涼風涼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
進撃の巨人のノベライズ本。
タイトル通り、壁が巨人に陥落する前の物語で、本編より約70年前の時代設定です。
あとがきから察するに、本書は原作者の監修の元に執筆されたというよりも、著者の「小説化したい!」という申し出に許可が降りて出来上がった作品という印象を受けましたが、最後までおもしろく読めました。
主人公の武器職人が、試行錯誤して命まで懸けながら立体機動装置の原型を作り上げていくのが主な物語です。
進撃の巨人の大きな魅力のひとつである立体機動装置が、こんな環境の中で、こんな人物たちの思いを受けて制作されたのかなあと思うと胸が熱くなります。 -
Posted by ブクログ
ようやく読み終わったー。短いお話だと思ってたけど、内容はなかなか熱かったです。
時代は、原作よりも前のお話。
巨人の出現から30年てことだから、原作の70年ほど前のお話でしょうか。
年表とか見たらもう少しはっきりするんでしょうけども、それはいいか。
作中ではまだ巨人の弱点も判明しておらず、立体機動装置すら確立してないところから始まります。
物語の主役は、一人の職人・アンヘル。
彼が立体機動装置を作り上げるまで。
だもんで、当然のことながら原作のキャラは出てきません。
しかし、それでも面白かった。
立体機動装置制作の過程で他にも重要なものが出来あがったりとかしますが、それはまあ作中のお楽しみ。
へー、そうなんだ、と思うような設定があって楽しいです。
それにしても工場都市なんてものがあるんですね。
もう少しここの事を詳しく知りたかったけども、物語にはそれほど喰い込んでこないから仕方ないですよね…。
それにしても、立体機動も巨人の弱点すら分かってない状況での調査兵団のあり方というものを考えると、どんな自殺志願者集団だと思わずにいられない…。むしろ、よくこの人たち生きて帰って来られたなとしか…。
会話文などで多少、今誰が話してんのかわかりにくいわ、と思うところもありましたが、それは私の読解力がなかったということで処理して。
原作が頭にあるうちは正直、原作の前の時代の話だと分かっているはずなのに違和感を覚えておりましたが、話が進むにつれて、熱くなる話の内容と世界に慣れてきてけっこうさくさく読めました。
むしろ、次が気になって仕方なかった。
政治的な理由により窮地に陥る調査兵団と、それに伴い同じく窮屈な状況に追いやられていく主人公アンヘル。
ここがね、本当に逼迫した感じが楽しくて楽しくて。思わず感情移入出来ました。面白かった。
同僚のゼノフォンや調査兵団隊長ホルヘなど素敵な登場人物もいたりして。
なかなか気持ちよく読めました。 -
無料版購入済み
新たなアプローチ
本家で一番のネックだと考えていた画力がアップ(描いている人は別人ですが)。読みやすくて誰が誰やら分かりやすくなりました。
まだ内容が良く分かっていないのですが、本家とは世界線が違うのかな?
主人公は「巨人の子」と呼ばれるかなり悲惨な境遇の男の子。彼が奴隷以下の現状をどう脱出するかが最初の山場ですね。
正直言うと、話への引き込まれ度や登場人物のぶっとび具合は本家の方が良いですね。
やっぱり偉大な作品だったのですね。
そうは言っても巨人と人類の戦いに新たな視点がある、というのはファンには嬉しいのでは無いでしょうか。
まずはご一読を。