麻生海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ整形外科医×内科医
***Story***
若手ながら優秀な整形外科医・吉永辰也の勤める喜多野記念病院に、内科医・内海尚之が赴任してくる。だが、短気で熱血な吉永とクールでシニカルな内海とはそりが合わず、ことごとく反発し合ってしまう。そんなある日、内海が習慣性の脱臼に、人知れず悩んでいることを吉永は知る。整形外科医として内海に手術を勧め、担当医となった吉永。内海の診療を通して二人はだんだんと惹かれ合っていくのだが…。
(ブックデータベースより)
シリーズ全4巻
・逢えるかもしれない
・夢の扉
・鏡の迷路
・夢のある場所
***何がツボ?***
トラウマを愛のパワーでどうにかする。はよく -
Posted by ブクログ
ネタバレ『愛と混乱のレストラン』シリーズのスピンオフ。
そうとは知らずに本編より先に読んでしまったけど特に問題なし。
序盤は結構ひたすら鬱展開。
一がどんどん追い詰められていくのが辛くて読んでてしんどかったけど
だからこそ一に帰る場所ができた時の安堵感ったらハンパじゃない。
先生と海ちゃんと暮らす一から幸せオーラがダダ漏れてて
このへんから涙腺がおかしくなり始め(私の)
海ちゃんの天使っぷりに涙し、一と先生の過去に涙し、心通い合った幸せな二人に涙して
ラスト近くに一が先生に言った泣かせる一言で先生と一緒に大号泣。
小冊子読みたい。ギリィ…。 -
Posted by ブクログ
やり手ヘッドハンター×製薬会社人事部社員。お仕事モノです。
治験の後遺症で研究者としての道を断たれ、経営困難に陥った会社のために、解雇対象社員に早期退職を勧告する日々を送っている人事部の有城。
有城のまさに血を吐くようなストレスばかりの日常もすごいけど、彼が傾倒する上司相崎がもっとすごい。自分への忠誠を試すかのような言動と、さりげない接触?ただ相崎は有城の指に触るだけで、それ以上は何もないんだけど、怖い手懐け方法です。敬愛する相崎に嫌われたくないばかりに、己を犠牲にして意にそぐわない仕事もこなす有城の姿はとてもリアル感あり。
そんな弱った獲物をがっつり喰らいつくす九條は、まさに肉食系。口説 -
Posted by ブクログ
修司のフランス修行時代が淡々と語られるところから始まり、暖かいエンディングまで、飽きることなく読み通しました。
多分、こう着地するだろうなぁと、大体わかってはいたけれど、それでも読み終わって胸が熱くなったのは、理人がきちんと過去と決別できたから。修司の想いが、彼の作った料理からちゃんと伝わったから。
店にやってきた理人が、修司の料理で自分を取り戻していくシーンは感動。
「ゴルド」が理人の暗の部分なら、「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」は理人の明の部分を象徴しているんですね。彼の求めるものが変わっていく様が、レストラン経営の行末と重ねて描かれてるあたり、読ませます。
とにかく、おいしいフランス料