瓜うりたのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!!
失礼ながら、私の中で当たり外れの多い作家さんでしたが今回は当たりでした(寧ろ一番好きかも)
今回は、悪役とその取り巻き二人のCP
悪役の取り巻き二人(攻め)の倫理観が残虐的なので、人の命が軽い世界観が苦手な方には合わないかも…?
攻め二人は鬼畜だし、初体験も陵辱だし…で主人公(受け)が散々な目にあいますが、天然ポヤポヤ・アホの子なので暗くならずに楽しめました。
攻めから結構酷い目に遭わされますが、「何でオレがこんな目に〜〜」なトホホ系のコメディで時折ふふっと笑えます
何より、見た目は悪役らしくクール美人なのに、中身はアホの子なギャップが凄く可愛い…!
途中で攻め視点が入るの -
購入済み
昔の日本の様で日本ではない、あやかしのいる異世界。主人公の側に前世からいる謎多き毛むくじゃらのケム。ケムを見てるとアビーちゃんかな?と、クスッとしちゃう。別物ですけどね。主人公は前世からあやかしが見えることにより不幸な人生を送っているのに、前向きでがんばり屋さん。前世ではお祖父さん、現世では市井さんに見つけて貰えてよかった。人を恨んだりせず、今の仕事に取り組む姿勢、役に立ちたいと頑張る所に好感がもてます。既に2巻発売が決まってるようだし楽しみです。
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購入済み
発刊された時から気になってたので、とうとう購入しました。
もう、めちゃめっちゃ面白かったです。
リーニャにベタ惚れの皇帝の思考が、斜め上で、面白可愛いです。
陛下の兄も、いい味出してるし、義理の両親も、神官さんも、メイドも、馭者も、皆んな個性豊かで、笑わせてくれます。
こんなお話しがまた読みたいなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいやー、面白かった!
総じてキャラがネタキャラでコントを見ているようだった。
発言全てにツッコミ入れたい皇帝に、そんな皇帝本人が不在でも話を聞いただけでツッコミを入れているリーニャも食べ物に釣られすぎなところに読者側からおそらくツッコミ入れられるキャラ。
ボケが多いのよ、基本的にボケキャラばかり。
ラスボスかなと思っていた聖王代理も笑い上戸だったし、冷酷と恐れられたはずの皇帝がつくった国は存外平和だった。
義兄さんも敵に回らず、ずっと味方だったしね。
安心して笑って主役カップルたちにツッコミ入れながら読める楽しい作品でした。
癖になるな、この作風。 -
購入済み
珠玉のユーモアラブコメ
あり得ない場面から始まり、どうなるどうなる?と期待させる物語。
コミカライズされたものも読んだが、さらに後日譚が追加され物語に厚みがある。
ノリの良い会話はアップテンポなしゃべくり漫才のよう。
時に、皇帝の生い立ちエピソードの苛烈さが緊張をもたらし、にわかシスターを恋に落とそうとする様子が緩和をもたらす。
素晴らしいバランスと感じた。
登場人物すべてのキャラ造詣もたくみ。
それぞれのスピンオフな物語がこの先も読みたいなと思った。
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Posted by ブクログ
ネタバレいい意味でこちらの予想を悉く裏切ってくる作品だった。
日本から異世界へではなく、異世界から日本へ来るパターンだったこと(まあ、これはまだよくある)
桐人が使う『縁切り』が、ホストの力を使って演技で人の縁を切るのかと思っていたら、陰陽師的能力だったこと。
何より依頼人の抱えていた内容、縁を切りたい相手の事情が重い!
もっと気軽に読めるライトファンタジーかと思ったら、ヒューマンドラマかなと思えるほど濃厚だった。
殺人ネタが出てくるとは思わなかったし、恋愛面も多様性やら愛が憎しみに変わったりやら、とにかく濃かった。
リリシャと桐人の関係性の変化はもう二の次である。
リリシャの鑑定の力がきっちり練ら -
購入済み
テンポ良し
ご都合主義なとこもありますがテンポの良さのためには必要なこと。登場人物がみんな何かしらの癖や影を持っているので、純粋ないちゃらぶモードはありませんが、これはこれで良し♪
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悪役令息と忠犬
表題作とその後の物語に当たる第2章からなる2部構成の作品です。
転生ものではありますが、前世知識よりも転生後の人格とその頭脳で策を弄する感じなのが新鮮でした。ただ、主と従者だったはずのユリシーズとトリスタンのラブシーンが唐突でびっくりしたり、他にも説明不足感が否めない部分があったのがちょっと残念。甘さは控えめなのでBL風味のバディものみたいかも?
それでも策を弄する悪役令息ユリシーズと主の無茶振りを難なくこなす忠犬トリスタンのコンビはとても魅力的で、続編があったらぜひ読みたいです。 -
無料版購入済み
何というか
師匠と弟子の曖昧にしたままの関係をベースに、お互い言いたい放題のところがあったり、見せたくないものがあったり。ちょっとした事件をきっかけに、それぞれ思うことがあったり。でもまぁ、今はこのままで、みたいな。
日常の何気ない言葉のやり取り自体は面白いけど、どこに向かっていくのか...、そういうことを求めてはいけないのかな?とても読むのに時間がかかりました。 -
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登場人物が全員イマイチでした。
壮大な物語だけど展開はさらっと流れていって、これ何を読まされてるのか・・・となりました。
あまりBL求めてない物語好きな方にはいいと思います。 -
購入済み
いきなり盛り上がる
悪役令息に相応しく黒い主人公でした。
前世記憶待ちではあるのですが、知識と記憶があるってくらいで本質は変わらず真っ黒。
サックサク展開するなと思ってたら2部構成でした。
従者のトリスタンといきなりメイクラブに突入するので、???が踊り狂いました。
なんかページ飛ばした?と戻ってみたり。
主人公が前世思い出す前から、トリスタンは立派な犬だったので主人への愛は何も変わらないのでしょうけど、主人公はいきなりトリスタンへの愛?執愛?主人愛?に違う方向で目覚めた感があってちょっと拍子抜けしました。
2部も切りよく終わってますが、まだ続いてそうなきもします。
でももう続きは良いかなーと、この一冊で満足です