ならののレビュー一覧

  • さみしい夜にはペンを持て

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学校で居場所がないタコジロー。すぐ赤くなるゆでタコだと皆にからかわれ、どうしてタコに生まれたのだろうと悩んでいます。そんな時、体育祭の選手宣誓をやることになり、学校を休んでしまったタコジロー。
    公園でヤドカリおじさんに会い、日記を書くことを勧められ ―― 。

    書くことによって自分の思いをみつめ直していくタコジロー。一朝一夕に変わっていくことはできないけれど、客観的に考えるようになれるはずです。

    中学生にお薦めの一冊です。

    0
    2025年10月29日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    なぜ勉強しないといけないのか、なぜ本を読むのか。

    悩みを抱えた中学生たちが、ヒトデの占い師に出会い、自分たちの進む道を決めていく。

    子どもに読ませたいと思わせる本だが、きっと子どもが読んでも刺さらない気がする。ある程度大人になって、学生の時に出会っていたら、と思うような本。

    紹介される本が、いわゆる名作ばかりではないところが面白い。

    0
    2025年10月26日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読書の良さや意味について書いてる本。
    本が好きなので分かるわ〜って思うし、何となく本って良いよなって思ってた部分をしっかり言語化してくれていて、新たに本の良さに気づけた。どんどん読みたくなっていく。

    【好きな文章】
    ・自分のために書かれたとしか思えない本に出会う。『この気持ちがわかるのは自分だけだ!』って感激するような本に。その快感、私も好き!!

    ・本を読むことは自分を読むこと。
    心も、自分ひとりではどんな姿をしているのか分からない。良い本には必ず自分が映し出される。そして、本に書かれた言葉を頼りにアタシたちは自分を知っていく。

    ・本屋さんに行って、自分が読む本を、自分1人で選ぶ。この時

    0
    2025年10月12日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    登場するキャラクターがみんな海の生き物。
    イラストが可愛い、タイトルが見開き1ページにドンと描かれてるのも可愛い、まるで絵本みたいな小説。
    本を読むって自分を知って勉強すること。
    なるほど〜と思うと同時にたしかにとも思う。
    二回連続で読んでみるは意外としたことないなあ。



    「どうやったら、その「自分に宛てられた手紙」みたいな本を見つけられるの?」
    「そりゃいちばんは、アタシの占いを受けることさ」
    ヒトデは冗談めかして笑った。
    「――ま、それはともかく、いちばん正しくて、いちばん退屈な答えを言うなら「手当たり次第に、片っ端から読め」だ」

    『わからない』って経験も大切なのさ

    ま、ほとんど

    0
    2025年10月10日
  • さみしい夜にはペンを持て

    Posted by ブクログ

    とても良かった、と妻が言っていたので読んでみることにした。少しでも彼女のことを理解したかった。

    私は明日、別居中の妻と半年ぶりに再会する。恐らく、離婚に向けた話し合いの場になる。こうなっていった原因は、妻のことを考えて夫婦生活を送ることが出来なかったからだ。

    この半年間、妻のためにできることを、と行動をしてきた。しかし、妻が本当に求めることが何かわからなかった。あらゆる周辺情報から考えてみようとしたけど、だって、基本的には妻からの連絡はないし、手掛かりがなさすぎる、などとすら思ってしまったこともあった。この本を手に取り、妻の本心がやっとわかった気がする。

    妻は、本当の自分、ありのままの自

    0
    2025年11月29日
  • さみしい夜にはペンを持て

    Posted by ブクログ

    TV番組:あの本読みました? で紹介されていた。著者は、「嫌われる勇気」の古賀史健さん。「嫌われる勇気」は、大きな影響を受けた本なので、迷うことなく手にとった。児童書の扱いとのことで、読みやすい。

    私は、日記はつけているものの、出来事を書いていた。
    日々、何かを感じ考えたこともあるのに、スルーしていた。メモること、スローモーションで書くこととのこと。
    本を読むのは、自分にとって精神安定剤だと思うが、書くことは、わたしの軸が明確になりそうな気がする。

    0
    2025年11月24日
  • さみしい夜にはペンを持て

    Posted by ブクログ

    自分はなんで日記を書くんだろう?

    古賀史健さんの『さみしい夜にはペンを持て』を読みながら、そんな問いを考えてみたくなりました。

    それは「自分の中の他者」を育むためかもしれません。

    私が日記を書き始めたのは、30代前半にはじめて休職をしたとき。
    無為に過ぎがちな1日をどうにか意味のあるものにしたかった。

    しかし、むくむくと私の中で一緒に考える味方が育ってきた。それが日記の力だと思います。

    コーチングセッションの初期段階で、よくクライアントさんに日記書くことを薦めます。
    振り返りをする習慣をつけること、それはつまり自分の声を聴く“他者”を自分の中に育んでもらうことなのだと思います。

    0
    2025年11月24日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    自分にはしっくりこなかった。

    話の展開がうまくつながらず、どういう話なのか頭に入ってこなかった。本を読むことの意味を説いた内容なんだろうとは思ったけれど、ちょっと釈然としなかった。悪い本ではないと思う。

    0
    2025年11月23日
  • さみしい夜にはペンを持て

    Posted by ブクログ

    小説として読むか、日記の書き方として読むか、なかなか悩ましい。どちらかと言うと、後者がメインかな。だからだろう、小説としてはあえて身近なものをパクって(モジッて)、読者がイメージしやすくしてある。
    自分自身、今まで何度日記を書こうとして挫折したことか。今もまさに挫折中、というより放置中。同じような人にはピッタリ。

    0
    2025年11月11日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    【この本を読む目的・きっかけ】
    ●前作「さみしい夜にはペンを持て」の内容が非常によかったので、次作にも興味があった為。

    【自分の気になったフレーズ】
    ●本を探すときにはね、どんなにかしこい理屈よりも、第一印象が大切なんだ。

    ●なんとなく手にした本の、目次を見る。気になることばを見つける。そのページに飛んで、「自分の考え」と比べてみる。なるほどと思えることが書いてあったり、自分の常識をひっくり返すようなことばを見つけたりしたなら、その本はビンゴだ。読み進めよう。

    ●本の裏側を見てみな。文庫の裏表紙にはどれも、簡単な紹介文が書いてあるだろ?アタシに言わせるとね、これこそが文庫の醍醐味なのさ。

    0
    2025年11月11日
  • さみしい夜にはペンを持て

    Posted by ブクログ

    出版元のポプラ社に見学に行く機会があり、その際編集者さんに紹介して頂いたことがきっかけで読んだ。

    人に勧めたくなるような本。最後の一言はかなり好きだった。

    0
    2025年11月09日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『さみしい夜にはペンを持て』の続編かな。
    タコジローが、なぜ勉強をしないといけないのか、しかも直接役に立たなそうな勉強をという疑問をもち、その答えを転校生のイシダイくん、図書委員のサワラモトさん、占い師のヒトデさんと一緒に読書を通して探していくストーリー。

    もう既に読書好きな人には響く言葉は少ないかもしれませんが、読書を難しく考えている学生さんたちには本好きになるキッカケになるかもしれません。

    「学びってのは、学ぶ側が『選ぶもの』なんだよ。」

    0
    2025年11月04日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    本について書かれた本であった。

    本の選び方や読み方。

    本を読むことで自分が形成されたり、人生の指針にもなる。

    子供に読ませたい本になった。

    0
    2025年11月02日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    読み始めは児童書?と思い、読み進めるのを戸惑ったけれど、哲学的だった。
    子どもでも大人でも楽しめるのかも。

    本の読み方の章は参考になった。
    特に小説の2度読みのススメ。
    そうすることによって立体的に理解できるようだ。
    試してみる価値がありそうだ。

    作者は文庫本をススメている。
    それは本の裏表紙の紹介文があること。
    気になったものがあったら、1ページ目を読んで、興味が持てそうなら、読んでみる。
    自分の予想を必ず覆される。

    本の見極め方
    ・本の答えと自分の考えを比べてみる
    まずタイトルで気になったものを手に取る
    目次で気になるページを読んでみて、納得できるかどうか。
    ・専門と専門じゃないこと

    0
    2025年11月02日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    信頼できる作者を選び、自分を成長させるために読む。
    多分ずっとそうしてきたけど、言語化されると理解しやすい。

    読書初心者の人にも寄り添うように書いてあると思う。

    0
    2025年10月25日
  • さみしい夜にはペンを持て

    Posted by ブクログ

    文章を書くこと意義と、書き続ける意欲の持ち方について教えてくれる本。

    答えを出すために書くこと。
    早送りばっかりじゃなくて、スローモーションで描写すること。
    マイナスなことばかりに引っ張られそうになったら、過去形で書くこと。
    心配事(自分ではどうしようもないこと)と考え事(自分で何かできること)は分けて考えること。
    分かり合うには、読み手に伝えようという書き手の努力と、内容を分かろうとする読み手の歩み寄りが必要だということ。

    0
    2025年10月24日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    いい本には必ず自分が映し出される
    自分を知っていく
    読書っていいなぁって思いました
    自分への問いかけの本でした
    本は作者からの手紙
    ほんとにその通りだなぁ

    0
    2025年10月19日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    イラストがとっても可愛い。
    自分がこれからどうやって自分の人生を
    選択すればいいのか途方にくれたときとかに
    読むといいかもしれない。

    そうか、本屋で本を選んで買うことも、
    自分で選択したことになるのかぁ。
    なるほど。

    本の読み方や選び方も参考になった。

    0
    2025年10月16日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    「さみしい夜にはペンを持て」の続編。
    前作のその後の世界が描かれてて、登場人物たちもほぼ同じ感じですが、特に前作を見てなくても大丈夫な気がします。前作が書くこと(日記)で本作が読むこと(読書)をテーマにしています。

    書くこと読むことの大切さを書かれていて、読むこと書くことが嫌い苦手な子にこそ読んで欲しいと思いますが、果たしてそういう子がこれらの本を読むかな…という気がします。

    0
    2025年10月04日
  • さみしい夜のページをめくれ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前回のペンを持てがすごく好きだったので続刊も読んでみた。
    前回の日記に関しては、関心はあったけどやったことがなかったが、元々本が好きなのもあって目新しさと学びより、納得することは多かった。

    なぜ勉強をするのか。
    やったこと、やり遂げたことが糧になる、自分を耕すというのが素敵な表現だと思う。
    私自身も学生当時は深く考えなかったが、やり遂げだことが自信になっているし、勉強の向き合い方から学んだことも多いので納得した。

    本の選び方、素晴らしさに関してもわかるわかると頷く場面が多かった。
    沢山本を読めば読むほど素敵な本、自分に刺さる本に出会えることは稀だけれど、そういった本に出会えた時の感覚や感情

    0
    2025年10月12日