作品一覧

  • 天気が良ければ訪ねて行きます
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    ソウルでの生活に疲れ切ったヘウォンは、ひと冬を故郷で過ごそうと、山と湖に囲まれた片田舎のバス停に降り立った。隣の空き家は、いつの間にか小さな本屋になっていた。「グッドナイト書店」。店主のウンソプにとってヘウォンは、初恋の人だった。彼女が戻ってきたことで、静かな冬の生活が変わっていく……。 外は冷たい銀世界が広がり、グッドナイト書店の中は温かく穏やかな時間が流れる。ふたりの間には、雪の結晶のように、ひとつふたつと少しの重たさも感じさせずに、愛情が舞い落ちていく。ゆっくりと溶けていく痛みと孤独。やがて明らかになる過去の秘密とは――。 傷つくことを恐れる人、傷つくことに疲れた人。それぞれが再び人生を歩み始めるまでの、心温まる愛の物語。
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    ドラマを既に観ていたので、パクミニョンでありソガンジュンの世界ではあるのだけど、ゆったりと時間が流れるグッドナイト書房の世界観はドラマも原作本も同じ。
    この世界観がかなり好きで、これからの冬の季節にまさにぴったり。

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    2023年11月24日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    余韻がいつまでも残る!心の書棚の本が増えた。
    翻訳が、丁寧な表現の原文のひとつひとつを大切に伝えてくれている、至高な作品だ。
    物語も、ドラマティックでは無いのに、登場人物ひとりひとりのエピソードが深く染みる。メッセージ性もあり、忘れられない。
    作家の人柄が出ているのかも知れない。ひとつひとつ、ひとりひとり、それぞれ、あれこれ…どれも丁寧な、一方的な目線でない表現、荒削りな表現は無く、作家が読み手の側で作品に連れて行ってくれる…そんな読書時間だった。
    凄い作家だ!もっと読みたい。

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    2022年05月23日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    すごく暖かい小説。メタファーが少ない本でこんなに虜になれるのは久しぶり。著者の感性豊かさから、情景描写がリアルに伝わってくる。韓国行きたくなった。韓国の田舎に行きたい。

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    2022年02月19日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    なんというか、すごく、すごく良い読後感。
    グッドナイト書店の心地良い空間。
    そんな場所に立ち寄って、居座ってみたいものだ。

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    2021年05月04日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    架空の慧川という村を舞台に,グッドナイト書店の店主ウンソプとクルミハウスにやってきたへウォンの二人と周りの人に起こった様々な出来事がユーモラスにそして温もりを持って描かれる.慧川に降る雪,わーと鳴くキロジカ,居座る寒波に凍りつくクルミハウス溢れ出てくる文章の瑞々しさ,目の前に浮かんでくるようだ.
    ウンソプのブログ書店日誌がまた面白く,こんな本があれば読んでみたいものばかり.本屋さんの努力も応援したくなる.
    とにかく,何もかも素晴らしい本だ.翻訳も表紙も言わずもがなです.そしてウンソプさん,大好きです.

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    2021年04月05日

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