岩宗治生のレビュー一覧

  • ウスズミの果て 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    終末世界で任務を持った不死の少女の旅の物語。
    この手の物語は数多くあり、死生観や哲学的な描写などが楽しく描かれているか、シリアスに描かれているか。
    この漫画は後者ですね。世界観が良く考えられていて、ヒロインの小夜の生い立ちや任務なども独創的で好きです。
    第6話のシェルターの話は、いろいろな意味で深い話でした。
    優秀な選ばれた人だけの集団でも、人間とは諍いを起こすものであるという人の性が描かれていて考えさせられました。
    博物館の話は、目的を果たして死を選んだ男性と不死で死ぬことのない小夜の対比が深かった。
    結末がどうなるのかが気になりますね。

    #深い #切ない #共感する

    0
    2025年05月23日
  • ウスズミの果て 4

    購入済み

    待ちきれない作品のトップ5

    ここで次巻かぁ〜〜〜〜〜!良いところだったのに〜〜〜〜〜〜!
    一巻に必ず胸打つエピソードがひとつは入っているから進み具合はこんな感じなのでしょうけど、だんだん知りたいことに近づいてきた登場人物たちが受けてる衝撃が強すぎます。謎が解けても前向きで居られると良いのですけど・・・。

    #エモい #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2025年05月18日
  • ウスズミの果て 1

    無料版購入済み

    いや~書店員さんのレビューにいいね出来るもんなら押したいです。ポストアポカリプスってなんでこんなに癒される感があるんだろう。静寂、廃墟のもの悲しさ、世界の美しさを堪能できました。

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    2025年05月15日
  • ウスズミの果て 1

    Posted by ブクログ

    こうゆう先の未来の話?みたいな物語が大好き、タイトルと表紙にピンときて買ってみました。思った通り私が求めている物語でした。続きも読みたいです

    0
    2024年10月01日
  • ウスズミの果て 3

    Posted by ブクログ

    この作品においては、機械(アンドロイド)がすでに亡くなってしまった主人(友人?)の願いを守り続ける様子が散見される。しかし、随所に散見されるのが、「こうしてあげた方が亡き主人にとっては幸せなので、こうしてほしい」という明確な意思である。

    一方で作中で機械の奏でる音楽に死ぬ間際の人間が祈りを捧げる(音楽に捧げていたとも言えるが)様子も存在しており、人間と機械、ひいては人間と機械と神の境界線が曖昧になっているのがこの作品の魅力ともいえるのではないだろうか。

    0
    2024年08月20日
  • ウスズミの果て 3

    Posted by ブクログ

    ちょいちょい読み進めてた『ウスズミの果て』(岩宗治生)。


    荒廃した世の中で【生きる】以外の目的を持てた人は、まだマシなんじゃないかと思える。


    そういう意味では目標・目的ってホント大事だわ。


    本書や『虎鶫』(ippatu)や『i am regend』(フランシス・ローレンス)のような世界観ってすごくシビアで残酷なんだけど、


    その中で生きてる人を見ると、何か元気もらえるのよね。

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    2024年07月12日
  • ウスズミの果て 2

    購入済み

    一巻もよかったが、二巻は傑作

    ストーリーも絵もレベルが高い。
    背景は狂気すら感じる書き込み。

    静かな部屋で読むことをお勧めします。
    一人暮らしの方は、更に少しだけ深く世界観に潜れるかもしれません。

    #切ない #ダーク #感動する

    2
    2023年09月17日
  • ウスズミの果て 1

    Posted by ブクログ

    淡々と、粛々と読める。
    好きだなー。
    感情がアップダウンする漫画もいいけどこういうのもいい。
    そうか人間がほとんどいなくなった世界ってこんな感じなのかって感じ。
    ほとんど人が出てこない中で、少女はどのように世界を広げて、成長していくんだろう?

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    2025年08月25日
  • ウスズミの果て 4

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    前半は懐中時計の話。もしくは、こうあってほしいと人類が願うアンドロイドの話。
    後半は災厄や大技研など本筋絡み。話が展開しそう。

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    2025年08月01日
  • ウスズミの果て 4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    近未来ポストアポカリプスもの。
    前半は懐中時計を持っていた遺体が目指していた時計屋を目指す話。生きている時間軸というか、稼働可能時間というべきか、それらが違う人物たちがたまたま交差した話で、時間を意識させる不思議な感覚になる。いずれ別れは来るが、今この瞬間は同じように進んでいる、というセリフが印象に残った。

    後半は物語の本筋である災厄に関する話。バトルシーンは迫力がある。
    宇佐と大技連とのつながりが開示されたが、この話自体が真実かどうか、100%の情報かが疑わしくも感じる。
    現実的には人類はほぼ滅んでしまっているし、大技連が目指したものと永遠の子がどう絡んでいくのか気になるところ。

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    2025年06月22日
  • ウスズミの果て 1

    無料版購入済み

    「味」がある

    なんというか、凄く味というか、雰囲気のある作品。

    世界が「大戦」で崩壊し、さらにその後「断罪者」と呼ばれた異形の生物によって人類が滅んだ50年後の話。
    主人公はナウシカのような瘴気の満ちた世界で、その瘴気の元となる病死した人間を埋葬し、浄化する女性。

    冒頭から1巻の後半まで、主人公以外1人の人間も出てこない。
    主人公はペット?の生物と会話するか、過去の遺物であるアンドロイド等機械の存在と会話する程度。
    この非常に独特な世界観の中、圧倒的な手書き描写と、意外とかわいい主人公のキャラ絵で話が淡々と進む。

    絵と言い世界観と言い、ちょっと弐瓶勉を連想させ、特に「BLAME!」とは孤独感などが似て

    1
    2025年05月18日
  • ウスズミの果て 1

    Posted by ブクログ

    静かで時々悲しい時間が流れていく話。全ては終わった事でもあるから、それを別角度で眺めて良いところを探したり、ただ悲劇として認めたり。

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    2025年04月24日
  • ウスズミの果て 1

    Posted by ブクログ

    弐瓶勉あたりをお手本にしたような終末SF漫画。

    絵の描き込みがすごい。

    果たして、不死のヒロインは、荒廃した世界で、生き残りの人間を見つけ出すことができるのか? 乞うご期待!

    2巻も読んでみます。

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    2025年01月06日
  • ウスズミの果て 3

    購入済み

    次巻はきっと星⭐︎5の予感

    仲間が加わったことで、物語の展開に合わせて会話の幅が広がっていく様子がとても自然でスゴイと思いました。
    間に挟まれるエピソードもいつも感動的で切なくなる内容で、毎巻末のアーカイブもエモくて気になっています。
    次巻はまた新しい驚きがありそうで、⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎星5つの感想をかけそうで楽しみです!

    #エモい #ドキドキハラハラ #怖い

    0
    2024年07月21日
  • ウスズミの果て 1

    Posted by ブクログ

    気になってたから読めて嬉しい
    思っていたよりも、しっかり面白かった
    ディストピア系で人間が主人公じゃないのが新鮮で面白い

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    2025年09月08日
  • ウスズミの果て 1

    Posted by ブクログ

    今や黄昏の世界を旅する漫画は一ジャンルとして成立しつつあるなぁ。辿れば弐瓶勉のBLAM!(この作品の中でも直接的なオマージュがある)が一つのメルクマールなのかしら?その前はナウシカまで辿れるのか?
    終焉と旅は郷愁とアイロニーが巣食っていてとても心地よいロマンだ。
    このジャンルはこのまま様式美の物語として固まってしまうのだろうか。

    6
    2024年01月15日