優木凛々のレビュー一覧
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サクサク読めました
お約束?の婚約破棄シーンが始めの方にありましたが、
それはついでという感じで、主人公や友人の公爵令嬢が
生き生きと活躍して、サクサク読めました。テンポがいいですね。
主人公が「お天道様の下を歩けないことは二度としない」という信念の元、まっしぐらに進むところが小気味いいですね。
その彼女に社会常識を教える親切な友達、世話係になってしまったヒーローも素敵です。
まぁ、そのくらい説得力が感じられる主人公の描かれ方でした。
ダイナマイトの発明者のアルフレッド・ノーベルが第二の人生を生きたらこんな感じかも??
また、小気味良いお話を期待します
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ネタバレ 購入済み
次も絶対面白い
両親が相次いで亡くなり、親戚に店を乗っ取られ放り出されたオリビア。王都で彼女の才能は開花していきますが、そんな時、元婚約者と義妹の結婚式に呼ばれて、というお話です。清々しいほどの下衆な親戚です。それに比べて、王都で彼女を迎えた人たちはみんなあったかい。その中には、気になる男性もいるのですが、仕事中毒オリビアにはいまいち荷が重そうです。
作者様はとても上手に人の気持ちを差し込んできて、とても面白く読めます。続きが楽しみです。 -
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購入済み
前世での経験は、まるで かのノーベルのよう。今世で贖罪の気持ちを持つも、重すぎないのが良い。ただひとつ、《お天道様の下を歩けない事は絶対にしない》という誓いがいさぎよい。
親友が巻き込まれた婚約破棄騒動はおかしな事ばかりで、王家に萎縮して何も言えない人々を尻目に、証拠を挙げて矛盾をつく。お天道様の下を歩けるよう正しいことをしているのに、クロエは追われる。
生活の場を変えたこともクロエにとって良かった。贖罪の気持ちでいつの間にか縛り付けていた心を、良いように解放し、生き直す機会になったのでは?
情勢はおかしいが、きっとオスカーがいてくれる。クロエの知識と技術をあわせて、普通に暮らせるよう -
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大団円(だけど続く)
今作で悪は罰せられ、エリオットの身分が明かされ、恋が成就するという大団円の終わり方だったのですが、最後にエリオットの父兄による不穏なセリフでまだ続きが読めるんだ!と嬉しくなりました。
エリオットの実家は思ったより脳筋で、次回はもっと登場を増やしてほしいなと思いました。
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才能がある主人公
両親亡き後、叔父一家に家と店と婚約者を奪われ追い出された主人公オリビア。
王都に行き魔道具師として働きデザインの才能も活かして自分の店を持つまでになります。
前向きで努力家の主人公なので、読んでいて清々しい気持ちになりました。
一方、オリビアの婚約者とデザイン帳を盗んだ従妹や強欲な叔父夫婦。
浮気者の元婚約者の動向も書かれており、彼らへのざまぁが今から楽しみです。