伊藤亜和のレビュー一覧

  • アワヨンベは大丈夫

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    作品紹介の「愛し愛されながらも寄る辺ない」というのがすごく残る。山田詠美さんかー。さすが。この帯文だけでこころ揺さぶられる。
    デビュー作よりも、とりとめのなさが減って、良いエッセイになっていた。
    なにより、湿度が高く、エッセイなのに文学的なしっとり感に浸りながら読めるのが、伊藤亜和さんの唯一無二の良さ。
    これは真似しようとしてもできない。文章のうまさはもちろん、彼女の出自やミステリアスかつ美しい外見あってのことだと思う。
    流行りものが嫌いな天の邪鬼の私は、彼女に嫉妬しながら、好きだなあと思う。

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    2026年02月13日
  • 変な奴やめたい。

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    伊藤亜和の言葉の巧みさに惚れる!
    読みやすい文章に、ほどよいユーモア。

    誰にでも似た記憶の一つや二つありそうだ。そんな幼い頃の記憶に大いに共感したり、或いは自分はそれを気にも留めずに忘れ去ってしまっているのに、彼女はそこにスポットをあて、この様に文章にするのかと驚く。しかもこんなにおもしろく書くなんて!

    全体的に面白おかしく、自らの幼少期を振り返るが、その中で生きづらさを抱えもがいている様子がわかる。周りに溶け込むために真面目に過ごすよう努めるのだが、それがどうにもこじらせてしまうようだ。

    彼女の幼い頃を垣間見ることができて、
    楽しい読書時間だった。

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    2025年11月20日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    なるほど、ね。

    ジェーン・スーさんに注目してたら⁉︎
    辿りつきまして。

    温度感のない文章と、静かに刺さるワード。
    エッセイ⁉︎なんだか、違う感か、なと、感じました。

    セネガル人のパパとの喧嘩。
    読書を楽しむ母。
    ブタニクの話。
    山男とじょっぱり女。「放送」
    ⑤よかった。親孝行に、気がつく。学ぶ。
    アマチュアのクレーマー山口。
    メメとスピノザ‼︎

    めっちゃ気になるのだけど…。
    な、コトが、盛りだくさん。
    日々、日常の切り口が軽くないエッセイ。

    巻末もキチンと読ませてくれる。
    タイトルのルーツ⁉︎

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    2025年11月19日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    自分へ向ける卑屈ともいえる冷静な目線に共感してしまう。バニーガールのアルバイト、まだされているのかな。

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    2025年09月26日
  • アワヨンベは大丈夫

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    伊藤亜和さんの中身や出来事ををこれでもかと赤裸々に綴ったエッセイ。
    全体的に薄暗い感じがするのは、ご本人の性格に由来するのかも。文章って人の性格が滲み出ちゃうのね。
    10-20代の時のあの何とも言えない孤独感を思い出した。私も山田詠美読んでたっけ。

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    2025年08月24日
  • わたしの言ってること、わかりますか。

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    差別や偏見の中、言葉を丁寧に扱う程上手く伝わらず、無造作に投げつけられる言葉に傷ついた__。
    分かり合えない孤独を抜け出すために、美しい言葉に気づける自分でいること。見逃さないように拾い集めたい、滑らかな手触りを感じながら思う。

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    2025年06月06日
  • わたしの言ってること、わかりますか。

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    その人が感じたり、使ったりする言葉は、その人の人生の末につくられた言葉で人生そのもので、自分の発言がその人にとっては心を抉るものだったりする。綺麗な言葉を慎重に使っていきたいなと思った。それから、偏見をもたずに一人の人間としてみることも大切だと思った!噂話に惑わされずに、好きな人も苦手な人も自分で触れて決める

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    2025年06月20日
  • わたしの言ってること、わかりますか。

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    この本をまず受け取ったときに一つ驚いた。
    おそらく装丁と中身に深い関連性はないのだろうけど、著者の質量と湿度を持ったことばの数々に、勝手に関連性を見出してしまう。
    ざらつきやもやもやとした感情をストレートかつ文学的に表現できる方なのだと感じた。

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    2025年05月27日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    最初は伊藤亜沙さんと勘違いして、変わったタイトルの本を出したんだなぁと思っていた。
    紹介文を見て、あれ?違う?となって、一気読みしたエッセイでした!みたいな感想を見て、気になって購入しました。

    彼女が有名になった「パパと私」から始まる。
    個人的には、一周読み終わって「パパと私」に戻りたいなと思った。
    伊藤亜和さんのことを何も知らずに、ここからスタートしてしまうと、間違った怖れを抱いてしまうような気がした。
    ご本人は、きっと「怖れ」って何だよと思われると思うんだけど。メッセージを勝手に読み取って、読み間違えていたように感じた。

    「演技をするには、今、自分の身体がどう動いていて、自分の顔がどの

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    2025年05月18日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    noteに掲載した「パパと私」がXで注目を集める。家族・人間・愛を綴ったエッセイ集。



    「パパと私」

    警察が来るほどの大喧嘩をして以来何年も一度も顔を合わせていない。喧嘩の様子はチョップやドロップキックが出てくるほど激しく痛々しい。



    ''あれからパパは私の話をしなくなったらしい。

    中略

    今もパパは弟にお説教をすとき「亜和はひとりでも生きていけるくらい強い。すごい子だ。お前も見習え。女に負けるな」と言っているらしい"


    すごい大喧嘩をしても娘を認めているところがいいなと思う。

    エッセイはもちろん、ジェーンスーさんとの巻末対談も、あとがきにも

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    2025年04月01日
  • アワヨンベは大丈夫

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    ネタバレ

    いちばん好きなのは書き下ろしの「ジジ」

    晶文社スクラップブックで連載されてた各話はどことなくラブレター味があるものが多く良かったな

    爽やかにラフロイグソーダを飲み干すガールズバーは気になるし、
    コーンロウで卒業式に出られる世の中になってほしい。本当に

    この方の無駄そうな付け加えられた一文が好み

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    2025年02月24日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    彼女の存在を知ったのはなんでだったか思い出せない。
    が、話題になった(この本にも収録されている)“パパと私”を読んだのは発刊後だと思う。


    本を読めなくなって久しい。
    今年も数冊チャレンジしているが読み切ったのはこれが初。

    いちばん好きなのは「わたし」
    少し泣いた

    山口さんとのやりとりも好き

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    2025年02月10日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    noteの記事「パパと私」が話題となった彼女は一体"何者"なのか__
    俯瞰的で淡々とした語り口の中、感情の起伏を表すように文章が熱を帯びる箇所があった。何者かになりたくて、抗って、苦しみ、羨んだ...亜和さんの飾らない言葉が胸を打つ

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    2025年01月09日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    若さの危うさと言葉のチョイス。
    たまに笑って吹き出したり。
    才能ですねー。おもしろいです!
    小説とか読んでみたいです。

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    2024年12月14日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    家族、恋人、友人。それぞれの人たちをいろんな角度から愛している亜和さんを尊敬せずにはいられなかった。

    そして私の両親も国際結婚なので、家族を想いながら読んでいると自然と涙が出た。

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    2024年08月23日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    ジェーンスーさんがnoteの記事「パパと私」をXで紹介していたのをきっかけに著者を知りました。
    登場する「山口」や「メメ」、同居する祖父母も魅力的だけどなんだか全体的に淡々と書かれた文章で読みやすい。表現力も絶妙で、今後の活躍に期待したい方です。

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    2024年08月12日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    OVER THE SUNで紹介されてたから読んでみた。

    年下のエッセイってなんとなく悔しい気持ちになるから読まないんだけど、作者の生き方・境遇が自分とかけ離れているからなのかあまり嫉妬せずに楽しく読めた。

    ギョッとするような事件も、日常の些細な出来事も一貫して冷静な文章で書かれているのが独特。

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    2024年07月27日
  • 変な奴やめたい。

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    自分の子ども時代を思い出しながら読む。すごく似ていて保育園のお昼寝時間が苦痛で寝たふりしていたり騒いで先生に叱られおやつタイムに食べさせてもらえず泣いて謝った記憶など遠い昔の出来事が蘇ってくる。
    あんなにうれしかった妹もお母さんをとられていじめたり今思うとバカな保育園児だったなぁ。
    意味もなく嫌いになった友人とか自分はぐちゃぐちゃに押し込められた藁半紙が机の中にあり席替えの時に荷物を移動すると言われ恥ずかしい思いをし何故机を移動させないのかと先生さえ嫌いになったり1人の男の子はカビ生えたパンが出てきてホッとしたり。
    ランドセルの中は常に配られた紙が下に敷いてある状態。

    そして今は押入れの中は

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    2026年04月04日
  • 変な奴やめたい。

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     以前、大竹まことさんのpodcast番組に著者の伊藤亜和さんがゲスト出演した際に紹介していた本です。
     著者の伊藤さんは、noteに投稿したエッセイが話題になった文筆家ですが、この作品は、書籍としては4冊目。伊藤さんのこども時代を振り返ったエッセイ集で、興味深い視点からのエピソードが満載でした。

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    2026年03月30日
  • わたしの言ってること、わかりますか。

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    著者初読み。
    読みやすいエッセイ集で、個性?感性?、なかなか楽しく、時に 興味深く読ませていただきました。

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    2026年03月05日