ならののレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2025年読んだ本の中で1番良い本やった。こんなにも早く読みたくて仕方がない本は初めてやった。
紙に書くことや日記を書くことは良いことというのは多くのSNSや本で紹介されていたから、分かってはいたけど、それをより深く、そして別の角度から明瞭に書かれていたのが良いと思えるポイントやった。
そして、それらをよくある自己啓発本のように書き連ねるのではなく、登場人物を出して小説風に仕上げることで、よりのめり込むことができたと思う。しかもただ、タコジローがヤドカリのおじさんに書くことについて教えてもらうだけじゃなくて、おじさんに対しても怪しいスポットライトが当たる場面もあって、全く飽きさせることないの展 -
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リアル本にて。
本屋で見かけて気になっていたところに、積ん読チャンネルの紹介を見て購入した。
一応中学生ぐらいをターゲットに書いているようだが、アラフォーが読んでも非常にためになった。
悩み多きタコのタコジローが、ヤドカリのおじさんから「日記を書く」ことを教えてもらうストーリー仕立てになっている。
自分はこれまで日記を継続的に書いたことはなかったが、ちょうどこの本を読む1ヶ月ほど前から書き始めていたので、とてもタイムリーだった。
・1日の出来事をすべて書き下すのではなく、心が動いた一つのできごとに狙いを定め、当時の自分と対話しながらスローモーションで丁寧に言葉を紡ぐ。そうすることで、読者である -
Posted by ブクログ
ネタバレ■読んだ動機
日記を最近書いている。そんな中、普段僕が見ているYouTubeで日記についての回が登場した。そのYouTubeで紹介されていた本で、面白そうだったので手に取った。
■あらすじ
いじめられている中学生の主人公タコジロー。
ある日学校にどうしても行きたくなくて、バスで通り過ぎて公園へ行く。
その公園で、ヤドカリのおじさんと出会う。そのおじさんから日記の書き方や日記の良い点について教えてもらい、日記を書くようになっていく物語。
■感想
小説チックに書いてあり読みやすく、また文章も非常にわかりやすい。そして内容もとても良かった。メモする場所が多かった。振り返ってみる。
■以下よかっ -
Posted by ブクログ
もっと早く、前作でも思ったけれど、子どもの時に、この本に出会いたかった。
でも、今、この本に出会った意味があるのかもしれない。
こんなにも丁寧に本の出会い方、読み方を教えてくれる本はないのではないだろうか。
古賀さんの本は、小説なのに実用書なのが面白い。
実用小説。
この本に出てくる本を、全部読んでみたくなった。
オーディブルで聴く意味もまた、あったような気がする。そして紙の本で、再読したい。
ナレーションも本当に1人なの⁈って思うくらい演じ分けられていて、最後まで聴くと改めて凄いなと思った。
ヒトデみたいな大人になりたい。
追記
聴き読した直後,紙の本を求めて本屋に行った。
そしたら紙 -
Posted by ブクログ
悩めるタコジローくんの話。海の中の登場人物たちだったからポップさがあって読みやすかったのがよかった。
いじめはなかったけど私もタコジローくんと一緒で、高校の時スクールカーストを感じてクラスに居づらかったし、人と比べて自分の生まれ持ったものを嫌がって、友達も友達なのかわからなくて、ずっとストレスだったししんどかった。
大学に入ってから日々を無駄にしないでおきたいと日記をつけ始めていい方向に変わり始めた。
それもあって、この話も日記を書く話で、興味を持ちながら読んだ。
その日あったことをただばーっと殴り書きしてたり、読み返していないので、未来の自分に向けてもっと丁寧に書いてみようかなと思うようにな -
Posted by ブクログ
この本ではたぶん、認知行動療法を説明していると思う。
少なくともそれと近いことを日記を通して行い、習慣として身につけることをタコジローと一緒に学ぶことができる。
大人もそうだし、ぜひ、自分の娘たちに読んでもらいたい本だ。(たぶん勧めても読んでくれないけど・・)
よく娘が読書感想文を書くときに「面白かった」「泣いた」くらいしか書けん!と嘆いてる。
大人でもこういう人って多いと思う。日記なんてなおさら「とくに何もなかった」となっちゃう。
でも、娘に「推しは誰?」とか「どこがカッコよかったの?」「君ならこのときどうする?」とか聞いてあげれば言葉は溢れてくる。
この本では日記についても、出来事を