イ・ドウのレビュー一覧

  • 天気が良ければ訪ねて行きます

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    誰かの日常を覗いているような感覚。
    ずっと雪景色の中にある「グッドナイトブックス」の情景を思い描いて読んでいた。

    どこにでもあるだろう
    だれにでも起きている
    日常にみかける出来事が
    なんでこんなに大切な物語に感じるんだろう。

    ドラマや音楽でのKエンタメのメロドラマ的なイメージやショーアップされた印象が強くて
    今まで手に取る機会がなかったけど
    初めての小説がこの本でよかった。

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    2022年01月31日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

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    途中まではなかなか面白くならないな~と思っていたけど、段々と話にハマっていった♪江原道彗川の北峴里の叔母の家に帰ってきたヘウォンは隣の家が書店になっているのに気が付いた。「グッドナイト書店」。こんな田舎に書店なんて、ソウルでさえ小さな書店は長続きしないものだ。ウンソプは田んぼスケート場からヘウォンの姿を見つけた。今年も帰ってこないのだろうなと思っていたが。ペンション「クルミハウス」への道をヘウォンは登っていく。彼女が叔母に引き取られて来たのは十五歳の時だった。昔祖母が運営していた時の名前は「北峴民泊」だったが、叔母の茶色の犬の名前のクルミがそのままペンションの名前になった。

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    2021年08月31日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

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    ソウルでの生活に疲れ切ったヘウォンは、ひと冬を故郷で過ごそうと戻ってきた。隣の空き家は、いつの間にか小さな本屋になっていたーー「グットナイト書店」。店主のウンソプにとってヘウォンは、初恋の人だった。彼女が戻ってきたことで、静かな冬の生活が変わっていく……。

    本を読むことでその人の心が救われるなんて、そんなのは傲慢だ。本や物語にそんな力なんてない。でも人生で立ち止まった時、なぜか手に取ってしまうのは本だった。救われなくても、今抱えている嫌な気持ちを変えるきっかけをくれるから。
    この本を読んだ後、なぜだかそう思った。
    へウォンにとってウンソプはそんな本のような存在だったのではないかという気がする

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    2025年04月27日
  • 私書箱110号の郵便物

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    「天気が良ければ訪ねて行きます」から。
    トレンディドラマのようなオシャレな恋愛小説。
    ラジオ局・構成作家など馴染みのないもので入り込みにくかったけれど、少しずつ愛を育む感じは良かった。

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    2024年10月31日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

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    少し難しかったし、韓国女性の面倒くささは嫌だったけど、他国のヒーリング的な感じは良かった。旦那さんと付き合い始めた頃を思い出した。感謝を忘れてるよなあ。反省。そういう意味では読んでふりかえられて良かった。

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    2023年09月18日