ならののレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日記を書くことをテーマにしたストーリー形式の本で、とっつきやすいのが魅力!
それでいて、自己理解を深めるツールとしての“日記”とどう向き合えばいいのかが、とても現実的にわかるところがいい。
子ども向けの本ではあるけれど、「難しい本を読むのが苦手」という大人にもおすすめしたい一冊だなと。
私自身、毎日日記を書いてはいるけれど、「ここを意識したら、もっと日記を書くことが楽しくなりそう」「私もこういう視点で日記を書きたいな」と思えるヒントがたくさんあって、読み終わったあとに今日の日記を書くのが楽しみになりました!
海のなかが舞台のストーリーで、現実世界のいろんなものが海の生き物に置き換えられて -
Posted by ブクログ
この本は、この世界に自分の居場所があるのか悩んでいた「あの頃の私」に読んでほしい作品だった。あの頃の私は私のことが嫌いだった。どうして嫌いだったのかよくわからないし、友達や家族はいても居場所がないと感じていてイライラしてた。思春期なんだからって言い訳をしてちゃんと見ないまま時間だけ過ぎたせいで、自分を好きになるまでにすごく遠回りをしてしまった気がする。「自分のままの自分を好きになりたかった」本当にそうだと思う。たとえ人生がリセットされたとしても、結局は自分がもう一度始まるだけだから。誰かに合わせるんじゃなくて自分をしっかりと見つめる強さにこの本は気付かせてくれる。
きっとあの頃の自分が読んだら -
Posted by ブクログ
物語を通して、日記によって自分を理解する方法を伝える子ども向けの本。中学校生活における悩みをベースに描かれているが、大人の自分にも気づきが多くある本だった。
日記を書いても意味がないような気がするし、意図的な文章も気持ちが悪い。そういった悩みが少し解決するかもしれないと、日記を書きたくなった。
まずは読み返せる程度に続けてみること、ポイントを絞って丁寧な描写「スローモーション」をすること、悪口などは過去形で一時の感情として記しておくこと、心配事は置いておき、対処できる考え事にフォーカスすること、感動の理由を深掘り「似ているもの、なぜ似ているかを考えること」し、語彙を増やし実際に使うことで表現力 -
Posted by ブクログ
子供だけではなく、大人にも刺さる本だった。
学校の人間関係に悩んでいる子にぜひ読んで欲しいと思った。
今までなんとなく日記を書いていたが、この本を読んで日記の書き方を学んだ。私が今まで書いてた日記は、ただ日々の出来事を書いているだけで自分の気持ちや考えを書いていなかったなと痛感した。
あるシーンをじっくり書くという箇所を読んで、なるほど!そういう風に日記を書くと未来の自分が読んだ時に面白いんだなと思った。
考える習慣がないと、だれかが用意した分かりやすい答えに飛びついてしまう。いかにも自分の悩みを解決してくれそうな、都合のいい答えに
という箇所が本当にそうだなと思った。
自分の考えや本当 -
Posted by ブクログ
◆読書で、自分を知ることができる。
「他人の人生を経験できるのが読書」であると思っていたが、「自分の人生を言語化する手助けをしてくれるのも読書」とわかった。
純粋にエンタメ的な楽しみ方として、謎解きやトリック、どんでん返しの展開に驚いたり、未知の領域を知ったりするのはもちろん読書の楽しみのひとつ。一方で、自分が経験したことがある似たような経験で、その時はやり過ごし整理できていなかったり、言語化できていない感情や考え方を明らかにしてくれることもある。そういう自分を表すような大切な言葉や文章との出会いや、琴線に触れる体験も、読書を通じて得られているのかと感じた。
そのための読み方として、その本のス -
Posted by ブクログ
さみしい夜のページをめくれ
たこジローくんと本の出会い。
学ぶこと・読書の大切さや、本との出会い方・読み方・向き合い方を、物語に乗せて伝えてくれる、優しい本。
ヒトデさんは、これからの人生の希望も与えてくれるし、取り巻く世界の残酷でさみしいところ、そんな中で本と向き合えば乗り越えられることも教えてくれる。
カバーやページのカラフルで温かみのあるイラストが、物語のなかに潜っていける、本に入り込めるような素敵な作りで、本棚に飾っておきたいもの。(まさに目の第一印象)
・自分の年齢と同じ数の冊数が自画像をつくる
・そのだれかと一緒にいることで、いい自分が引き出されている
・外で読む時には -
Posted by ブクログ
中学3年のタコジローは進路に悩み、転校ばかりのイシダイくんも、図書委員のサワラモトさんも小さな悩みがあることを、占い師のヒトデさんを通して気づき、大切な本と出会っていきます。
なぜ勉強しないといけないのか。なぜ素直に感情が出せないのか。なぜうまく本を読むことができないのか。なぜ本を読むのか、など。
前回の「さみしい夜にはペンを持て」の続きなのか、タコジローが日記を書き続けていたのが可愛いです。
自分が生まれたくて生まれた人は誰もいない。
だから仕方なく生きればいいのか。
無理やりポジティブに生きればよいのか。
みんなも一度は考えたことのある悩み。
「君たちはどう生きるか」に近い学びがあり