ならののレビュー一覧
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p85
タコジローくんは、文章を書くのが苦手なわけじゃない。ただ、ことばを決めるのが早すぎる。手っ取り早く、便利なことばで片付けている。ことばを探す面倒くささに、屈している。
p91
日記ってね、毎日の出来事を記録するものじゃないんだ。
「その日になにを思ったのか」や「その日になにを考えたのか」を書いていくものなんだ。
p129
考えることは、答えを出そうとすること。
答えを出そうとしないまま保留しているのは、なにも考えないのと一緒なんだよ。
p141
そうか、ウツボリくんとのおしゃべりがつまらないのは、ウツボリくんが会話で「勝つこと」ばかり考えてるからなのか。
p219
「だれにも言 -
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ジャーナリングの書き方、言語化の仕方について分かりやすく丁寧に解説されていて勉強になる。
またそれだけではなく、話の進み方が物語調で、思春期の子供を主人公にしたスクールカースト内でのイザコザやや主人公の成長が描かれているので、それだけでも非常に面白い。
また、登場人物たちを海の中の生物に置き換えることで、個性が様々あるのを可視化させて分かりやすくなっており、どんな個性も自身を深く知ることで、輝かせられると提示されているようで説得力があった。
個人的には、日本教育の「欠陥」の一つだと思っている
「読書感想文を宿題にする割に、誰も書き方について指導してくれない」という問題点を解決してくれる一冊に -
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ネタバレ舞台は海の中、中学生のタコジローくんが主人公なのに、これは現代を生きる大人にも子どもにも当てはまる物語。
むしろファンタジーな設定だからこそ、余計なものが削ぎ落とされて、1番大切なことがシンプルに伝わってくる。
悩める私達の気持ちをタコジローくんが代弁してくれてる。
温かな眼差しでその気持ちにじっくり耳を傾け、わかりやすい例え話を使いながら、ワクワクするようなアドバイスをくれるおじさん。
日記を書くって、自分との対話なんだ。
今の自分を見つめるために書く。
未来の自分が読みたいから書く。
私は日記に今の気持ちを吐き出すために書いてたけど、改めて自分という読者のために書いてみたいと思った。
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1章
ぼくだってぼくを選びなおすことは、できるはずだ。
信じられるおとなを探して。
誓ってもいいが、子どもの涙はおとなの涙よりちいさいなんてことはない。おとなの涙より重いことだって、いくらでもある。誤解しないでくれ、みんな。なにも、むやみに泣けばいいと言っているのではないんだ。ただ、正直であることがどんなにつらくても、正直であるべきだ、と思うのだ。
どんなにつらいことだったとしても、自分の心に正直であれ、と。
ただ、ごまかさないでほしい、そして、ごまかされないでほしいのだ。不運はしっかり目をひらいて見つめることを、学んでほしい。うまくいかないことがあっても、おたおたしないでほしい。しくじっても -
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文章が上手くなりたいもんだ。
文章教室にも通い、言語化するためのノウハウ本もたくさん読んだ。
でも。なかなか。
2000文字の課題を書くのに数ヶ月もかかるし、納得いく文章がなかなか書けない。
この本を知ったのはいつだったか、きっかけも思い出せないけど、たぶん課題が仕上がらずに苦しんでいたときに見かけたのだろう。読んだ方がいい、と思った。
そして間違いなかった。
まずはメモを取る。そして日記を書く。
日記はこれまでも書いてきたけど、ただ感情を書き殴るだけの日記だった。
書き殴るのはスッキリするけど、誰にも見せたくなくてすぐに捨てていた。
そうか、これではだめだったんだ!
まずはヤドカリおじ