後には分かり合えるのがなんだかうれしい。
    ラジオDJの妹が選ぶ曲がじっくり聴いてみたい。
    「大事な人の死は、たぶん決して忘れることはできません」
    本当にそう。
    そして、同じように感じることはたぶんできないんだろうなぁ。
    よりそうことはできても。

    姉妹それぞれの視点の章が繋がっていくので、ちょっと読みにくかったりもする・・・。

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    2009年10月04日