深山くのえのレビュー一覧
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ネタバレ深山くのえさんの新作ということで、はずれはないだろうと買ってみました。「乙女なでしこ恋手帖」と同じ大正時代のお話です。
貧乏子爵家のお嬢様の紗子が父親の残した借金の返済のために質屋を訪れ、たまたま居合わせた帝大生の伊織と出会います。
借金は返済できたけど、今後の生活のために下宿屋を始め、個性的な人たちが住まい、不思議な縁でなんだか楽しい感じがしました。
伊織が自分の従兄の光也に下宿を紹介したくなかったというのは、紗子が光也を好きになったら嫌だって思ったからですよね。紗子の好みとは違ったみたいで、伊織の懸念は払拭ですけど、ちょっと伊織がかわいいかもって思っちゃいました。
気持ちは伝えてないけど、すでに両思いになってそうな伊織と紗子。これは続いて欲しいなぁって思います。
(たぶん、性根の悪い祖母とか父とかが出てきて、ひっかきまわしてくれそうですけど) -
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中編ひとつ、別のシリーズ番外編2つ、のアンソロジー。
別シリーズは別段内容を知らなくても読めましたが
多分『愛玩王子』はかなりの人数が出てきたので
知っていた方が面白いかも?
『青宮の華燭』は別の国の話なので
普通に読めます。
一言で終わらせるなら、シンデレラストーリー?
中編『冬の蝶』は、不思議な話。
半分かった紙に文字を書いたら、もう半分の紙に
その文字が現れるという…。
メールを、と作者は言っていましたが
チャットみたい、と思いました。
ライン、の方が適切?w
誤解とすれ違い、という、読んでいる方にとって
はらはらどきどきの展開盛りだくさん、でした。
しかも最後の、相手の父親の苦悩内容。
じゃ、もう大丈夫だ、と思わせる後押し付。
にやにやしながら読んでしまいましたw -
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ネタバレコミックスの部類分けですけど中身は小説です。
新・舞姫恋風伝となっていますが前作の登場人物は出てきません。そして誰も舞ってません(笑)
短編集で「琥珀の夢」と「茉莉花は月夜に微笑む」の2作が収録。
「琥珀の夢」が半分以上を占めているのでタイトルは「琥珀の夢」の方が良かったんじゃないのかな?とか思ったり。
短編ですが2つとも面白かったです。
個人的には「琥珀の夢」の方が好きです。身分違いの恋が切なく情熱的に描かれていました。主人公カップルよりも帝の性格が新鮮で良かったです(笑)
「茉莉花は~」は短かったのでもうちょっと読みたかったな、と思いました。こっちのバカ太子やバカ親王、バカ嫁にかなり腹が立ちましたww -
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ネタバレシリーズ2巻目。
恋人となり2人仲良く過ごす真那と八尋。けれど、そんなある日、東子の義弟・執棹が真那に目をつけ、無理やり自分のものにしようとする。そのことを知った八尋はある行動に移る。
1巻のラストで恋人同士になったから始終ラブラブな状態かしら?と思いきやそうは問屋が卸さない(笑)強引すぎる男の登場で焦った八尋がぐいぐい行動に出始めた感じ。今回はその男もあっさり引き下がったけど、あさっり過ぎてまた出てくるんじゃないかと思ったり。
中盤からは押勝と上皇+真備との戦いが勃発。真備けっこう好きだな。快活で飄々としたじーちゃん。押勝も腹黒さが隠せなくなってきてるかもね~ww恐いお人だわ。
3巻ではどんな展開になるのか気になる。深山さんの話は安定して楽しめるから読んでて安心。 -
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ネタバレ2巻目。一気に読んでしまいました。おもしろかった。
イラストは由羅カイリさんでしたが、中華風じゃなく奈良時代なので、いつもの「彩雲国」イメージはなかったかな。
真那と八尋は互いに愛し合っているのに、2人の結婚を阻むのは、やっぱり恵美押勝の存在でした。彼の娘の東子は前巻では真那に味方してくれるのか分からないところがありましたけど、この巻では完全に真那に味方してくれてます。
吉備真備も出てきて、彼と恵美押勝との関係なんかは忘れちゃったけど、こういう感じで2回も遣唐使船に乗ったって言われたら、ちょっと納得しちゃったかもしれないです。
押勝の息子もどうしようもないし、東子の薬師をしてるのに使い捨てにしようとした押勝ですけど、今後真那と真備の関係なんかが彼に分かってしまったら、消そうとするのかなぁ。
今回ちょっと出てきただけでその後は音沙汰のなかった執棹が次巻で出てきそうな感じがします。押勝が真那を自分に取り込もうとあの馬鹿息子の嫁にしようとしそうな感じ。
八尋が真那を嫁と決めたら頑固としてそれに向かって進みそうですけど、そのあたりが「桜嵐恋絵巻」の雅遠とかぶりそうです。八尋の場合は真那を嫁にするために、押勝を倒そうとしそうな感じですが。
次巻も楽しみにしてます。
(他のシリーズも出ないかなぁ。) -
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ネタバレ平安時代かと思いきや奈良時代の話でした。
深山さんの新シリーズ開幕。やはり安定感のある面白さ。ただ漢字の読み方に慣れず、序盤は何度もページを戻って読みを確認しながら読んでたのでちょっと疲れました。でも途中からは自己流で読み始めてた(笑)
主人公は真面目で感情表現がちょっと苦手な薬師の女の子・真那。相手役は臣籍降下した元皇族の一族で内舎人の八尋。ある日、怪我をして倒れている八尋を介抱した真那。その後、偶然にも八尋と再会するが、彼の高貴な身分を知り思わず気後れしてしまう。八尋の気さく態度と優しい接し方に惹かれていくが、真那は自分の想いに素直になれない。そんな中、真那が勤める薬司から毒の実が消えていることが発覚し・・・。
イラストが由羅さんだということにまず驚き、でも私的には綺麗で話の内容にも合っているし、実にしっくりきました。八尋がイラストでは押しの強そうなオレ様系かと思いきや、文章を読んでいくと気さくで人懐っこい感じなのでちょっと違うかな?と思っていたのですが後半はやっぱりそうなのね、という感じで良かったです。毒の実が消えた事件については早い段階で犯人の予想はつきましたが、押勝のこととか宮廷でのいざこざとかまだまだ問題はいっぱい起こりそうな感じなので続きますよね?
雨の中、真那を帰したくないと焦る八尋と、その後の強引さとのギャップにキュンキュンさせてもらいました。続きが出るようなら想いを通じ合わせた二人のラブラブな様子がまた読めるのかな?発売を楽しみにしておこう。 -
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舞姫恋風伝と同じ舞台なのかな?安心して読めました。ハッピーエンドはもちろんでしょうし。
今回は舞姫ではなく歌姫の銀花が主人公。相手役の叡季はめちゃくちゃ気さくな太子様(笑)こういう太子様もいいよね!
そんな銀花の特技は声真似。ある宴でその特技のことを最有力太子妃候補の娘に知られてしまい、その娘の身代わりとして顔を隠して叡季と話すことになり…
結果としては叡季は銀花の身代わりに気づいていて接していたから銀花だけが辛く切ない想いをしたことになるのかな?でもそれがあったからこそ、自分の気持ちに気づけたんだから結果オーライなのか。ラストあたりはとてもキュンキュンさせてもらいました。一気読み!素直になれない二人の甘酸っぱい初々しい感じが可愛かったです。 -
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ネタバレ猿国とあれば、「舞姫恋風伝」を思い出しますが、話は似ている感じがしました。舞姫と歌姫の違いと、帝と皇太子ってところは違いますけど。
話の結末はわかりきってはいますけど、やっぱり、深山くのえさんの話は読みやすいし、たまにジーンってなるところもあって、好きです。安心して読める感じです。
叡季のお妃候補の楊美珠が叡季を嫌って、自分の身代わりに声帯模写が得意な銀花を代役に立てるってことで、話が進むのですが、途中、叡季が美珠を気に入ってしまったのかと思ったら、最後には、すべてばれていたって、銀花がちょっとかわいそうでした。
銀花に縁談が全然来なかったのは、叡季が止めていたからっていうのは、途中で予想はつきましたけど、怜世も先生も周りはすでに叡季の妃は銀花でいいって認めていて、知らぬは銀花ばかりっていうのも、それを知った上で、読み直すと、違った感じで読めそうです。
これはこれで面白かったんですけど、やっぱり、「乙女なでしこ恋手帖」の続きが早く読みたいです。