かぐやのレビュー一覧
-
-
購入済み
私はとても好きなお話
好みなどはもちろんあると思いますが、ささる人は多いはず!
主人公がとても賢く理性的であり、
散々苦渋を舐めた後に覚悟を持って
「婚約者を想うのをやめる」ところから話が始まります。
その後はより一層求められた通りの
理想の婚約者であり、次期皇后であり、
身勝手にも辛い思いをするのは周りだけなので
主人公の味方の視点ではノンストレスですw
ただ一つ。
ジョージアナの瞳は翡翠で
相手の皇太子殿下の瞳は赤だと何度も記述がありますが、
なぜ表紙のイラストはジョージアナが青で
殿下が翡翠?なんでしょうか? -
-
ネタバレ 購入済み
レビューが難しい作品
皇太子の女遊びに散々苦言を呈してきたヒロイン、ジョージアナ。
ついに「愛するのをやめる」と皇太子に宣言する。
失って初めて、自分もジョージアナを愛していた事に気付き、彼女から再び愛が返されないとしても、必死でジョージアナに尽くす皇太子。
仕方ないという気持ちもあるが、けして一線を越えるような、夜遊び的な関係は持っておらず、ここまで改心してるんだから…と同情的な想いも湧く。
頑な過ぎるのでは?とも思いつつ、幼少より国母となるべく育てられ、本当にツラい時にも家族に優しい言葉すら貰えず、徐々に心が壊れてしまったヒロインは、もう彼に愛情は抱けないんだろうなぁ。
TLじゃないから、Rシーンみたいのはない -
-
購入済み
ありがとう
レビュー先に読んでおいて良かった!続き物なのですね、結局買うんですが、覚悟が違うんですよ、続き物かーい!ってなるのと、面白かった次も楽しみ!ってなるのと。ありがとう❤️
今流行りの浮気野郎は捨てちゃえ系なんですが、一味違ったわぁ。ヒロインが自分の心を守る為にザックリ恋心を切り捨てるところから始まる、結婚は回避出来ない、なら婚約者、皇太子妃、王妃、は役職、結婚は仕事と割り切る!皇太子はヒロインに棄てられてから恋心を自覚!色々努力してみますが、すればするほど取り戻せ無いのがわかる。
ヒロイン愛を捨てると見えてくるものがある、視野も広がる、精神の安定も得られる。
皇太子恋心に振り回されてか、詰めが甘 -
ネタバレ 購入済み
続く…!!!
続きがありますので、1巻で読み切りたい方は続きが出てからの購入と読むのをオススメします。
物語は婚約者がいながらも、他の女と仲良くしている皇太子に愛さないと伝える所から始まり本当に大切なのはなにか…。とやっと分かり始める皇太子と昔から公女であれ、お前は国母にふさわしいんだ、と家族から言われ続け操り人形みたいになってしまったと思うヒロイン。
この巻では皇太子が今までの過ちを許しを請い、ヒロインに愛を直接伝えるが伝わらず、ヒロインはヒロインで呪縛から抜け出せず…。最後は夫婦とは何かを話してお互いに少し寄り添った所で終わります。
簡単に許す許さないとか婚約破棄だ!とかではなく、凄く人間臭い話。家族 -
-
-
ネタバレ 購入済み
続く…んでしょう
皇太子の婚約者として努力を惜しまない、公爵令嬢アビゲイル。皇太子も決してバカではなく、努力家で表裏をつかえる仕事に対してはできる人間です。でも学園に入学したとたん堂々と浮気をしている彼にあれこれ苦言をいうも聞き入れられず…というのはよくある設定だけど、彼女は親や兄妹と『素』の家族関係が築けなかった分、皇太子との将来で相思相愛の関係を強く夢見すぎて逆に疲れてしまい、ついに諦めることに。
これがこの本のタイトルにある『婚約者を想うのをやめました』。
いままでの展開なら、アビゲイルは悪役令嬢の立ち位置になったかもしれませんが、彼女はとてもできた人なので皇太子の一切の行動を黙認することにします。
そ -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ初志貫徹!
ランドン殿下の改心と溺愛の加速ぶりに、もしかしてジョージアナもほだされるのではと危惧していたら、ちゃんと貫き通してくれました。
もう彼女は未来永劫かつてのような愛を返しはしない。
どれだけ彼女に謝罪しようと。
どれだけ彼女を溺愛しようと、もう決して。
それもまた夫婦の形。
しかも国のこれからを担う責任ある立場の夫婦であるなら、結婚は契約だ。
世継ぎを生むのは義務で、仕事だ。
そこにもう愛はいらない。
ここで安易に二人は愛し愛される仲になってハッピーエンドな流れにしなかったところが本当によかった。
本編自体はハッピーエンドではあるのだが、恋愛的ハッピーエンドかと問われたら否と答える -
-
試し読み
今の所、面白いです。
が、文章が...読んでいて違和感が。
地の文にちょくちょく顔を出す固い表現が鼻につきます。
辞書を引いてきて、そこだけわざわざ小難しく言い換えたような?
突如出現するので、それまで読んでいた文章に合っていなくて、ガクッときます。
どちらかに統一して欲しい。
学生時代、現代文単語に出てくるような言葉や熟語を、やたら普通の会話に入れてくるクラスメイトがいましたが、彼女を思い出しましたw
お話の続きは気になりますが...うーん、買うか迷います。 -
-
購入済み
なんか淡々とした話で、緩急も、山も谷も無く、退屈な話でした。
色んなとこで、文章によっては盛り上がっただろうに。と思います。
発想が凄く良い題材なので、残念です。 -
匿名
購入済みバッドエンドの先の物語
激しく燃えるのではなく、喪失感でジクジクした思いを胸に感じ続けるお話が好きな方にはオススメ。
恋愛要素的にはひたすら絶望と諦観しかない。
傷付き破れ絶望し恋心を捨てた令嬢と
その捨て去られた恋心を無様に掻き抱き縋りつく皇太子の物語。
恋愛的バッドエンドから始まり、終わってしまっているが故に、グッドエンドにすら届きそうにない。
悲恋に泣きくらすのでもなく、再び恋の火を灯すのでもなく、復讐するのでもなく、破滅するのでもなく
皇太子に対する恋に絶望し切って朽ち果てさせたヒロインからは
優しい言葉も、許しの言葉も、決して恋情と交わらぬ「家族愛」として向けられる。
自身の愚かさから絶望的に手遅れ -
匿名
ネタバレ 購入済みハッピーエンドではあるけれど
よく虐げられている子供の話があります。食事も碌に与えられず着るものも寝るところもなく、という感じで。この作品のヒロインはずっと皇太子の婚約者として育てられいるので、そういうことはありません。しかし、人には心があり愛情が必要。両親からは将来の王妃としての資質のみを求められ、兄からは愚鈍と罵られ、婚約者からは見向きもされなくて。家で彼女の心を辛うじて護ったのは専属の侍女だけであり、学校ではたった二人の友達だけだった。彼女は生きるための衣食住には困らなかったけど、その心は冷え切ってしまいます。そんな中彼女は皇太子に、もう愛さないと宣言し、自分の心を守るのです。彼女の変化に、戸惑い、自身の行為を振り返