花守のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おもしろかったです!
出版社勤務だけど、編集の仕事に初めて携わることになった小依と作家の皆月。
2人は取材のため、お抹茶に関する逸話を探しながらお抹茶スイーツを求め、京都の人気名所やお店を巡ります。
行く先々で出会うお抹茶スイーツも美味しそうでしたが、今まで知らなかった抹茶の知識も小噺もかなりおもしろかった。
二人で巡る京都は、クスリとなる軽快な会話と柔らかな雰囲気が心地よく、食欲も好奇心も満たしてくれる。
ちょっとした謎もあって、本の中から楽しみが次から次へと湧いてくるようでした。
もっともっとお抹茶について知りたくなったし、物語に触発されて、京都の町でお抹茶スイーツ巡りをしてみたくなりました。
読み終える頃には、頭のなかは抹茶一色!
続編も読みたいです。 -
ネタバレ 購入済み
手紙から始まります
婚約破棄されたヒロインから元婚約者の王子に向けての手紙からはじまります。某ラノベと同じ展開なのですが、なかなか読みが応えありました。
好意が同じ様に返されないことで悪意に変わっていった王子。その王子に惚れて後先考えず婚約者の立場におさまった男爵令嬢。婚約破棄されたことにショックを受け、失明と髪を対価に記憶を失う魔法を受け入れたヒロイン。訳ありだとわかりながらもヒロインを受け入れたヒーロー。それぞれ色々考えがあってのことですがもたらした結果が全てでした。最後の方で元婚約者がヒロインに言った「道は交差することはない」という言葉が重かったです。ただラストにヒロインとヒーローの結婚式があり、ヒロインと父親のやり取りが素晴らしかったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレオタクって語り出すと早口かつ長話になるよねという話。
ついマシンガントークして言わなくていいことまで言い、周囲をドン引きさせてしまうから、基本筆談になってしまった主人公。
最終的にはペラペラ喋ってはいたが。
しかも謎解きをして楽しい時は恍惚な笑顔になるというおまけつき。
その笑顔でころっと落ちた人がいるとかいないとか。
最初の15か月も妊娠し続ける妃の話が、一番インパクトあって面白かった。
次の話からは、謎解きが次に持ち越しになったり、全部が全部明らかにならなかったり、何なら黒幕に何の罰もないまま終わるので、すっきりしないという。
後宮ものなので、権力争いも入ってくると勧善懲悪が難しいのは理解できる。
でも、ある一族を巻き込んでの大騒動をした割にあっさりとした幕引きだったので、正直物足りなかった。
主人公の過去の謎も全ては明らかにならないし。
次回への布石なのだろうか。
王和が思っていたより活躍しなかったのも気になったし(傍観者や主人公の代弁者に近く、彼自身が動いたことによって好転したことがあまりない。何なら主人公を慕う羊羊の方が余程有能だった)主人公を含めてある一族の方たちが一部「見れば分かる」で説明を放りだしているのも気になった。
それを「天才」として片付けているのが、説明放棄の言い訳のように聞こえて。
個人的にはその説明が読みたかったのだが。
謎の内容は面白かったが、最初の話がクライマックスで、その後は尻すぼみな印象。
最後にもっとすっきりできる、どんでん返し的な謎解きがあればよかったなと感じた。 -
ネタバレ 無料版購入済み
幼い兄弟がお母さんを気遣うけな気な子達でいじらしい。
こちらだと普通な黒猫ちゃんが精獣さま扱いされるのが楽しい(ほんとに能力あったりして?)それともおばあ様に何かあるのでしょうか?
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公が妖怪が大好きであり、実際に事件が起きると最初は妖怪の仕業かとテンション上げつつも、捜査自体はしっかりと現実的に行っているのはよかった。
妖怪だという結論ありきではなかったので。
後半になればなるほど、その傾向は強かったような。
事件自体も、絵から出てきた人物の子を孕んだ話、妖鳥の襲撃事件と本当に現実の事件かと思えるほど驚愕の内容ながら、ちゃんと理詰めで解けるのでよかった。
最初の事件はトリックも凝っていたし、次の事件は小説ならではのトリックだったなと思ったので。
挿絵などあると、バレそうな手口……
ただ最後の事件はちょっと荒唐無稽かな?
実現可能かが気になるところ。
まあ最後の話は、相棒の経歴の暴露だったり、相棒と合いそうで合わなかった主人公が義兄弟ならぬ義妹になるとまで懐いたりな話だったので、意識はそっちに持っていかれたから、びっくりどっきりトリックでも、ツッコミは野暮かもなとは思った。 -
購入済み
深いお話だと思います。
王太子という、思い定めを、生まれた時から背負って、生きていかなくてはならない。
ヒロインは、寄り添おうと、一生懸命努めた。
でも、王太子の心は、まだ成熟していなかった。
時は戻せない。
何年かして気付いても、もう、元には戻らない。
生きる事って、難しいですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ抹茶を使用したスイーツを巡る紀行エッセイを書くのが目的だから、無論抹茶スイーツがたくさん出てくるのだが、他のスイーツや料理も美味しそうだった。
小依ちゃんの食レポがいい感じなんだよなあ。
プラス日常ミステリも楽しめるという贅沢な話。
ミステリは単発ネタを何件とかと想像していたら、結局あるお店のお抹茶に関わるミステリなので、実質は一本かなあ。
喧嘩腰なキャラが関わってくるので、ミステリ部分はちょっとフラストレーションがたまった。
謎自体は楽しかったのだが。
それにお抹茶に関わるトリビア的話も色々出てきたのも興味深かった。
意外だったのは、主役二人が安易に恋仲にならなかったこと。
表紙からは想像できなかったが、彼が結構歳が離れている上に既婚者という。
しかも番外編では別キャラとコントを繰り広げるというね、彼自身が謎なキャラだった。
小依ちゃんは失恋後だし元彼とニアミスして、恋愛面ではあまりいいことなかったので、これから先いい恋してほしいなと思う。
その前に天職かもしれない今の仕事を大事にしてほしい気持ちもあったり。
成長を見守りたい、そんなキャラなのかもしれない。