マッツ・ヴェンブラードのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・多くの若者が自分の脳について学んでくれることを願うと共に、もっと運動し、睡眠を大切にし、スマホを使う時間を減らしたいと思えるようになればいいと筆者は冒頭で言っている。
・脳の重要な任務はあなたを生かすことである。
・この本を読むことで自分のメンタルを少しでも理解できるようになる。
・人類の歴史のうち99.9%の時間では半数が10代になる前に死んだ。その先祖の子孫。→人間の脳は生き延びさせるために進化してきた。感情はそのための道具である。
・取るに足らない選択は直感に頼よって早く済ませ、重要な決定の際にメリットデメリットを比較し、論理的によく考えて選択している。(命に関わらないことでまよわないように。)
・心配より不安の方がもっと強く長続きする。不安は事前のストレスというイメージ。ストレスは現実の危険によって引き起こされる一方で、不安は危険かもしれないと考えた時に実際危険ではなくてもわき起こる。不安がしつこくうずいて心が安らぐことのない人もいれば、急に激しい不安に襲われる人もいる。その強さや頻度が違う。空腹や疲労と同じように人間にとっては自然な感情である。
・脳内の火災報知器。本当に危険な時に鳴らし損ねるよりは、念のため間違って鳴らすくらい構わないと考える。パニック発作も警報器の誤作動だと思ってみる。とても不快ですが、不安は危険なものではない。
・不安に対処するためのテクニック
①呼吸。長い深呼吸を,何度かする。息を吸うと交感神経が活発になり、息を吐くと副交感神経が活発になる。
②つらさを言葉にする。自分の気持ちを言葉にして説明する。つまり客観的に見る。視点が外からへと移すことができる。
・見えないゴリラ。人は1度に1つのことしか集中できない。
・脳は少々過保護な親のような感じ。
・脳はYouTubeではなく、Wikipediaみたいにどんどん更新されていく。
・脳は危険に強く反応するようにできている。スマホで入ってくるから注意。
・脳も体の一部。身体が健康だと脳も良い環境で過ごせる。運動は身体を強くするだけでなく、ストレスから守る力も強めてくれませす。
・運動はまさにうつの真逆。どんな運動でも良いが心拍数を上げる運動は特にPTSDにはよく効くとされている。
・運動すると自己効力感が上がり、自分で自分の未来の舵を取れる。
・触れること(撫でること)の重要性。また、笑うこと、一緒にトレーニングや歌うことも良い。
・親戚のお年寄りなど、若い人と時々話すだけで元気になれる人が周りにいる場合がある。
・周りと比較するのは良くない。
・メンタルの不調から私たちを守ってくれるのは、運動、睡眠、友人だと言われている。
・幸せを追い求めるのはやめた方が良いかも。努力を傾ける先はゴールではなく、そこまでの道のり。一緒にいて快適で信用出来る人たちに囲まれ、夢中になれて意味を感じられることをする。これを繰り返す。
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Posted by ブクログ
「運動脳」や「スマホ脳」などで有名な著者の本。中高生向けに書かれている本書はとてもわかりやすくまとめられている。
人類が誕生してから、世界はすごい勢い(特に現代)は変わってきたが、「脳」はまだ人類がサバンナにいた頃と仕組みが変わってない。だから目に見える世界と脳の感覚のズレが生じ、本来の能力が過剰反応していわゆる精神疾患になったり、不安になったりする。そうなってしまうのは、その人がダメだったりおかしいのではなく、仕組み上起きてしまうことは自然なことだと書いてあり、精神疾患を複数持つ私としては少し気がラクになったし、見えてる世界と大昔から変わってない脳のズレであること、仕組みがわかって良かった。「鬱などには運動が良い」の理由も脳の仕組みから説明されていて、納得できた。
その章の終わりごとにポイントがまとめられていてわかりやすい。
SNSとの付き合い方にも触れられていてよかった。今を生きる現代人全世代に向けられてもいると思う。 -
Posted by ブクログ
◯人の脳やメンタルは、狩猟採集民と同じ!
なぜ人は、「怖い」や「不安」という感情を持ち、時にはうつにまでなってしまうのか。人はなぜ孤独を恐れるのか。
これらの答えを端的にいうと、人の脳はその人を生き延びさせるために人をコントロールしているからといえるだろう。脳は、狩猟採集時代に進化してきたが、その時には常に命の危険と隣り合わせだった。そんな中生き抜くために、不安や恐怖で人を躊躇させたり、人と連帯することで幸せを感じさせたりしてきた。その機能が現代の脳にも備わっている。
特に、人は恐怖や不安などマイナスの感情が強い。それは人を生き延びさせるため。でも、そればかりでは、メンタルを病むだけ。だから、それを防ぐために、運動をしたり、家族や友人と過ごしたり、何か夢中になれることをしたりすることが大事なよう。これから、負の感情が頭を巡っていたり、不安ばかりが頭の中を支配したりしたら、「自分の脳が自分を守ろうとしているんだな!」と思うようにしよう。 -
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多動脳・ストレス脳に続くアンデシュ・ハンセン先生の著書。
この本のテーマは”なぜ人間はメンタルを病んでしまうのか”・“どうしたら史上最悪と言われたメンタルを回復させることができるのか”。
非常にわかりやすく、一度は思いついているだろうことが書かれているが、なかなか実行できない。やっても続かなかったりする。それを促すために科学的な根拠や言い回しを変えることで新しい視点として展開していて非常に読みごたえがありました。
"幸せを追い求めないこと"・"困ったら信用できる仲間に相談すること"など今日からでもできることがふんだんに書かれていてとても参考になると思います。
是非読んでみてください。 -
Posted by ブクログ
人間がストレスにさらされる要因を脳科学の方面から、特に若者向けに書かれた著書。脳は生き延びることを最優先する。記憶も楽しく幸福感を感じたことより、命に関わる様な強い恐怖を伴う経験に強く反応し、記憶する。その様な脳の仕組みが完成したのは人類がサバンナで狩猟採集生活をしていたころであるが、現代人はその時代ほど危険にされられる環境にないにも関わらず、強い不安感に晒されて、それが強いストレスをもたらし、最悪の場合はうつ病を発症してしまう。その様なメンタルの弱さを抱える人間がそれに対処するためにはどの様な考え方を持ち、行動すべきかが述べられている。
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手当てって、ただ“撫でる”だけなのに不思議と効く。肌を優しくなでられるとエンドルフィンが出て、痛みが和らいだり、ふっと心が軽くなったりするらしい。
確かに、そっと触れられるだけで気持ちが落ち着く瞬間ってある。寄り添うとか、頼るって、こういう小さな安心の積み重ねなのかもしれない。
この本は、まるで若者にそっと手を添えるような、やさしいストレス解説本だった。もちろん大人が読んでも刺さるし、一度手に取ってみる価値はある。
ストレスも幸せも、環境によって生まれる“揺らぎ”のようなもの。どちらも永遠じゃないからこそ、対処法を知っておくことで、必要以上に振り回されずにいられるのかも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ集中力が続かない。時間の使い方がヘタ。いつも寝不足。原因は、もしかしたらスマホにあるのかも。スマホを使っているとき、脳には一体何が起きている?――勉強しているときスマホを隣の部屋に置くと効率アップ。何かを覚えるときはタブレットではなく紙で読もう。睡眠が記憶を定着させる。SNSを使いすぎると幸福度が下がる? 知っておけば絶対安心、スマホとかしこく付き合うための本。
◉集中する時はスマホは他の部屋。サイレントモードにしてポケットにしまうだけではだめ。
◉勉強する時寝る時も別の部屋
◉記憶の作り方
・長期記憶に移すにはしっかり寝る
・復習(繰り返す)
・紙で読む(スクリーン✖️)
・ペンで書く -
Posted by ブクログ
ネタバレ
スマホ脳の子供向けな本。以前に同著者のスマホ脳を読みスマホの危険性について理解していたが、時間が経ち最近また依存傾向にあることを自覚したため購入して読んだ。
わかりやすく例を用いて説明されているため、子供でも読みやすい。
特に気をつけようとかんじたのは、スマホはそこにあるだけで集中力を削ぎ、時間を奪うということ。「スマホを手に取らないように」と意識するだけで、集中を途切れさせる力があり、脳のリソースを取られるなんて...。スマホは使用する以外は他の部屋へ。何度も書かれているが、これは是非実践しようと思った。
新しく知ったのはデジタル健忘とグーグル効果について。聞いたことあったが、なるほどと。
確かに、写真に撮っているなら大丈夫か、データに残っているなら、Googleですぐ検索できるし。と思っているものはすぐ忘れてしまう。脳が省エネだからなのか。うまく出来ているなぁと思う反面、大切なことは覚えよう。と注意深く意識しなければ簡単に忘れてしまうのだと再認識した。
スマホはなくてはならないが、こちらでうまくコントロールして付き合っていく必要のあるデジタル機器。気を抜けばスマホに自分の時間を乗っ取られるぞと肝に銘じておこうと思った。 -
Posted by ブクログ
この本を読み終えた後、私はスマホを触らない時間を作った。きっとあなたも読めば気づくはず。スマホが与える影響力について考えさせられるから。
至急の要件なんて来ないのに、バイブの音が鳴ると見ずにはいられない、あの衝動。いつからだろう。。?テレビ見ながらご飯食べてスマホを触り、そして会話までする。これが現代のマルチタスク。マルチタスクが得意な人なんてほとんどいないのに。ご飯を食べる時はご飯だけにすると、いつもより味に深みが出た。旅行時、半日だけスマホをオフにすると、前を見て景色を堪能し、会話を楽しめた。普段選ばないであろうお店に入り(いつも食べログで口コミ見て判断するので)新しい発見と経験ができた。スマホを手放すことは難しくても手放す時間は大切。