正垣泰彦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレとても共感できる良い内容だった。出会えて感謝です。
以下は、覚えておきたいと思ったことをピックアップしたものです
客先増が全て
・給料を削ってでも核商品を作れ
-売り上げは商品開発をする本社の責任、店長の仕事は経費のコントロール
-無駄をなくすのに一番効果があるのは、何かを改善ではなく今までやっていたことを止めること
-商品数を絞ることで良いスパイラルに、各商品をつくるためには給料を補填するくらいの覚悟が必要
・求められるおいしさは店によって違う
-料理の品質と店の用途があっているかで決まる
-選択肢が増えれば用途別に店を選ぶ
-自分本位で考えてはならない、あらゆる現象を数値化し因果関係を考 -
Posted by ブクログ
ココ壱番屋の宗次元社長に触発されて、読破した本。宗次さんの内容は立ち上げ時点に多くの内容を費やしていることと比較して、正垣さんの本は、大きくなり始めてからの部分に時間を割いていると感じた。共通しているのは、やはり、成功哲学として、どれだけそのこと(経営)に時間をかけ続けているのかというところだと思う。宗次さんは自分を貫くかたちであるが、正垣さんはいろいろな人たちとつながっている印象がある。大きな違いは経営の考え方だと思う。宗次さんはCoCo壱番屋の経営者。正垣さんは経営者を教えられる経営者だと感じた。ただ、これは、出版社の違いもあるのかもしれない。
-
Posted by ブクログ
私自身、本を月に2~3冊は読むのですが、ある日友人からおすすめだと言われた本があります。
それは、『サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』です。
特に拘らず数多くのジャンルの本を読むので、勧められたこともありさっそく読んでみました。
読んでみて、飲食店が提供する料理のあり方がガラっと変わりました。
人はその店の料理が美味しいから集まるのだと思っていましたが、その店に人が集まるからその店の料理が美味しいのだということを、本を読んで知りました。
もちろん、この考え方が100%正しいということはないと思います。
また、サイゼリヤでは、食材保管時の「温度」と -
Posted by ブクログ
事業を超えて、この地球の物理法則に視点を置いている点が特徴となっている。そのため、科学的・物理的な側面から着想を得て世界を理解しており、意見がきわめてリアリズムに基づいている。それが、読者にとって再現性を感じられる所以であると思う。
確かに、情報量が少なく、事実に即した抽象と具体の往復も多くないため、事業戦略本として読むには不十分な内容となっている。前者は文字通りであり、後者については、一つのテーマをより深掘りしたい読者にとって、浅瀬でぷかぷか浮いているように感じられてしまうからだ。表面的な内容に過ぎず、稀薄な印象を受け取られかねない。
しかし、この本があえて情報量を絞って書かれているから -
Posted by ブクログ
正垣泰彦「サイゼリア おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」(日経ビジネス人文庫)
サイゼリアの創業者である著者が日経レストランに連載したコラムのまとめ。チェーンレストラン関係者と個店の経営者・シェフ双方に向けた、レストラン経営についての著者のフィロソフィーが示されている。
1. 「自店の料理が美味しいのに客が来ない」は間違い。客が来ないのは料理の味や値段設定が客が求めていることとずれているから。たまに食べるハレの日のご馳走を提供したいのか、日々の食事を提供したいのかで味付けも変えなきゃいけない。
2.品質を維持しつつオペレーションコストをとことん下げ、それを客に還元せよ -
Posted by ブクログ
標準化とは、最良の行動をとるために決まりをつくって、どこの店舗もすべて同じにし、例外行動をなくしていくこと。
誰でもできるくらいに仕事をシンプルにしていくと、より多くの店長を育てることができます。そのとき、初めて店舗数をらくに増やすこと(マスストアーズオペレーション)が可能になっていくのです。
具体的な動作、所要時間、求める結果が可視化されると、仕事量を見積もることができるようになります。
人員配置で1番良くないのは何かというと、人が多すぎることです。職場は無秩序状態に陥ります。必ずと言っていいほど余計なことをする人が出てるくのです。
生産性をあげたいのなら、とにかくモノと作業を減ら