倉吹ともえのレビュー一覧

  • 沙漠の国の物語 ~楽園の種子~

    Posted by ブクログ

    風景描写にぞわぞわしっぱなしでした。
    本当に砂漠にいるよう。
    話の展開もドラマティック。ごちそうさまでした、おいしかったです!

    0
    2011年07月24日
  • キャンディ・ポップ4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最終巻です。
    1巻2巻は、まだ世界観が馴染めなくて、読むのがなかなか進まなかったですが、最終巻はきっちりまとまってました。終わりよければすべてよしです。

    ザオネイルがカミさまになった理由とか、過去でのシュシュとの関係とか、「霧の回廊」とか、豪快なアイリスのおばさまとか、気になってたところがちゃんと出て来ました。

    毒にやられた街の人を救うべく、アイリスが4つ目の願いをザオネイルに伝え、それをかなえるとタブーを犯したことになって「霧の回廊」に戻らないといけないから、願いを叶えることを拒むザオネイル。ちょっとシリアスな展開です。結局4つ目の願いを叶えて「霧の回廊」に戻ってしまったザオネイルに、どうなるのかと思ったら、意外な展開でハッピーエンドで終わりました。

    理由はよく分からなかったですけど、アイリスと同じ時間を過ごせるようになったザオネイル、人が変わったっていうのか、急にアイリスに対するラブ度が増して、ちょっとにやついちゃいました。もうちょっとラブラブな感じが見たかったかな。

    シリーズ通してさくさく読めましたけど、後半の方が面白いので、このシリーズを読むときは、一気に読んだ方がいいですね。

    0
    2011年02月06日
  • 沙漠の国の物語6 ~あざなわれし者~

    Posted by ブクログ

    砂漠6巻
    ラビサの容姿もだんだん女の子らしくなって、
    イラストも眼に見えて女の子になってきた、、、!
    挿絵がまた絶妙なので、確実にお宝本。

    0
    2010年08月05日
  • 沙漠の国の物語2 ~風はさらう~

    Posted by ブクログ

    砂漠2巻。砂漠の荒涼とした世界観の中に、
    シムシムの緑が覆って行く、そんな物語を想像するだけで楽しい。

    0
    2010年08月01日
  • キャンディ・ポップ4

    Posted by ブクログ

    おわった〜

    今までのノリから察するに、
    悲しいエンディングにするとは思えなかったけど、
    いい感じに上手くまとまっていた〜

    最後の最後にアイリスとザオネイルが急接近!
    ドキドキとかはなかったけど、
    観ていて『ああよかったなあ』と
    すっきりと思えた。

    アイリスのおばさまが超いいキャラ!
    そういやアイリスのおばさまとカミのストーリーがあまりに
    さらりすぎて、
    その辺番外編とかださないのかな?


    アイリス、最後の最後までいじらしくて素直で超可愛かった。

    0
    2010年06月28日
  • 沙漠の国の物語8 ~鋼の旋律~

    Posted by ブクログ

    沙漠の国の物語 第8弾。再び "星読みの徒" の手に落ちたラビサは "星読みの正巫女" リードゥの協力を得ようと"星読みの徒" の内部を探る。沙漠に混乱をもたらした黒幕の姿がいよいよ明らかになる…ラビサとジゼットがずーっと離れ離れで寂しいけれど…随所に二人がお互いを想う心が描かれていてとても切ない物語になっています。

    自分ができることは何かを懸命に考え行動するラビサの姿はとても凛々しいけれど、緊張の糸がどんどん張り詰めていくようで、とても辛い。そんな時に思わぬ形で沙漠の騒乱の原因を知ることになり、混乱するラビサが想うのはジゼットのことで。彼女が思わず口にする言葉が本当に切ない。
    一方ジゼットはゼクスや元旅団仲間たちのサポートを受けて、着々と事態の核心に迫る。状況を聞きラビサを想い逸る心を、周囲の大人が巧くフォローしていて、前巻でトゲトゲだったジゼットがとても冷静で穏やかでほっとする。「ありがと」なんて、気が張り詰めてる時には言えないものね。

    ラビサとジゼットの緩急が物語をどんどんクライマックスに導いていて、とてもいい流れ。いい緊張感があります。

    そんな主人公二人の描写はとても好いんだけど…正直 "星読みの徒" にまつわるストーリーは蛇足に感じるくらい弱い(何事も"運命" で片付けちゃうからイヤってのもあって今まで感想もあまり書けなかった)キーパーソンのリードゥにも大きな転機が訪れるんだけれど、あまり納得できないというか…書き込みが足りていない感じがするなぁ。

    なにはともあれ、ラビサとジゼット、リードゥも。それぞれの決着を着ける為、舞台は不穏な空気が漂う聖地カヴルへ。楽しみです!

    0
    2010年06月08日
  • 沙漠の国の物語7 ~暗夜流々~

    Posted by ブクログ

    沙漠の国の物語 第7弾。ラビサは険しい瞳で短剣を胸に構え、ジゼットは表情の無く刀を背負う…ジゼットの足手まといにならぬ様、強くなることを決意するラビサ。ラビサを思うが故に距離を置くジゼットは "砂嵐の後継者"の頭・ザクロを討つことを二度とタラスファルに戻らぬ覚悟で決意する…

    ラビサにカヴルから一時帰還の指令が届いた。ジゼットに護衛を頼むが断られてしまう。ジゼットの様子に「これが最後のような」違和感を覚えるラビサが必死に言い募る場面はとても切なかった。
    振り向いて欲しくて、ついに口にした言葉も、届かなくて。後に残されたラビサの姿が本文で語られないだけに辛い。こんな状況で離れなければいけないなんて、切な過ぎる。だけどそれを振り切って行くジゼットも、ゼクスにラビサも自分の気持ちも預けるしかできなくて。恋をあきらめなければならないジゼットが切なくてならない。
    そんな心を隠して、二人は別々の道を行く。パートナーが入れ替わっての道中は、それはそれで楽しい。折に触れて傍にいない相手のことを考えているのは、とても切ないなぁ。

    "星読みの徒" の魔の手は、とても卑劣な方法でラビサを襲う。自分で自分の身を守らなければならない事態に陥って、ラビサは剣を使う覚悟を決めるが、一方でその間違いに気付く。自分の気持ちにきちんと目を向けたラビサは、自分の道を探す決意をし行動する。ゼクスの言うとおり「いい女」だね!

    一方ジゼットも負けてない。アリヤの直球、ビッキの脅し、ホレブのダメ押しもあって、何故、自分が行動を起こしたのか、色々理由をつけて見えなくしてしまった自分の心を取り戻す。迷いを断ち切って前を向いたジゼットは、本当にかっこいい!

    ラビサは、星読みの正巫女・リードゥに会うために一人、星読みの徒の本拠地に向かう。ラビサはリードゥと出会うことができるのか…
    色々なことが一斉に動き出し、どんな結末に向かうのか、ジゼットとラビサは再会できるのか、続きが楽しみです。

    0
    2010年06月09日
  • 沙漠の国の物語6 ~あざなわれし者~

    Posted by ブクログ

    沙漠の国の物語、大きく世界が動き出す第6弾。
    ジゼットの恋心が走り出し、ラビサの戸惑いが鮮明に描かれます。新キャラのゼクス&ビッキもとても魅力的です。

    ラビサは、仔リグーの誕生やシムシムの成長を見守ったり、アリヤの面倒を見たりと、タラスファルでとても穏やかな生活を送ってた。
    一方聖地カヴルでは、ラビサの兄ハディクが復興に向けてカヴル隊商都市化を提案していた。他者を拒んできたカヴルの大きな方向転換に街の人々は戸惑いを隠せずにいた。そんな会議の最中、血に染まった伝書鳩が舞い戻る。それは、事前調査に出発した仲間が"砂嵐の後継者"を名乗る義賊に襲撃されたことを告げるものだった…
    「"砂嵐の後継者" カヴル襲撃の報」はすぐさまタラスファルに伝えられ、ジゼット達は 元"盗賊団" としての決着をつけるべく動き出す…

    ……出発前のジゼット。青春です。ほんとにもう。前巻で覚悟を決めてるから、まっしぐらって感じ。思わぬ場所でラビサと再会して…嫉妬で余裕がなくなってるジゼット…年相応(よりも少年っぽい?)で、可愛すぎる!

    ジゼット不在の中、ラビサはトラブルに巻き込まれ、遊動民の一族と出会う。ラビサちゃん、なんなのその警戒心のなさは!と言いたいところだけれど、そんなラビサだから魅力的なので、仕方ないか…この一族と "砂嵐の後継者" との出会いが、ラビサの迷い(前巻ではまだ漠然としていた思い)を明確にする。

    ラビサの心の迷走は、本当によくわかる。
    好きな男を否定したくない気持ち。ありのままを受け入れられない自分が未熟に思えて、自分が変わるしかない、と。女の子らしいところがあまり見えないラビサだけど、目一杯、恋する女の子だなぁって。
    ジゼットはジゼットで、大きなジレンマを抱え込むようになってしまう。『最初から間違っていたのでは…』と思ってしまった気持ちは、一人で抱えるには重たすぎるものなのに、開放する手段を自ら手放してしまうから…屈託のない触れあいが消えてしまったのがとても悲しい。

    見え隠れする"星読みの徒" の動きも不気味で、ますます目が離せません!

    0
    2010年06月04日
  • 沙漠の国の物語5 ~眠れる望楼~

    Posted by ブクログ

    沙漠の国の物語・第5弾はジゼットとラビサ、お互いに惹かれあう気持ちを自覚する、思わず顔がにやける物語。名言のところにも書いたのだけど"「多分濡れ衣だ。俺はどちらかというと段階を踏むタイプだと言っておいてくれ」" (P38) って。
    かなり段階すっ飛ばしてますけど…?

    舞台は至星(こちらで言う冬至?で大晦日?のようです)で賑わうマンナ。タラスファルの織物をマンナに運ぶ仕事を手伝うことになったラビサだが、なぜか元気がない。そんな様子を心配したジゼットがなにかと構う中、ひょんなことからマンナの幽霊&殺人騒動に関わることになり…

    ラビサの意外な弱点とそれを知ったジゼットのイジワルに、思わずニヤニヤしてしまう。イジワルが過ぎて、ラビサの心に秘められた深い悲しみを呼び覚ましてしまった時…ジゼットの心はラビサに決定的に捕らえられる。好きな子をちょっとからかうような軽さが消え、決意に変わる。残念なことにその決意はラビサにまだ、届いてはいないけれど。
    どたばた騒ぎの後、ラビサとジゼットに訪れた夜明けの瞬間が、とても素敵です。ラビサは言えなくなってしまった自分の嘘をジゼットに告げ、でもとっくに決意をしているジゼットはそれを知ったところで揺らぐ訳もなく…真っ直ぐな彼の言葉でラビサが笑顔を取り戻す場面は、ジゼットじゃなくても見惚れてしまう。

    ジゼットの言葉を受け止め、今の状況から一歩踏み出す覚悟を決めるラビサ。全てから守ると誓うジゼット。

    そんな二人の想いはまだまだ心の中にある状況で、世界の変革の波が姿を現わし始める。一つは砂嵐の後継者を名乗る者。一つは星読みの徒たち。これからどう動いていくのか、続きが楽しみ!

    0
    2010年06月01日
  • 沙漠の国の物語2 ~風はさらう~

    Posted by ブクログ

    デビュー作『沙漠の国の物語-楽園の種子』の続編。


    「シムシムの使者」としてたった一つ実ったシムシムの種子を"砂嵐の町" タラスファルに託したラビサは、園丁見習いとして再びこの町を訪れる。
    解放された故郷の復興に忙しい毎日を送るジゼットと、自分がすべきことが何なのか見えずに焦るラビサが、すれ違いながらもだんだん惹かれていく様子がとても爽やかな物語。お互い気になっているのに、本人たちより周りの方が気付いているというのはお約束だけど、ニヤニヤしてしまいますね。

    そんな微笑ましい二人とは裏腹に、取り巻く現実は過酷なもので。

    砂嵐旅団の魔の手がラビサに迫りイフリートの力で何とか難を逃れたものの、旅芸人の一座に拾われ奴隷にされたり、奴隷商人によって売り飛ばされそうになったり。ジゼットの機転で助かったものの、砂嵐旅団頭領のカヤルに捕らわれてしまったり。状況の変化がとにかくめまぐるしい。

    ジゼットは兄と慕っていた砂嵐旅団の頭領カヤルと決着をつける。
    カヤルの闇はジゼットの闇よりもなお深くて。自分の孤独を、他者を憎むことでしか隠すことができなかった、彼の存在自体が歴史が生み出してしまった罪なのだろうと思う。

    ジゼットが過去と戦っている間、ラビサは、自分が使者の旅でもたらした世界の変化の波の一端を見ることになる。少女らしい潔癖さと素直な言葉は、周りの大人をも動かし歴史の大きな転換を迎える。
    光が大きければ影もまた大きい。新たな火種の存在が明らかになるなど、沙漠の世界はまだまだきな臭いけれど、そこは次のお話ということで。

    ゆっくりとお互いを意識し始めたラビサとジゼットの大切な「約束」
    もう二人から目が離せません!

    0
    2010年05月30日
  • キャンディ・ポップ4

    Posted by ブクログ

    惰性で買っていたキャンディ・ポップシリーズの第4巻にして、完結巻。

    正直このシリーズ、私ははまってないな~と思っていたのですが、うぉ~昇華した!!!!!!!!
    「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!」並の称賛をあびていいと思います。

    業突く張りな神様回収係のクロやら、ずるばっかりする見た目幼女のシュシュやら出てきて、とっ散らかっている感がでていた2~3巻でしたが、全部4巻でしっかり解決してくれました。

    少女小説の王道と言えば王道なのですが、しっかり安心感もって、でもストーリー上のスリルは楽しみつつ読ませていただきました。

    しかし冷静に考えれば、またしても、慈愛にあふれつつ、突っ走ってしまうお姫様のヒロインだ。いいんだ、好きだから。
    読書は、脳内栄養補給の手段だから、一番栄養取れるものを選べばいいんだ。

    そんなわけで、この作品の魅力は、やはり、素直でかわいいヒロインのアイリスなのですが、それと同時に、ヒーローである、ザオネイルもまた可愛い。好きな子相手に意地張っちゃうなんて、ド定番な設定ながらも、可愛い可愛いと思って読んでしまいました。
    やはり男子にはどこか、少年らしい部分を少しだけ残しておいてほしいものですね。


    最初にも書きましたが、見事な大逆転。
    途中でくじけず、4巻一気読みがお勧めです。

    0
    2010年01月28日
  • キャンディ・ポップ4

    Posted by ブクログ

    倉吹さん好きー。

    一応シリーズモノだけど、短編でもいけるかな。

    この第4巻が私は好き。
    笑えた。
    そして少しばかりシリアスな場面も。

    主役の2人、とても素敵。
    どんだけウヴなんだよ。
    ウヴにも程があるぜ。

    ハッピーエンド万歳!!

    0
    2010年03月31日
  • 沙漠の国の物語 ~楽園の種子~

    Posted by ブクログ

    この作家さん、アマから応募して、いきなりその応募作品のトップ賞獲ってデビューだよ?
    凄すぎる。

    今やシリーズ化して、9巻完結。

    0
    2010年03月31日
  • キャンディ・ポップ

    Posted by ブクログ

    一気に全巻読んでしまった。
    お菓子みたいにかるくつまめて、そしてギャグがおもろい。
    自分に合った本でした。

    株とカミには手ぇだしちゃダメなんだけど、ザオネイルにだったら手ぇだしちゃいそう。ww
    レジーは、ホモになるのかなぁ。・・いやむしろそのほうがいいじゃん!
    私大賛成。応援しちゃうよ!
    王女様に恋ってなんか切ないな。

    0
    2012年05月22日
  • 沙漠の国の物語 ~楽園の種子~

    Posted by ブクログ

    全巻読んだ。
    一番好きだったの風はさらうですね。
    ところどころ書き足りない部分があり、それがすごい大切なとこだったりするので
    残念でもあり、なんか悲しかったなぁ。

    そして、なんか笑えるw
    最終巻の挿絵良かった。サユンかっこいい。

    0
    2012年05月22日
  • キャンディ・ポップ3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    引き続き旅を続けるアイリスとザオネイルですが、ドタバタして面白くなってきました。

    最初は、二人の仲を裂こうと少女の姿のカミさまシュシュがザオネイルに呪いをかけちゃいましたけど、ペーペー鳥のクロとシュシュの会話でにやり。「ペペペペ-」「ペペッ」会話になってるのがすごいです。

    ザオネイルも呪いによって、真逆の性格になって、誰にでも親切でポエムなんかよんじゃうザオネイルになっちゃいましたけど、アイリスって、あの素っ気なくて意地悪なザオネイルが好きだったんですね。

    後半はアルバイトで実家の舞踏会に潜入したアイリスですが、レジーにはバレバレ。知らぬは本人ばかりなりで、恋人のふりをすることになっちゃいました。

    そうとは知らず、レジーがアイリスに告白しているのを見ちゃったザオネイルがもやもやしてたり、レジーにキスされようとしたのを邪魔したりしてるんですけど、なんかどんどんアイリスに対する気持ちが素直に出て来た感じがします。

    最後は、寝込んだアイリスに、ファンシー小動物よろしく、毎日薬草を届ける状態になっちゃいましたけど、最後はどうなるんだろう。カミさまについて行ったアイリスのおばさんの話も気になります。

    0
    2011年02月06日
  • 沙漠の国の物語 ~楽園の種子~

    Posted by ブクログ

    ファンタジーで冒険もの。ライトノベルの王道だ。舞台や設定がしっかりしていて、デビュー作のわりに安心して読むことができた。


    最初は表紙を見て男二人の冒険物語かと思った(笑)。でも、金色の髪の子は少女だ。かといって恋愛ものではない。おかげで全体的に読みやすかった。

    久々にファンタジーを読んだ。ジンとかイフリートとかシャイターンとか…魔法系が出てくるが、そんなに苦を感じなかった。それらの説明がきちんとあり、理解できたからだ。感覚的にはRPGに似ている。砂漠という馴染みの無い舞台も情景描写がわかりやすく、焼けるような熱さやサラサラの砂漠、瑞々しいオアシスを感じることができた。

    後半に描かれたカヴルの裏の歴史を知らされるという衝撃的展開や主人公ラビサとジゼットのそれぞれの苦悩など、物語の起伏もはっきりとあり、読み応えがあったと思う。ラビサが最後に下した決断にも自然で無理な感じがなかったので、共感できた。

    最後の方でジゼットと砂嵐旅団の頭領カヤルの対決があったが、個々のキャラ設定が曖昧だったため、シーン自体は悪くないのに、それぞれの感情描写をサラッと終えた薄っぺらなシーンになってしまった。あそこはもっとページを割いて重いものになるべきだったと思う。また、あそこに行き着いて初めてカヤルとセウトの良い人間臭さが出てきたのに、セウトなんか全体的にはちょっとしか出ていない。正義が勝つというのは王道というか当たり前で、それはそれでいいが、悪の方ももっと描写すれば物語に厚みができたと思う。

    続編が出るならば、キャラの厚みをもっと持たせてほしい。他が緻密で詳細な完成度の高い印象を受けたので、余計に足りない部分が目立って、もったいなかった。しかし、そこが補足されれば、かなり次回は期待できそうだ。ぜひ主人公二人の今後を描いてほしい。

    0
    2010年08月02日
  • キャンディ・ポップ2

    Posted by ブクログ

    カリスマって、、、そんな言葉流行ってんのか!?
    いつだよ!いつ!
    とか、

    ファッションコンテストとか、

    パラレルというか、パロディーというか、
    時代背景とかめちゃめちゃな感じで
    遊んでる感がたっぷりなのがむしろ
    ただただ楽しい。

    あんまり難しく考えなくてもいいんだけど、
    程よい甘さを醸し出してて、
    結構楽しい。

    いろいろライバルっぽい人とか
    新キャラとか出てきたな。。。

    0
    2010年06月28日
  • 沙漠の国の物語 ~楽園の種子~

    Posted by ブクログ

    読みやすいファンタジー。

    このお話自体が種子のような存在。
    この先続くお話の伏線がちりばめられていそう。

    甘さ自体は薄いけれど、
    この先濃縮されていく期待大!

    0
    2010年06月24日
  • 沙漠の国の物語4 ~星のしるべ~

    Posted by ブクログ

    沙漠の国の物語 第4弾。
    ジゼットにライバル現る?

    園丁学生の試験を受けるため、故郷のカヴルに帰ることになったラビサ。町に見慣れない姿をしている人々を見つけ、町が変貌しつつあることを肌で感じる中、ラビサは星読みの正巫女・リードゥと出会う…

    約1ヶ月間、離れて過ごすことになるジゼットとラビサのやり取りが見もの。「故郷に帰るだけ」とのんびり構えるラビサに「迷子札」胸飾りで自己主張するジゼットがとても…良い。

    沙漠の世界に新たに登場したのは「宗教家」とも言うべき星読みの徒たち。星を読み運命を説く彼らは、今までの価値観が壊れて不安定なカヴルの人々の心にこっそりと忍び寄っていて、不気味です。

    さて、そんな中久しぶりに故郷に帰ったラビサは、幼馴染たちも園丁試験を受けると知り無邪気に喜ぶが、なぜかよそよそしい態度で迎えられてしまう。売り言葉に買い言葉で、落ちたら園丁見習いの立場を返上すると宣言してしまう。落ちたらタラスファルにいる名目がなくなってしまうため、必死で試験勉強をしようとする妹を、できれば手元においておきたいラビサの兄・ハディクや彼の恋人・アイシェが邪魔をするシーンはラビサが本当に愛されてるなぁとほのぼのしてしまいます。お兄ちゃんは今まで切羽詰ったシーンしかなかったからね。

    幼馴染サユンのギクシャクは「ただの幼友達」から「大事にしたい女の子」にラビサの位置が変わっていたが故なのだけれど、ラビサが全然全く気づいていないのが…ちょっと哀れ。しかも男からもらった風の胸飾りを見つけてたら、そりゃ逆上もするよね。
    ラビサにとってサユンは心から信頼する「親友」で。惚れた女の子に「親友」宣言されたサユンは…自分の心が何に苛立っていたのか気付いてとっても好いオトコになってましたね。今後が楽しみです。

    一ヶ月ぶりに再会したラビサとジゼット。いつの間にか一緒にいるのが当たり前になっていた二人の再会はちょっとドキドキ。ついにラブラブモード!? かと思いきや…リードゥが不吉な予言をジゼットに告げ、なにやら不穏な気配が漂い始める…ジゼットの不安が今後どう影響していくのか、目が離せません。

    0
    2010年05月30日