ファン・ボルムのレビュー一覧

  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    もし中学生になった子どもに推薦したい本をいくつか選ぶ機会があったら、そのうちの1冊に選ぶかな。
    人生に弱気になった時、そっと寄り添って読み終わったころには大丈夫と思える本。
    心地の良い居場所があるということが人生において本当に大事なんでしょう。

    登場人物がみんな誠実で、メモしておきたい言葉がいくつかあり、親子の距離感もある程度は大事だと再確認。

    日本の本なのかな?と思うほど韓国と日本の状況や感性に違和感がなかった。

    あえて言うなら登場人物の名前になかなか馴染みが持てず、しばらく時間があくと、この人だれだっけ?と前に戻ることがあったのでもう少し登場人物の説明文が充実しているとよかったかな。

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    2026年02月09日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    一度しかない人生を、どうやって過ごすか
    今の自分をどのように見るか、評価するか

    怒涛のエネルギーと時間が渦巻く日々の中で、
    少しだけでも自分のために穏やかな時間を使う時があっても良いのではないか

    スタート地点から少し前へ進めれば、その位置が他の人と比べてかなり進んでいるのか、少し進んでいるのかなんて、どうでもいい。
    スタート地点から離れていることが大事。

    この本は、自分の人生への価値観や、これからやってくる人生の様々な壁への向き合い方を教えてくれた気がする

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    2026年02月07日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    暖かくて優しい作品。今の自分と重なってる部分が多すぎて、何回もびっくりしました。まるで自分に話してるみたい。
    忙しすぎて休むことを忘れた人に、「休んでいいよ」を言う。好きを見つからない人に、「焦らなくてもいい」を言う。過去に囚われ、前に進むのを怯えてる人に、「一歩進んでみない」を言う。
    今でもいいんじゃない?
    今日は眠れなかった夜、だからずっと積んでいるこの本をもう一度読み始めた。読んでよかったです。

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    2026年02月04日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    物語の前半はヒュナム洞書店を始めたヨンジュの日常が淡々と語られ、特に大きな出来事は起こらない。登場人物は店主のヨンジュ、バリスタのアルバイトのミンジュン、常連客のジョンソ、高校生のミンチョル、ミンチョルの母、コーヒー焙煎士のジミなど。次第にそれぞれの過去が少しずつわかってくると、会話の言葉が意味を持ってくる。
    後半、作家のスンウが登場すると物語は展開し始め、それぞれの関係も深まっていく。
    この小説には、人が自分の人生を生きるとはどういうことか、幸せって何なんだろうとか、幸せに生きるには何が必要かとか、何かとても大事なことが書かれているような気がする。
    韓ドラもよく見るのだけれど、時々見ていて涙

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    2026年01月20日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    めちゃくちゃ良かった。
    これからも折に触れて読み返すような1冊になりそう。

    面白い本ではなく良い本。
    人生への向き合い方、自分を受け入れ肯定するということ、礼儀を持って人に接し信頼し合える関係を作ること。
    そんな大事なことが詰まってる。

    本屋が舞台で、本を読む人なら共感できる描写が多いのも良かった。
    作中で読んだ本の内容を忘れることについて、“記憶を超えたところに残る”というような表現をしていて、私も忘れてしまう人間だからわかるという共感と同時に安心もした。

    働くことのしんどさと楽しさのバランスや、期待を寄せてくる家族との距離感などに主人公たちが悩みつつ“今の”正解を見つける過程が、その

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    2026年01月08日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    最初は日常の変化のない話でしたが、読み進めていくと、仕事の事や経済のこと、韓国の文化…生活圏が変わっても、同じような紆余曲折や、人としての気遣いやプライド、謙虚さなどが見れて新鮮でした。
    この本を読んで、自分を大切にすることを真剣に考えさせられました。自分が傷つく事も受け入れた中に、他人との関係性があるんですね。
    書店のオーナーのヨンジュの「根を下ろす」事ができたら、とても豊かになれると思うけど、蛇行してる道があるから、幸せの感動も日常に感じるんだなと思わせられた本です。ジワジワっと「違っても良いんだな」と温かい気持ちにさせられました。

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    2026年01月06日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    どこか懐かしい街並みの町。そこに新しくできた書店に、世間の考える「理想像」から外れてしまった人たちが、ひとり、ひとりと次第に集まってくる。
    脱落、挫折、失敗、後悔、自己嫌悪、怒り、無気力。
    生きづらさはそれぞれの心の中に充満している。
    でも、自分が自分でいるだけで認められるような雰囲気が心地よくて、みんながなんとなく集まっているうちに、自分も自分を許容できるようになる。
    私もヒュナム洞書店で過ごすうちに、心がすこし解けたような気がした。真心を持って現在を過ごし続けたいな。

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    2026年01月03日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    去年買った本。積みに積んでた本。たくさんの言葉が刺さった。自分の人生に、自分の居場所に答えなんか出さなくていい。今読んで本当によかった。素敵な本でした。

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    2026年01月02日
  • 毎日読みます

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    同じく読書を愛する人間として、うんうんと思える部分がたくさん。本との親しみ方には、いろんな形がある。

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    2025年12月18日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    ネタバレ

    ようこそ、ヒュナム洞書店へ

    韓国の作家の方が書かれて本をはじめて読んだ気がします。
    ヒュナム洞書店は郊外の住宅地にあります。通りすがりに入るような書店ではなく、ここに行くことを目的とした人しか来ない書店です。あることがきっかけでこの書店を開くことになった店主のヨンジュが、ひょんなことからそこでコーヒーを淹れる仕事を引き受けることになったミンジュンをはじめ個性的な人たちと交流しつつ、書店を独り立ちできるようにするための過程を描いた小説です。
    韓国ドラマを見たり、仕事で関係した人たちの話をきいたりすると、韓国が通貨危機によりIMFから支援を受けた時期に人々受けたダメージはとても大きかったことは知

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    2025年12月18日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    とっても良かった!

    1冊の本の中に日々の読書術や本を読む余裕がない社会についての問題提起、人生哲学や家庭内のモヤモヤなどが凝縮されていました。
    初めて韓国の小説を読みましたが、作中人物の悩みや考え方の癖など共感できるところが多くて、名前以外で「外国」を感じませんでした。

    翻訳者さんのおかげで文章にもひっかかることなく読みやすかったです。

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    2025年12月14日
  • 毎日読みます

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    大切にしたい言葉がたくさんありすぎて、自分にとって生涯のブックガイドとなりそう

    最近本が読めていなくて自己嫌悪に悩まされていたけれど、こちらの本は一編が読みやすい長さでタイトル通り毎日読んでいた。
    この本のおかげで読書熱が再熱してうれしい。
    普段本を読まない子にもおすすめしようと思う。

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    2025年12月07日
  • 毎日読みます

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    本を読み終えても内容を忘れてしまう、途中で挫折してしまう本がある、読むのに時間がかかりもどかしい時がある等々。私の何百倍も冊数をこなしているであろう著者の様な読書家でも私と同じ様に感じることがあるという事実に安心した。更にはそれらを納得いく文章で肯定してもらった感じ。これからも忘れながら、自分でも知らないうちに変化して、堂々と読書を楽しんでいける。

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    2025年11月30日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    初めての韓国人作家さんの作品だったが、登場人物が抱える悩みや苦しみは、日本人と同じなんだと感じた。ああ、こんな柔らかな空気が流れる書店にふらっと立ち寄り、喋らなくてもいいから誰かと一緒に本を読んで気持ちを分かち合いたいと思った。それぞれを批判したり拒否したりするのではなく、認め合うってとても大切だと思う。読み終わった後は心が温かくなる一冊。

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    2025年11月30日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    長編小説ですが、短編のように構成されていて一つずつ読んでは考えてしまい、とても長い時間読んでいたように思います。人生うまくいかないなと悩んでいる時にちょうど読む事ができて良かったです。

    本書と同様に本屋さんをやってみたいなとか喫茶店をはじめてみたいなという気持ちはあるにはあるのだけれど、踏み出す勇気がない自分が居たり心の病気になってしまっている自分が居たりしてなかなか前に進む事ができない中これでもいいんだなと背中を押してもらえました。

    エッセイストの小説というのを初めて読んでみてこういう類の本を探していたんだと気付かされました。この本を皮切りに色々探してみたくなりました。

    じぶんのように

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    2025年11月22日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    じわり、じわり、じわりと沁みる。
    登場人物たちの迷いながらも丁寧に今を生きる、無理はせずでも手を抜くことなく、挫折を味わってそれでも日常を考えながらゆっくり歩む。
    そんな姿が沁みるーーーー。

    最初は本当日常のちょっとしたところを切り取っていたのにそれが積み重なって厚みを増していく楽しさ、美しさがめっちゃ良い

    私はスンウが登場した章が1番好きで、その後に来た労働に関する議論の章はなかなか唸らされた。

    この作品の登場人物、みんな心優しくて良い。
    ただ、名前が混じって、誰が誰か文脈から察する、っていう笑
    あと、スンウがタイプすぎた。こんな思慮深い人に出会いたい。

    2025.11.22
    109

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    2025年11月22日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    ずっと気になりつつ御縁がなかった本書。
    やっと読み始めたものの、翻訳本のせいか読みにくさを感じて何度も読むのをやめようか迷ったのが事実。
    でも、半分過ぎたところから共感する会話が次々と展開され、没入。
    今、出会えてよかったと思えた。


    ヒュナム洞書店は生きづらさを抱えた人々がたくさん登場する。そして、人々との会話を通して少しずつ自分に向き合う。

    いつも努力していなければならないと自分自身を追い詰めてしまう毎日。
    だけど、疲れて自分がこの世で一番無意味な存在なように思える時も。
    でも、だから本を読むんだと店主のヨンジュは言う。
    「人間って、自分だけが苦しいんじゃないって気づくだけでも、がんば

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    2025年11月08日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    とても良かった。ヒュナム洞書店通い詰めたい!!
    ネトフリの睡眠ガイドの本屋さんすごい好きなんだけど、同じくらいかそれ以上にすきかも!
    すごく良かった。生きるとは、生きるを毎日つづけることなんだなぁ。
    ならば、ネガティブでいるよりも、少しでも自分の心を満足させられるように自分のために生きていたい。
    みんな素敵な人たちで大好きだった。
    こうやって自分の居場所を自分で作っていけたらいいなぁ。
    優しい気持ちになる本だった。大人気なのは頷けるし世界中で翻訳されてるのも頷ける。
    さいごの
    1日を豊かに過ごすことは人生を豊かに過ごすことだ
    って文章は覚えておきたい。

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    2025年11月06日
  • 毎日読みます

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    本を愛する著者の気持ちが伝わってきて、幸せな気持ちになれる本。

    寝る前、その日摂取した色んな情報や他人の感情が頭の中でグルグルしているときに読んでみたところ、グルグルが止まりました。
    とても穏やかになれる本です。

    タイトルも好きだし、カバーの色や絵も可愛くて、良い本買ったなあと思える一冊です。


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    2025年10月22日
  • 毎日読みます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    毎日も読む時間はないし、そんなに沢山読んでるわけではないけど刺さりました。付箋だらけ。私にとっては、小さいけど何かのきっかけをくれるような本です。読んでて気持ちいい綺麗な文章…には不思議な魅力があります。
    「最近気分が晴れないな....」「ちょっとした息抜きが欲しいな....」そんな時にまた再読したい…

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    退屈で、物語が恋しくて虚しくて友達に共感したくて、世の中に希望を持ちたくて、そして究極的にはただただ何かが読みたくて、私は毎日本を読んできた。これからも読み続けるだろう

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    本を読んで強くなりたい。より揺らがない、よりどっしりした人間になりたい。傲慢でもなく、無邪気

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    2025年10月17日