畑健二郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ふと思ったんだけど、ヒナギクは活躍すると直後にそのインパクトを上回る何かにかっさらわれ続けている気がする。気のせいですか?
前巻もいいんちょさんレッドにしてやられ、今回文字通りレッドになってアンラッキースケベイベントまでこなし大赤面パーティーだよヒャッホーイ!と思った矢先に最強クラスの強制イベントルート直行である。
なまじ基本スペックが高いと、失敗やボケが身につかない。ツンポコなお嬢様や基本ポンコツな泉と違って、不運な目にあうことが己の最大のアピールの場になってしまうのがヒナギクというキャラの最大の不幸なのだが、なにもイベント順でまで不運にならなくても。
そしていよいよの長編イベント過去編。 -
Posted by ブクログ
かなりのビッグイベントだったはずのヒナギクデート編のインパクトが後半の瀬川家スペシャルで一気に上書きされてしまった……! ボケでありいじられキャラでもあり、萌えにちょいエロ読者サービスと意外にハイスペックないいんちょさんレッド恐るべし。
連載で追っていると、ちょうどこの発刊タイミングであらためてこの挿話の重要性がわかる仕組みに(たぶん図らずも)なっているわけだが、狙ってやったのか偶然なのかはさておき、本来単に連載分をまとめたものでしかないはずの単行本と本誌連載とでシナジー効果を起こしている(この巻の扉絵!)というのは実は壮絶に高度なギミックな気がする。
それにしても文のキャラクターは「事態