林直樹のレビュー一覧
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とてもわかりやすい。
パーソナリティ障害は、結構身近にある障害。
ただ、性格のせいと捉えることが多く、障害とは捉得ることは少ない。
何でもかんでも「障害」にするな!という声も多々あると思う。
ただ、それで苦しんでいる人がいるのであれば、気づいて、対応できたら、その人にとっても周りにとってもハッピーだと思うのだ。
プロローグ これ、もしかしてパーソナリティ障害かも⁉︎
(ここで、すごいわかりやすい漫画が掲載されている)
第1章 パーソナリティ障害の基礎知識 〜正しい知識を持って障害に取り組む
第2章 タイプ別に見るパーソナリティ障害 〜特徴、背景、対処について
第3章 パーソナリ -
Posted by ブクログ
序盤は辛口な批判が続いて読んでて不快でしたが、辛口なのは最初だけで、全体的には良書に感じました。
普通は成功事例とかを載せて、『ウチはこのやり方で成功しました!他の地域の皆さんも是非試してみて!』みたいな喧伝が一般的ですが、本書は逆のアプローチで、今までのまちづくりの失敗から今後にどう活かすべきかを提供してくれる面白い本です。
中山間地域の解散話はちょっと衝撃でした。村を存続できなくなったら、村民全員が村を出るという発想は昔からあったらしいのですが、いよいよ現実味を帯びてきたように思います。
余談ですが、現在放送しているアニメ『サクラクエスト』というのが地域活性化の話で、主人公は観光大使として -
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【メモ】
▼第1章
・中核企業を支援したいなら、撤廃してほしい規制を聞いて、そこを緩和する。規制緩和や許認可の手続きサポートをして、お金は自分で工面させる
・成果を上げたら税金を軽減するほうが実際に成果を出すのでいい
・多様な人に寛容な地域は、理由はよくわからないけど発展する(都市社会学者リチャード・フロリダ)
・多様性こそ可能性を引き出す。数を確保することが大事
・行政は、最良のシナリオから最悪のシナリオまでの幅をつくって、最悪を避けるようにマネジメントしなければならない
▼第2章
・日本経済、地域経済を考えるにあたっては、過去からの遺産(または負債)をどう使うのか、どう変えるのかという観 -
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地域再生にまつわる施策の歴史を検証すれば、失敗例が多々あったのではとの筆者の言葉。しかし今、その地域の再生の成否に、日本の未来がかかっていることには間違いない。
そこで、従来の発想ではない新たな視点で取り組んでいる方々の講義と、筆者の対談という構成の本である。
第1章 経営から見た「正しい地域再生」
木下 斉 エリア・イノベーション・アライアンス代表
第2章 官民連携の新しい戦略
川崎 一泰 東洋大学経済学部教授
第3章 フラット化しない地域経済
入山 章栄 早稲田大学ビジネススクルール准教授
第4章 人口減少社会の先進地としての過疎地域
林 直樹 東京大学大学院農学生命科学研究科・特 -
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木下斉氏、飯田泰之氏など”若手”に属する実務家、学者による現場から地域再生を考える話。経済面からか政治(厚生)からかどちらで評価するかそもそも考えましょう、というピンポイントな掴みにgoodだなと感じる。メモ。
(1)予算というお金を使うのだから、リターンもお金で示すべきなのにそうではない。市民が楽しかったと言えばいいイベントになる。
(2)サプライチェーンにはギュッと細くなるボトルネックが必ずあって、そこをにぎったひとが価格統制力を持つことが出来る。
(3)販売先から逆算して考え、独自の生産・加工を行うからこそ利幅も大きくなり、適切に人も雇える。
(4)戦略の基本は競争構造を理解したうえで戦 -
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新書だが、悩んでいる渦中の人には決してたやすい記述や分量ではないかもしれない。問題に直面している人は,著者が冒頭に書いているように7~9章のみで十分に役立つ。
境界性パーソナリティ障害への対応と重なる部分が大きいのは、一つの現象を見る視点が違うからだろう。
・死の願望はかならずしみ危険なものと見る必要はない。その行為では自殺未遂の場合よりも自殺の意志が弱い。生きることを確認する試み、生きるための試みという意味が認められる。
・援助のスタンスは節度。
・援助者は「理想化」を意識すべき。
・弁証法的行動療法:患者は状況と戦うのではなく、受け入れる。その状況をもたらした硬直した思考や行動を放棄す -
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[ 内容 ]
近年、高い頻度で生じ、しかも不気味な増加傾向を見せる「自傷行為」。
リストカットをはじめとする自己切傷、過剰服薬といった多様なかたちで現れ、学校や地域社会、家族などで問題となっているこの病理は、なぜ起きるのか。
そして、それにどう対処すればいいのか。
本書は現場に立つ第一線の精神科医が豊富な症例をもとに、自傷行為への理解と対策を平易かつ具体的に解説する。
みずからの身体を意図的に傷つける苦しみに悩む人の回復への道がここに開かれる。
[ 目次 ]
第1章 自傷行為とはなにか?
第2章 ダイアナ妃の苦悩
第3章 さまざまな発生要因―社会文化的要因および生物学的要因
第4章 マリリン -
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メンタルヘルスのお勉強。
日本をはじめ世界で広く採用されている診断基準のDSM(アメリカ精神医学会『精神疾患の診断と分類の手引』)では、パーソナリティ障害とは、「その人の属する文化から期待されるものから著しく偏った、内的体験および行動の持続的様式」とされています。
■境界性パーソナリティ障害のおもな症状
・感情コントロールの障害
>見捨てられることを回避:人に見捨てられることに不安があり、見捨てられないためにはなりふりかまわず行動します。
>不適切な怒り:不適切で激しい怒りをコントロールできません。
>感情が不安定:情緒不安定で、短いサイクルで強い不快気分やいらだち、不安が起こります。 -
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地方再生に関しての本。クマモンやB級グルメの意味のなさを語ってる点は面白かった。
クマモンについては、わざわざ東京からくまもんに会いにいく人は少ないわけで、基本は県内の人たちの盛り上がりとなる。同じ区域内で消費が行われる事は悪い事ではないが、大事なのは区域外からのお金を入れる事。
商売でも何でもそうだけど、人のポケットから自分のポケットにお金を入れる事が構造で、それを自分のポケット内でやっても意味がない。
つまり、全て国内消費だとすれば、日本国内でのお金をどれだけ自分のところに集められるか?というのが、地方再生には大事という事だ。
B級グルメについては、県外からの人を集めて開催しても、 -
Posted by ブクログ
彼女のほっそりとした前腕には、何十本もの傷がある。それは、彼女の中に棲んでいる右利きの少女と左利きの魔女が互いの利き腕を傷つけ合った結果だ。
でもそれは彼女が「生きたい」と願う印でもあるということを、改めてこの本を読んで強く思わされた。少女は自分を貶めようとする魔女と戦おうとして、魔女は自分をいつまでも幼く未熟なままでいさせようという少女を消し去ろうとして、互いに傷をつけ合っているのだろう。
彼女が純粋な他者への適切な依存を学び、十分に節度を持った人間関係を築けるようになった時、少女も魔女も彼女の中のあるべき場所で眠りにつくのだろうと思う。
彼女は自分のその未熟な状況を、自分がそこから脱