あらすじ
――時代・商品・業種に関係なく売る人は売る!
野村證券で最年少役員に抜擢された著者が、
20代の頃から現在までコツコツと書き続けてきた「備忘ノート」。
その中には「どんな人にも」「どんな時代にも」「どんな商品にも」
大切なことが書かれていたのです
本書は、著者の元野村證券専務の津田晃氏が、20代の頃から現在まで仕事上での「気づきをメモ」したものをまとめたもの。
営業職以外の人にでも役に立つ、内容が多く詰まっています。
景気は少し回復しましたが、先が見えない時代。
だからこそ、どんな業種・職業についていても営業的な発想は重要です。
金融系はもちろん、製造・建設・小売etc.……。職種なら事務職でも、クリエイティブ職でも同じ。
ノルマの野村ともいわれる野村證券の営業畑で実績を上げ、当時、最年少の役員となった著者が、どんなふうに考え、さらに上にいくためにはどうしたらいいのかなど、トップ営業になった方法を教授。また、どんな職業についても営業意識を持つためのノウハウを伝えます。
最初から優秀な人など、どこにもいないのです。
「売る人間」になるには努力を重ねるしかありません。
それはけっして難しいことではありません。
なぜなら、この私にさえできたのですから。
半歩ずつでも前進する。それだけでいいのです。――「はじめに」より
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
久々のビジネス本を購入。
分かりやすく、『うん、うん』『なるほどね~』と思わず言いたくなる程、頷きが出てしまった。
相手の話を、よく聞く!
この言葉が印象に残った。
大企業に勤められた方の話しは、なかなか聞ける機会がないが、この本で考え方などを学べた事に感謝
Posted by ブクログ
1.営業の本を久しぶりに読みたくなったので、買ってみました。何か学べることがあれば良いくらいに思っているので、これといって何を学ぶかは決めていません。
2.なぜ営業が必要なのは、顧客を創造していく必要があるからです。会社が継続するためには、常にお金を回していく必要があります。そのなかで、誰がお金を払うのかというと、お客さんです。これを多く獲得できるからこそ会社は存続します。
営業はその最前線であり、重要なポジションを担っています。タイトル通り、「売る力」を身に着ける必要があります。その力を身に着けるためには、日々の気づきをメモしていく必要があります。日々の反省を記録し、定期的に見返し、自分の成長を実感したり、反省したりする必要があります。また、メモだけではなく、仕事の基本をおろそかにしない、約束を守る、お客さんからの目線を気にするなどのことも述べています。これの積み重ねでしか人は成長できないということを強く述べています。
3.人間として当たり前のことをしっかりとこなす、PDCAをしっかり回していくという2つが述べられています。メモをすることで自分の頭を可視化する必要があり、自分の何が悪いのかを分析していく必要があります。
それを考えると、やはり、野村證券の人たちは常にトップレベルで戦っていたので、基本を誰よりもこなしているなと思います。自分は愛読している冨田さんの営業も同じことを言っています。いつも何か止めてしまった日報の可視化やOJTシートを復活左折いいきっかけになりました。