作品一覧

  • 天気が良ければ訪ねて行きます
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    ソウルでの生活に疲れ切ったヘウォンは、ひと冬を故郷で過ごそうと、山と湖に囲まれた片田舎のバス停に降り立った。隣の空き家は、いつの間にか小さな本屋になっていた。「グッドナイト書店」。店主のウンソプにとってヘウォンは、初恋の人だった。彼女が戻ってきたことで、静かな冬の生活が変わっていく……。 外は冷たい銀世界が広がり、グッドナイト書店の中は温かく穏やかな時間が流れる。ふたりの間には、雪の結晶のように、ひとつふたつと少しの重たさも感じさせずに、愛情が舞い落ちていく。ゆっくりと溶けていく痛みと孤独。やがて明らかになる過去の秘密とは――。 傷つくことを恐れる人、傷つくことに疲れた人。それぞれが再び人生を歩み始めるまでの、心温まる愛の物語。

ユーザーレビュー

  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    もう一度観たいと思っていたドラマの邦訳本があると知って。

    「グッドナイト書店」を舞台に、登場人物たちのあたたかい言葉や思いやり、そして静かな愛が描かれる。
    書きとめたい素敵な文章がたくさんあり、ゆっくりと時間をかけて読んだ。ゆっくり読みたいと思える本は、いい本だなって思う。

    『よく目が覚めて、よく食べて、よく働いて、
    休んで、そしたよく眠れたら、それが素敵な人生』

    0
    2025年11月22日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    読み始めから心が暖かくなる、お気に入りの本になりました。たくさんの短い章で構成されていますが、特にその終わりにあるフレーズや文が印象的で、たくさん書き留めておきました。また冬から春にかけて読み返したくなる一冊です。

    0
    2025年11月01日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ソウルでの生活に疲れ切ったヘウォンは、ひと冬を故郷で過ごそうと、山と湖に囲まれた片田舎のバス停に降り立った。隣の空き家は、いつの間にか「グットナイト書店」という名の小さな本屋になっていた。店主は幼なじみのウンソプ。彼にとってヘウォンは、初恋の人だった。彼女が戻ってきたことで、静かな冬の生活が変わっていく・
    傷つくことに疲れた人と傷つくことを恐れる人…
    ふたりが背負ってきた過去を、温かい言葉と静かな愛で分かち合いそれぞれが再び人生を歩み始めるまでの、ひと冬のラブストーリー

    とってももすきな作品でした。

    0
    2025年10月17日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    都会に疲れてひと冬を過ごす為に田舎に戻ってきたへウォンとその町でグッドナイト書店を営むウンソプとのラブストーリー。

    寝る前に布団でのんびり読んだ冬にピッタリの物語。
    グッドナイト書店でのブッククラブの様子も、ブログでの本紹介も、悪い人は出てこない登場人物たちも良くて、ゆったり読めて癒される物語で凄く好き。

    先にドラマを観てていいなと思っていたが余計な脚色がない原作の方が自分好みだった。

    0
    2025年01月28日
  • 天気が良ければ訪ねて行きます

    Posted by ブクログ

    ドラマを既に観ていたので、パクミニョンでありソガンジュンの世界ではあるのだけど、ゆったりと時間が流れるグッドナイト書房の世界観はドラマも原作本も同じ。
    この世界観がかなり好きで、これからの冬の季節にまさにぴったり。

    0
    2023年11月24日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!