ならののレビュー一覧
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ネタバレ読書の良さや意味について書いてる本。
本が好きなので分かるわ〜って思うし、何となく本って良いよなって思ってた部分をしっかり言語化してくれていて、新たに本の良さに気づけた。どんどん読みたくなっていく。
【好きな文章】
・自分のために書かれたとしか思えない本に出会う。『この気持ちがわかるのは自分だけだ!』って感激するような本に。その快感、私も好き!!
・本を読むことは自分を読むこと。
心も、自分ひとりではどんな姿をしているのか分からない。良い本には必ず自分が映し出される。そして、本に書かれた言葉を頼りにアタシたちは自分を知っていく。
・本屋さんに行って、自分が読む本を、自分1人で選ぶ。この時 -
Posted by ブクログ
登場するキャラクターがみんな海の生き物。
イラストが可愛い、タイトルが見開き1ページにドンと描かれてるのも可愛い、まるで絵本みたいな小説。
本を読むって自分を知って勉強すること。
なるほど〜と思うと同時にたしかにとも思う。
二回連続で読んでみるは意外としたことないなあ。
★
「どうやったら、その「自分に宛てられた手紙」みたいな本を見つけられるの?」
「そりゃいちばんは、アタシの占いを受けることさ」
ヒトデは冗談めかして笑った。
「――ま、それはともかく、いちばん正しくて、いちばん退屈な答えを言うなら「手当たり次第に、片っ端から読め」だ」
『わからない』って経験も大切なのさ
ま、ほとんど -
Posted by ブクログ
とても良かった、と妻が言っていたので読んでみることにした。少しでも彼女のことを理解したかった。
私は明日、別居中の妻と半年ぶりに再会する。恐らく、離婚に向けた話し合いの場になる。こうなっていった原因は、妻のことを考えて夫婦生活を送ることが出来なかったからだ。
この半年間、妻のためにできることを、と行動をしてきた。しかし、妻が本当に求めることが何かわからなかった。あらゆる周辺情報から考えてみようとしたけど、だって、基本的には妻からの連絡はないし、手掛かりがなさすぎる、などとすら思ってしまったこともあった。この本を手に取り、妻の本心がやっとわかった気がする。
妻は、本当の自分、ありのままの自 -
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自分はなんで日記を書くんだろう?
古賀史健さんの『さみしい夜にはペンを持て』を読みながら、そんな問いを考えてみたくなりました。
それは「自分の中の他者」を育むためかもしれません。
私が日記を書き始めたのは、30代前半にはじめて休職をしたとき。
無為に過ぎがちな1日をどうにか意味のあるものにしたかった。
しかし、むくむくと私の中で一緒に考える味方が育ってきた。それが日記の力だと思います。
コーチングセッションの初期段階で、よくクライアントさんに日記書くことを薦めます。
振り返りをする習慣をつけること、それはつまり自分の声を聴く“他者”を自分の中に育んでもらうことなのだと思います。
そ -
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【この本を読む目的・きっかけ】
●前作「さみしい夜にはペンを持て」の内容が非常によかったので、次作にも興味があった為。
【自分の気になったフレーズ】
●本を探すときにはね、どんなにかしこい理屈よりも、第一印象が大切なんだ。
●なんとなく手にした本の、目次を見る。気になることばを見つける。そのページに飛んで、「自分の考え」と比べてみる。なるほどと思えることが書いてあったり、自分の常識をひっくり返すようなことばを見つけたりしたなら、その本はビンゴだ。読み進めよう。
●本の裏側を見てみな。文庫の裏表紙にはどれも、簡単な紹介文が書いてあるだろ?アタシに言わせるとね、これこそが文庫の醍醐味なのさ。 -
Posted by ブクログ
読み始めは児童書?と思い、読み進めるのを戸惑ったけれど、哲学的だった。
子どもでも大人でも楽しめるのかも。
本の読み方の章は参考になった。
特に小説の2度読みのススメ。
そうすることによって立体的に理解できるようだ。
試してみる価値がありそうだ。
作者は文庫本をススメている。
それは本の裏表紙の紹介文があること。
気になったものがあったら、1ページ目を読んで、興味が持てそうなら、読んでみる。
自分の予想を必ず覆される。
本の見極め方
・本の答えと自分の考えを比べてみる
まずタイトルで気になったものを手に取る
目次で気になるページを読んでみて、納得できるかどうか。
・専門と専門じゃないこと -
Posted by ブクログ
ネタバレ前回のペンを持てがすごく好きだったので続刊も読んでみた。
前回の日記に関しては、関心はあったけどやったことがなかったが、元々本が好きなのもあって目新しさと学びより、納得することは多かった。
なぜ勉強をするのか。
やったこと、やり遂げたことが糧になる、自分を耕すというのが素敵な表現だと思う。
私自身も学生当時は深く考えなかったが、やり遂げだことが自信になっているし、勉強の向き合い方から学んだことも多いので納得した。
本の選び方、素晴らしさに関してもわかるわかると頷く場面が多かった。
沢山本を読めば読むほど素敵な本、自分に刺さる本に出会えることは稀だけれど、そういった本に出会えた時の感覚や感情