わかつきひかるのレビュー一覧
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購入済み
エロ小説の極意ここにあり
まずこれはとても良いエロ小説の教則本です。著者は人気ジェブナイルポルノ作家わかつきひかるです。
エロ小説系の教則本で良く自身の欲望をぶつければ良いエロ小説が書ける、と耳ざわりは良いんだけど結局、精神論になっている教則本が多いんですが、わかつきひかるさんはとても冷静にロジカルにエロ小説の執筆をする方法論を展開しています。
言われてみると納得できるポイントが多いですし、実際に執筆の上でも役立つ知識が豊富。新人賞でほとんどの小説がエロ小説の体裁を成していないという実態と、そう言った落とし穴を回避する実践的な創作法が光ります。
エロ小説で新人賞を狙うという人はぜひ一読してもら -
購入済み
巧い
ジャンルにも拠るけど、わかつき先生の作品は基本的に作りがしっかりしてて話が上手いし読み易い。
読み終えてストーリーを総括すれば、ありふれた創作物なのは解るが、過去実際に起こった事件や事故との組み合わせをパズルの様に絡めてるので頭の中に場面が浮かび易い。 -
購入済み
OUTでしょ♪w
短編の官能小説としてはアタリだと思う。
正直、上手いと思う。
但し、タイトル通りOUTだと思う。
「実在とは関係ありません。」などと表記してても、
登場人物の一人は明らかに 辻仁成さん から名付けてますよね?
しかも、フランス在住の作家とか言い逃れ不可では?
良く出版出来ましたね?
訴訟起こされないうちに回収および販売停止すべきかと。
出版社も同じくOUTですね。
作品が良いだけに勿体無いけど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアラビアンハーレムもの。「王子様」というよりは「軍隊長」という描写がしっくりきてしまう王子様と、自国を滅ぼされて攫われた王子様の話。話自体はわりと重めなんですが(最初で国が滅んでしまったような描写もあり)読み進めていくうちにジェラールとトゥリーンの距離が縮まっている感じにドキドキする。「儀式」がいいですね。神に仕える巫女的な人たちから半ば拷問に近い儀式の描写があるのですが(拷問といってもそこまでハードではないです)これがまたとってもエロチックです。ジェラールとの甘くて激しいラブシーンもいいですが、この儀式もいいスパイスになっているんじゃないかなーと思います。何よりもジェラールに助けを求めたとき
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Posted by ブクログ
著者は『人生経験を生かして小説家になろう! 今すぐ使える執筆メソッド36の書き方・売り出し方』 (スマートブックス)という本を、本書の2年後に出版している。
巻末のインタビューまで同じ。章立てを含む構成もほとんど同じなのだが、多少表現が違っている箇所もある(軽く手直しした程度で、改訂とも言えないレベル)。しかしながら、『人生経験を生かして~』には、本書を改訂したものだとは書かれていない。
というわけで、両方買うと、後悔するだろう。注意してください。こういう読者をナメた商売の仕方は感心しない。不誠実である。
本書のタイトルには、明確に「50代60代なら」と書かれているので、今回はターゲット -
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Posted by ブクログ
主人公の今井健人は高校の入学式が終わり教室に入ると、小学校時代に2ヶ月だけクラスメイトだった明日葉待夢がいることに気がつきます。健人はその小学校時代にクラスから浮いた存在だった待夢をいじめていました。しかし、待夢は健人のことを覚えていなくて、謎の記憶障害に悩まされていました。次第に仲良くなっていく健人と待夢ですが、健人は罪悪感から謝りたいと思いながら、なかなか謝ることができません。過去にいじめていたことを思い出されると、待夢との関係が終わってしまうから。過去の大きな事故がきっかけとなった秘密が、二人を結びつけます。
健人と待夢のイチャイチャ描写は恥ずかしくなりますが、軽く、楽しく読めます。 -
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