林直樹のレビュー一覧

  • 介護現場から生まれた 認知症の人に伝わるすごいひと言

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    介護現場で働き、経営する人が書いた本。更に父親も認知症と言う事で文章に説得力がある。やはり経験がものを言うですね。介護ケアの基本知識から役立つフレーズ、対応の仕方、更には認知症の家族のあり方まで詳しく書かれてます。とても参考になる本だと思います。私の父親も認知症だったので、当時この本があったらなと思いました。

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    2025年08月30日
  • 地域再生の失敗学

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    第一章から強烈に耳の痛いことが並べられてたけど、地方は現状維持で緩やかに死に近づいていることに気づかないだけなんだろうな。
    まちおこしイベントの経験が豊富ってのはダイエットの経験が豊富と一緒みたいなもんだな。

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    2023年05月28日
  • 地域再生の失敗学

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    今後
    町おこしは本当に利益を得られているか
    小さくてもいいからプラスになっているか
    →どこの誰を相手にどうやって稼ぐのか

    動かないのが得、を食い止めるための休眠事業資産への課税
    路地裏からはじめる
    行政の外注主義を見直す
    日本は巨大な内需国家

    住民ができることは自分たちで行う
    5年間で行政コストを10%削減する

    3

    スパイキーグローバリゼーション
    少子化を食い止めることよりかは、まずは人口流出をへらすこと

    シリコンバレーに行くのではなく来てもらう

    モノを東京に売りに行くのではなく、東京でモノを売ってくれるひとを呼ぶ

    外部の人は価値判断に介入してはいけない(視野が狭くなる)
    青写

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    2021年01月30日
  • 地域再生の失敗学

    購入済み

    納得の内容です

    本文より

    こんなに狭い国土に1億人以上住んでいるという国は世界的にも稀有です。自然と調和した暮らしに移行するには人口が多すぎます。それを考えると、秩序ある人口減少は、悪い話ではありません。

    小さな市で働く者として実感をもって納得できました。

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    2020年10月15日
  • 地域再生の失敗学

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    定期的に地域活性化ネタは仕入れる必要があるかと半ば義務感もありながら手にとった本でしたが、これが非常にためになるものでした。
    特に興味深かったのは、東京大学の林助教が低減する「自主再建型移転」の話で、中山間の限界集落の集団移転についてです。限界集落をどう維持するかについてはどこでも課題になっているわけですが、「活性化」するか「最後の一人までサービスを維持する」のどちらかという雰囲気ですが、なんで移転の話ができないのか不思議でならなかったんです。そこはなんとなく「人権」的な話で言い出せないのかと思っていましたが、実際に80年台までは事例が多く、満足度も高いという話を読み、目からウロコでした。普通

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    2018年07月08日
  • 地域再生の失敗学

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    縮小していく日本にあって、日本らしさを失わない社会が、どうすれば残せるかを示す本。「頑張って働く」人に向けて書かれた、気概に満ちた本だ。

    シャッター商店街や、中山間地域、千葉市を動かしている人の考え方も分かり、「普通に」生きている私にも面白かった。
    ごく個人的には、シリコンバレーのスタバ。日本に同じもの作ろうとして、また失敗しちゃうんだろうな~と、予想したりして。軽井沢などでの「リアル空間でのソーシャルネットワーキング」の知見をもっと得られたら、と思う。

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    2018年02月23日
  • 新版 よくわかる境界性パーソナリティ障害

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    時間なかったので拾い読み。解説がとても良い。弁証論的行動療法が載っていたのは個人的にびっくり。
    また、ボーダーについての一般的な理解とその語弊も取り上げられてて嬉しかった。そもそもボーダーってなんぞって言うのは専門でも意見が分かれてるらしい。

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    2017年04月08日
  • 地域再生の失敗学

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    グランプリ勝利が目的化したゆるキャラとB級グルメ、裕福なシャッター商店主、増加だけ見て減少波及を考慮しない逃げ口実の経済効果試算、自治体が実態に則して基準税率を上回る設定努力をしなくても地方交付税によって補填される不足財源、居住外自治体への所得移転を促すでたらめなふるさと納税などなど。同感あり、反省あり、再認識あり。官民共に顧みて省みるべき事例の数々。こと林直樹さんの論に関しては、従来の学者による机上論の域を出ないと感じるけど、総体として勉強になりました。

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    2016年06月03日
  • 地域再生の失敗学

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    気鋭の経済学者、飯田泰之が主編者となり、5人の地方再生に取り組むスペシャリストによる講義と、飯田氏自身との対談をそれぞれ1人、1章という形でまとめたものです。
    感想として…
    人口減少という現状を前提とすれば、どこかの人口を増やせば、どこかの人口が奪われる事になる。
    その中で集積できるところはいかに集積し、減少するところはいかに、戦略的に止まるか、あるいは撤退戦を進めるか…
    とはいえ、けっして後ろ向きではなく、未来の地域のあり方…その選択、そのために今出来る選択肢を示した本だと思います。
    あと、本書で強調しているのは、民間が主体でなければ駄目だという事、補助金行政の批判ですね。
    補助金がいかに、

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    2016年05月05日
  • 最高の住まいをつくる「リフォーム」の教科書

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    ネタバレ

    リフォームを考えるためのガイド本。
    図説でわかりやすい。

    リフォームのアイデア集と見れば物足りないが、実用的な情報は豊富。
    契約や資金調達に関するトラブル、見積書の見方、ローンについてなど、知りたい部分がもりだくさん。工期が延長されると違約金が発生するのも知らなかった。その昔、大工の仕事が遅くて無駄に日銭を稼いでいたので苛ついたという話を聞いた事があるが、知っておいて損はない話。

    はじめてリフォーム業者に依頼する心構えができる。

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    2014年10月03日
  • リストカット・自傷行為のことがよくわかる本

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    (blogからの転載のため文体が違います。注意)

    このシリーズ(○○のことがよくわかる本)はけっこう色々な種類がでているんだが、
    その中でもこの本は名著。
    たしかにリストカットのイメージはよくないし、
    誤解されやすい行為だものなー。

    別に全ての人があてつけってわけではないものな。
    私の場合は「自分は傷つけていいものだ」とおもっているからやるわけで。
    だって、他人を傷つけたら罪になるでしょ?(犯罪として)
    自分を傷つけても罪にはならないからなぁ・・・

    まぁ、自分のことはともかく。

    リストカットの治療法には
    医師のカウンセリングが不可欠なのだが、
    それよりも「自分の体を治療する」(具体的に

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    2011年05月08日
  • ウルトラ図解 パーソナリティ障害

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    友人からひどく見下されたり、尊厳を傷つけられるようなことを言われたりして悩んでいたところ、自己愛性パーソナリティ障害(PD)について知る。
    以下、友人について思い当たる部分を中心にメモ。

    <パーソナリティ障害一般>
    ・自分がいいと思っていることは他者もいいと思っていると思い込んでしまう。自分の振る舞いが、他者がどう思うかに意識を向けられない。
    ・理想のパートナーを求めるあまり、かえって関係を壊したり、相手に失望したりを繰り返す。
    ・高すぎるプライドによって、自分自身のイメージを「理想化」。万能であるかのように思い込む。
    ・一方で、理想の自己像と現実の自己像のギャップを感じるため、周囲の評価や

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    2025年08月28日
  • リストカット 自傷行為をのりこえる

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    本人、支援者、治療者にわけて書いてあり、その役割を超えないように…というのはとても参考になった。
    気になった部分は繰り返し読んでみようと思う。

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    2024年08月08日
  • 「問い」を立てる力 世の中の最適解を共に考える 社会デザイン発想で共創する新しい「あたりまえ」

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    PRとはPublicRelations「社会との関係づくり」であり、「自分の組織とステークホルダーとの間で、良好な関係をどう築くか」である。ここから生まれる「社会デザイン発想」は、最適解をステークホルダーとともに共創し、世の中に浸透させる考え方である。これは、価値観の異なる人たちを集める発想で、相手を否定したり、片方の意見に染めたりするのではなく、異なる価値観をすり合わせて、共通のゴールを見出し、目指すものである。
    最適解を作るために
    ①問い
    ②提唱
    ③巻き込み
    ④喚起
    がある。
    合意形成をするために、新しい問いを立て、今までと異なる視点や考え方を提示することが必要で、そのための手段として言語

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    2023年12月29日
  • 地域再生の失敗学

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    「地方消滅」のレポートに対する一つの回答を示したような本だった。
    これまで長い間掲げられては失敗してきた「地方再生」はどうすれば成功するのか、成功しなかった時の次善策は何か、と言うことを地方行政を民間の目線から見ることの大切さなどから示してあった。
    今行われている街おこしはどれくらい効果があるのか気にはなっていたので、その答えを知れたのは良かった。

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    2022年09月26日
  • 地域再生の失敗学

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    一部通用しない部分(これはCOVID-19)のせい
    がありますが一応それのカバー方法は出てきます。

    ただしそれは地方の…にはならないのが残念。
    この本をベースにカバーできる方法を
    というのがベターなところでしょう。

    ある「シンボル的なもの」が時にブームになります。
    一見すると地域貢献に思えるでしょ?
    だけれどもその地域にお金が落ちるかというと
    一番落ちてほしい部分には落ちないのです。

    あとはある種の納税もそう。
    結構極論で「廃れる」言っていましたが
    その提供するサービスが以前取り上げられたことのある
    「アレ(ルールに抵触)な奴」が当たり前だったり
    その地域の色濃いものではなかったりすれば

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    2022年08月12日
  • 新版 よくわかる境界性パーソナリティ障害

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    境界性パーソナリティ障害が何か、具体的には何と何との境界なのかが分かっただけでも、大きな収穫があった。
    統合失調症と神経症の境界。おそらく、何も知らない人は普通とそうではないものの境界と捉えているのではないだろうか。
    境界性パーソナリティ障害への対応の仕方も様々な角度から解説されており、まず手に取るべき一冊と言える。

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    2022年07月24日
  • 地域再生の失敗学

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    マクロ経済学の専門家が、今注目を浴びる5人の事業家・研究者・政治家たちと地域再生について徹底討論したものをまとめた本。各章、基本的に対談相手の講義を受けた後、対談に入るというスタイルになっている。

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    2022年02月27日
  • 地域再生の失敗学

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    いつもラジオで聴いている飯田泰之さんの本。サラッとした話しぶりが好感持てたが、この本もそう。
    地域活性化というワードが経済面と福祉面がごっちゃになっている。分けて考える。
    東京の劣化コピーでは無く、そこでしかないものを求めていく。
    限界集落に、消滅しかない のではなく、集団移転も含めた選択肢を提示し対話していく

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    2021年07月04日
  • 地域再生の失敗学

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    タイトル通り失敗から学ぶ内容。対談を中心に本来ならこうすべきなのにという話が展開される。批判に終始したり、具体性に欠ける理想論になったりしそうなテーマであるが、経済学者の一歩引いた視点があることで首肯しやすい。最後を締めくくる千葉市長 熊谷氏との対談は自分の住む地域に置き換えて考える示唆を与えてくれる。

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    2019年12月01日