津田晃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
野村證券で最年少役員に抜擢された経歴を持つ津田晃著。そんな津田さんが毎日のように書き続けてきた「備忘ノート」を元に書かれた一冊です。
常に前を向き続けてきた津田さんだからこそ描ける、様々な“気づき”が凝縮されています。
中でも“「俺はこの程度の人間でいいや」と思った瞬間、苦しみもないけれど、喜びもない人生が始まる。”という一節が忘れられません。
営業マインドを磨く教科書として、何度も何度も読み直したい一冊。
以下、備忘録
◆売る力と言うことは、信頼を得ることと同じことなのだ
◆ひとつのことを継続していくことで、新しい知識が体系的に身につく。それがプロ社員になる近道なのです。
◆背伸びを忘れた時、成長も止まる
◆「口はひとつで、耳はふたつ」
◆社会に出て働くと言うのはマラソンのレースと似ています。大切なのは、人生設計としてどのあたりを走りながら進んでいきたいのか、という自分の意志です。
◆失敗を「ああ、やってしまった」で済まさず、その根本となる原因を考え、次のトライへの糧とする。その繰り返しで経験を積んだ人が、仕事人となることが出来るのです。
◆プロとは一番たくさん失敗した人
◆電通“鬼十則”(P,103 )
◆仕事に慣れると“無駄を減らすこと=努力の量をセーブすること”になってしまいがち。いい仕事は「汗→知恵」の順序で付いてくる
◆本田宗一郎さんの“三現主義”とは「まず現場に行くこと、そして現物を見ること、その上で現実を知ること」
◆迷ったり、困ったりした時はしんどい道を進む。そして、決めた以上は後悔しない。なぜなら、ラクな道を選んで失敗したら、後悔するからです。
◆苦しい時ほど、仕事に集中する。「俺はこの程度の人間でいいや」と思った瞬間、苦しみもないけれど、喜びもない人生が始まる。 -
Posted by ブクログ
野村證券で最年少役員に抜擢された著者が、20代の頃から書き綴ってきた備忘録を取りまとめた、仕事についての金言集。
ノルマの厳しい証券会社で上まで上り詰めれる人間は、天才肌の人間だと思っていた。 本書からにじみ出ている著者の人間像は、天才肌というよりも、基本的なことをきちんとこなし、視点を高く持った努力の人、という印象である。
著者はノルマの厳しさに一度は辞めることを考えたらしいが、以下の様に心を入れ替えたという。
・デキが悪いのだから、コツコツと、人より多く、トコトン努力してみよう
・自分の周りの人に喜んでもらうことを常に考えよう。
本書に挙げられている夫々の項目は、顧客、同僚、先輩、後輩と接する中で気づいた備忘として大学ノートに書き綴ったものという。 実務経験から得られることを忘れず記録し、見返し、本質を理解していった結果が、最年少役員抜擢、という結果なのだということが、本書から読み取れる。
本書に記載されている心に残る金言は以下のとおり。
■売る力というものは、信頼を得ることと同じこと。
■仕事が出来るかできないかは、取り組み方の差。
→お客様の立場を常に第一に考えて動く心意気
■一万円を「9500円」で売ることが営業ではない。
→売れないものを売る能力 -営業マン自身の魅力や人柄などの人間力-
が発揮されれば売れないものでも売れてゆく
■「能ある鷹は爪を隠す」は単なる力の出し惜しみ。
→力をセーブした事により、結果がセーブされたもになったので
あれば本末転倒。 常に自分の限界に挑戦して全力で取り組む
姿勢が必要。
■背伸びを忘れたときに成長は止まる。
■ノルマを達成している営業マンは、会社が設定した目標よりも
高いところに設定している。
→自分の実力をアップさせるのは、課せられたノルマの先にある。
■迷ったらしんどい方を選ぶ
→決めた以上は後悔しない。 楽な方を選んで失敗したら後悔する。
■紹介よりも自分で開拓する
■自分を成長させる3つの約束
1) 当たり前の事を言い訳にしてはいけない
2) 欲張りすぎてはいけない
3) チャレンジし続ける心を持つ
正直、本書のタイトルからは一般の啓発書の域を超えない印象を受けたが、著者の経験に基づいた非常に中身のある書籍であった。 -
Posted by ブクログ
1.営業の本を久しぶりに読みたくなったので、買ってみました。何か学べることがあれば良いくらいに思っているので、これといって何を学ぶかは決めていません。
2.なぜ営業が必要なのは、顧客を創造していく必要があるからです。会社が継続するためには、常にお金を回していく必要があります。そのなかで、誰がお金を払うのかというと、お客さんです。これを多く獲得できるからこそ会社は存続します。
営業はその最前線であり、重要なポジションを担っています。タイトル通り、「売る力」を身に着ける必要があります。その力を身に着けるためには、日々の気づきをメモしていく必要があります。日々の反省を記録し、定期的に見返し、自分の成長を実感したり、反省したりする必要があります。また、メモだけではなく、仕事の基本をおろそかにしない、約束を守る、お客さんからの目線を気にするなどのことも述べています。これの積み重ねでしか人は成長できないということを強く述べています。
3.人間として当たり前のことをしっかりとこなす、PDCAをしっかり回していくという2つが述べられています。メモをすることで自分の頭を可視化する必要があり、自分の何が悪いのかを分析していく必要があります。
それを考えると、やはり、野村證券の人たちは常にトップレベルで戦っていたので、基本を誰よりもこなしているなと思います。自分は愛読している冨田さんの営業も同じことを言っています。いつも何か止めてしまった日報の可視化やOJTシートを復活左折いいきっかけになりました。 -
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野村證券出身の方が書かれた営業術をまとめたノート。
基本的には「お客様の為になるためには・・・」という目線から書かれているので
具体的ですし、参考になります。ただやはり当然では有りますが、
読後は「超基本的」なことの徹底が非常に重要、ということを改めて感じさせられました。
新入社員、よりも4-5年経過された方が再度読むのにもいいかもしれません。
以下抜粋
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・営業に行ったら、必ず宿題をもらいなさい
・10000円を9500円で売るのはセールス行為ではない。
10000円を10500円で売るのが、営業マンとしての能力。
・その日の仕事は、絶対にその日のうちに終わらせる
・お金をもらう社会では、「脳ある鷹は爪を隠す」は単なる力の出し惜しみ
・雨垂れ石を穿つ
・相手より先に電話を置かない
・呼ばれた先では時間通りに。呼んだ席では20分前に。
・「これは無駄なことかもしれない」と感じた時ほど、もう10分頑張ってみる。
その積み重ねは決して無駄にはなりません。
・10回中1回うまくいくスイングをするのがアマ。10回中10回出来るのが、プロ。
・親指を舐めて爪が乾くまで考える。(夜と朝の3分間、考える時間にする) -
Posted by ブクログ
ネタバレ★要約★
営業でモノを売るために一番大切なのは信頼関係。
実は、どんな人にも「売る力」は大切である。
なぜなら営業は人生と同じで、
信頼関係によって、やりがいや生きがいが生まれてくるからだ。
では、その信頼を築くにはどうすればよいか、
やる気を出すにはどういく気持ちで臨むべきか、
行き詰まったらどうすればよいか、
野村證券元専務の津田さんが備忘のために書き留めたメモ。
★感想★
人生をマラソンに例えているところがとても共感できた。
トップ集団を走る人、
マイペースでじわじわ上位に組み込む人、
景色を楽しみながらマイペースで走る人、いろんな生き方がある。
どんな生き方を選んだとしても、
他人のペースに巻き込まれないよう、人生設計としてどのあたりを走っているのか自分の意思をもっていたい。 -
Posted by ブクログ
与えられているより高い目標を自分で設定して、うまくいなかいときもコツコツやる。全ての場面が勝負だと思って、費用対効果を考えすぎない。
電通の「鬼十則」
1仕事は自ら創るべきで与えられるべきではない
2仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受身でやるものではない
3大きな仕事と取り決め、小さな仕事は己を小さくする
4難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある
5取り組んだら話すな 殺されても話すな 目的完遂までは
6周囲を引きずりまわせ 引きずるのとひきずられるのとでは永い間に転地のひらきがでる
7計画を持て 長期の計画を持っていれば忍耐と工夫と正しい努力と希望がうまれる
8自信を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚みすら残らない
9頭は常に全回転 八方に気を配って一文の隙もあってはならny サービスとはそのようなものだ
10摩擦を怖れるな 摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君は卑屈未練になる -
Posted by ブクログ
社内で営業研修なるものがあり、研修中に貰った一冊。野村證券の営業畑を歩んできた著者が営業の楽しさ、辛さ、生き甲斐を簡潔に語る。普段、この類の本は手に取らないので基準が良く判らないのだが、この類の本としては良書の部類に入ると思う。
研修講師の方が「著者は昭和の人なので…」と言いながら紹介していたのは、随所に「死んでも〜」とか「〜は戦場だ」とかいう表現があるせいで、近頃はこんなことを言うと比喩とは見なされずにコンプライアンス違反に問われるのだそうだ。本文中では「電通鬼十則」にも触れられているのだが、その電通が鬼十則を見直そうという時代だからなぁ。仕事に対する「熱さ」が失なわれていくのは残念な気もするが、合理性よりも根性が優先される時代から日本が脱却しつつあるのは良いことだと思う。どんな時代になっても根性で成功を握む「立志伝中の人物」は出てくることだろうし、だからと言って全員がそれにチャレンジする必要もないからね。