ファン・ボルムのレビュー一覧

  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    ヒュナム洞書店の日常が淡々と語られるところから始まり、登場人物の心情や生活が深く語られていく。
    韓国の労働事情も日本と似たり寄ったりで、非正規職員の問題や夫婦のあり方など考えてしまう描写が中盤以降続いていた。
    書店の物語として想像していたものとは違っていたけれど、考えさせられる本だった。

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    2026年01月24日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    本とコーヒーがあって、心地よい場所があって、あとは適度な自己肯定感があれば、人生を生きて行ける。

    冒頭、主人公ヨンジュの心と書店との関係が、心地よい文章とともに頭の中に入ってくる。
    「ヨンジュは中に入る(自分が経営している書店)。心地よい感覚。彼女の心が仕事場を喜んで迎え入れる。自分の身体のすべてがこの場所に安らぎを得ていると感じる。彼女はもう、意思や情熱といった言葉に意味を求めないことにした。自分が頼るべきは、みずからを駆り立てるために繰り返してきたそういう意味ではなく、身体の感覚だということを知っていたからだ。」

    毎年、年末年始の休みには、とっておきの単行本買っておき、ゆっくり読むこと

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    2025年12月31日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    名前に馴染みがなく、途中誰だっけとなることもあったが、一章説が短く、飽きさせない工夫がされていて、読みやすかった。
    登場人物たちの居心地の良さがこちらにも伝わってきて、読んでいて気持ちが良い本だと思う。
    胸キュンポイントもあって、本についての考察なども考えさせるポイントがあって楽しかったのだけれど、ただ、もう少し深みがほしかった。
    難しいけど、なんとなく分かるなぁと思うあのちょっとだけ興奮する感覚が今ひとつだったな。
    本能的に斜めから見てしまうとキレイにまとまりすぎて、不自然な印象を受けた。

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    2025年12月26日
  • 毎日読みます

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    読んで読んで読みまくったら最強になれるわけじゃないけど、突風の中でもよろけないで立っていられるような強さをほんの少しもらえる、それが読書なのかもしれない。私は毎日迷ったり助けて欲しいと思うことが多いから、救いを求めて本を開いている。紹介されている本も世界中の作品があって、本当に積み重なって多読な人なんだなあ。家に置いておきたい一冊だった。

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    2025年12月14日
  • 毎日読みます

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    自分にとって本とは何であろうか

    本や読書や作家のあれこれについて書かれたこのエッセイには、その答えにたどり着くヒントがたくさん散りばめられていた

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    2025年12月13日
  • 毎日読みます

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    本読み仲間の友人から春樹の事も書いてあるよと紹介されて。いや本好きならたまらない内容よ。

    好きで好きで本読み中毒から、書くこと、小説家と自分を昇華させていってるのが凄いな。

    そして一点集中型からジャンル問わす読み、学んで行く感じで、これは彼女の本読みとしての自叙伝だ。古典から経済学者の本まで(意図的に色々読んだ時期があると告白されている)。
     
    紹介されてる本は大衆小説的なのは少なくて、古典とかも多い。私なんかは生涯一度は読んでおきたいと思うものの、手をつけられていない本も沢山あって改めて少しづつ挑戦しようと思えた。

    ファンさんは、本にアンダーラインを引いて書き込む派だ。確かにその方がよ

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    2025年12月12日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    読んでいると安心できる、なんだか心地の良い本でした。主人公のヨンジュを始め、悩み立ち向かう登場人物。そんな1人1人の生活が描かれています。
    最近疲れている人も多いでしょう、この本で一度休息をとってみませんか???
    ーー「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」

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    2025年12月06日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    ネタバレ

    p.219 あなたを応援します
    カリン茶のシーンが良かった。
    「わたし、険悪になりそうです。」って台詞が可愛くて、この章だけでも韓国ドラマみたいだった。
    ここで言うカリン茶(伝統茶?)ってどんなだろう。韓国行ったら飲んでみたい。
    後ろの方の、スンウさんが傷付いたヨンジェと本でコミュニケーションを取ろうとしてるシーンも、愛を感じて良かったなあ。

    p.273 コーヒーを淹れる時はコーヒーのことだけを考える
    この章のミンジュンさんが1番刺さった。
    「その代わり、今日自分がやることに全力を尽くす。」
    壮大な目標や遠い未来に途方に暮れたら、このページをもう一度読みたいと思った。

    総評、いい本でした。

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    2025年11月20日
  • 毎日読みます

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    韓国の本をはじめ世界中の本が紹介されていて、本作の中の引用を読んで、興味が惹かれるものが多々ありました。

    「本を読むのに良いタイミングは『いつでも』だ」

    日本の読書指南書とはまた雰囲気の異なる奥深さがあって面白かったです。

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    2025年11月19日
  • 毎日読みます

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    非常にためになる韓国人による読書指南書です。
    時代を問わず国を問わず、53篇のエッセイのなかに響くものが多々あった。巻末の参考図書リストあるのもいい。

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    2025年11月05日
  • 毎日読みます

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    『ようこそ、ヒュナム堂書店へ』の著者、ファン・ボルムさんの読書エッセイの改訂版があると知って、早く読みたいと思ってました。
    題名がいいですよね。
    読書は自由だから、どんなふうに読んでも、その人となりが現れます。
    なぜ、本を読むのか、読み終わって感じる満たされた気持ち、新しい本を手に取った時のワクワク感。なかなか読み進められない本へのもどかしさ。いい感じの本屋さんを見つけた時の高揚感。
    本への愛情がたっぷり語られていると感じました。
    各章に著者が愛する作品が紹介されていて、作品は読んだことのないものばかりだったけれど、引用された一節に心が動かされます。
    紹介された作品は外国のものばかりで、難易度

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    2025年10月11日
  • 毎日読みます

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    読書好きならうんうん、と頷きながら読むだろうし、読書の習慣がなくても本作のどこか1つの章を読むだけで読書を始めてみようかなと思う1冊なのではないかと思った。
    共感することもされることもどちらも大事なこと、という1文が印象的。そして自分は狭く浅くの読書になりがちなので、広く読んで深く読む読書を始めてみたいと思う。

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    2025年09月25日
  • 毎日読みます

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    気になった本があると並行して本を読み始めてしまうわたしの癖も、そんな読み方もアリだよねと肯定してくれた気がして、ますます読書が気軽なものになれたのかなと思う

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    2025年09月11日
  • 毎日読みます

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    ネタバレ

    全体を通して友だちを見つけた感じ。夜寝る前の読書の時間に、この時間も誰かと繋がってるんじゃないかと思っていた感覚を、この本を読んでいるときも同様に感じた。

    「頭も心も重い日には、負担の少ない薄い本に手が伸びる。」私も本を読めない時があって、それで挫折しちゃうのは勿体無いなと思うし、やっぱこういう人もいるんだと思った。

    「ほかの誰かを本が読みたいという気持ちにさせながらも、自身は本を読むことにしか関心がない」読んでいる人を外から見た表現。その点に魅力を感じていたが言語化したことがなかったことに気づいた。

    「本を読んで強くなりたい。より揺らがない、よりどっしりした人間になりたい。」この本のコ

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    2025年08月18日
  • 毎日読みます

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    ネタバレ

    読書に関するエッセイ。語り口が優しく(ようこそ、ヒュナム洞書店へと一緒!)、読書に対する愛が深くて面白かった。
    読書をするときの不安?悩み?戸惑い?に対して私はこうしているという事が書かれていたり、たくさんの本から引用がされていたり、でも押し付けとか上から目線という感じがせず好感を持てた。
    後半は若干流し読みになってしまったけれど、前半はメモをしながら読むほど良い言葉がたくさんあった。

    ◯読書後の忘却
    読書が虚しく感じられる理由

    「文学的健忘症」
    パトリックジュースキント
    読書においては「記憶」ではなく「変化」がもっとも重要だ

    ◯読んだり書いたりするときに感じる快楽は、時とともに大きくな

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    2025年08月18日
  • 毎日読みます

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    著者の本との向き合い方や文体から誠実さがとても伝わった。各項目のタイトルが本好きには魅力的すぎて目次読むだけでご飯何杯かいけそー!って思えたのも好印象の理由。

    著者の小説もぜひ読んでみようかな。

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    2026年02月19日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    淡々とした日常の中、主人公や周辺の人々の胸に抱える思いが静かに紡がれている。著者のエッセイを読んだときに感じた穏やかなリズムのようなものが同じく流れている。

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    2026年02月12日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    読みながら居心地いい~と思った小説だった。競争社会で燃え尽きて独立書店を開いた人と、書店を営むうちに出会った人々の群像劇。人と人の関わりの中で仕事や結婚観等のトピックがあり、要所要所で引用される名言や考え方がある。小説だけどセラピーにもなりうる作品だった。離婚関連の話題では共感できなかったりした部分もあるけど、読み終えると総じて優しい空気感で良かったと思えた。

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    2025年12月10日
  • 毎日読みます

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    ○本のタイトル『毎日読みます』
    ○著者名 ファン・ボルム
    ○訳 牧野 美加(まきの みか)
    ○出版社 集英社
    ○ジャンル エッセイ
    ◯どんな本?
    日々の忙しさの中で本をどう楽しみ、どう読んでいくかを具体的な方法と作品を通じて、優しく教えてくれるエッセイ。
    読者に「本を読みたい」と心から思わせる魅力がある。
    読書の楽しさや効用を再確認し、自分自身の読書スタイルを見直すことができる。
    忙しい毎日の中で読書を続けたいと思っている方や、読書に対する情熱を再燃させたい方に特におすすめ!

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    2025年12月06日
  • 毎日読みます

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    少し飛ばしながら読んだけど、ファンドルムさんの文章はとても好き。

    ・もし一冊の本を読む前の自分と読んだあとの自分が少しでも変化していたなら、たとえその本を読んだことすら覚えていなくても問題ないのだ

    ・誰も自分の金を分け与えようとはしないのに、
    自分の人生はらいかに多くの人々に分け与えていることでしょう?
    人は財産を守ることにかけてはケチくさいのに、時間を浪費することには鷹揚です。
    こと時間にかけては貪欲であって然るべきなのに。(セネカの【人生の短さについて】より)

    ・わたしたちは他人の人生をよく知らないので、その人の人生で一番目立つ面だけに注目しがちだ。

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    2025年11月22日