マッツ・ヴェンブラードのレビュー一覧

  • 脱スマホ脳かんたんマニュアル(新潮文庫)

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    ティーンエージャー向けにやさしく書かれている本ですが、大人にとっても大切なことばかりです。私自身は布団にスマホを持って入る日は寝不足になりがちで、今は著者の言うように、別室に置いて就寝するようになりました。著者は子どもたちにスマホやSNSを否定せず、上手に付き合う方法をやさしく教えてくれています。たくさんの子どもたちはもちろん、大人にも読んでほしいです。

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    2024年11月02日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    我々は過去から生き残って来た人たちの子孫。このコメントがこの本の根本。脳がその人たちが生き残る事の手助けをした。危険に鈍感では生き残れない。危険に敏感過ぎてなにも進化しなければ、いずれ滅びる。表面的な「幸せ」の「見え方」を追い求めても、幸せは掴めるない。ナカマと共に、お互いの利を尊重して傾聴・共感し、不必要なバイアスに影響されない(特にSNSでの断片的かつ断定的な切り取り発信に注意)
    人間は個々に脳を持つ。その脳のマネジメントの大切さと奥深さが感じられる本。

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    2024年10月19日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    ストレス脳、に続き読ませて戴きました。学生さん向けに書かれたわかりやすい文体です。各章の最後にまとめが書かれており、ポイントを押さえて読むことができます。しっかりポイントを書き写しました。訳者の力量にも敬意を表します。

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    2024年09月15日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    中高生向けに書かれた本だから読みやすかった。鬱や不安は病気だとか自分がおかしいわけではないと優しく諭されていていい本だと思う。今の子供達に読ませたい本だ。

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    2024年09月14日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    脳機能について、分かりやすいが目からウロコのことも。
    特に脳は機能上、幸福感を持続させず、不満を持つことで人間を生き延びさせてきた。幸福を求めても無駄→
    不幸でない状態がいい➊信用できる人たちに囲まれていること。➋他者にとっても意味のあることに夢中になってとりくめること。➊➋を繰り返すこと。
    [不安が生じたら]➊深呼吸(4秒かけて吸い6秒かけて吐く)➋辛さを言葉にする(自分の気持ちを言葉にし説明する)➌過度に恐れない。
    [不安を感じている人には]嫌だったらすぐに帰ってこいと居場所をつくってあげる。
    [PTSD]➊安心できる状況で過去の辛い話をする(専門家の力が必要な場合もある)
    [恐怖心や無力

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    2024年08月13日
  • 脱スマホ脳かんたんマニュアル(新潮文庫)

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    おそらくティーンエイジャー向けに書かれた本だけど、大人も読むべきだと思いました。私が一番印象に残ったのは、架空のSNSをモデルに、SNSが「いかにユーザーを長く留めておくか」その仕組みを丁寧に説明している点です。結果、タイムラインは自分に都合の良い投稿が溢れ、簡単にフェイクニュースに騙されてしまう…大人でもあっけなく騙されるこの仕組み、子どもなら尚更です。その他にも、スマホがいかにユーザーの興味を惹く作りになっているか、そのスマホとうまく付き合うためにはどうすればよいか?が、分かりやすく書かれています。スマホとうまく付き合っていきたいすべての人にオススメです。

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    2024年06月14日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    ■第1章 なぜ私たちは生きているのかのポイント
    ・人類の歴史のうち99.9%の時間では、半数が10代になる前に死んだ。
    ・私たちはそんな世界で数百世代にわたって「正しい選択」をしてきた先祖の子孫である。
    ・人間の脳は私達を生き延びさせるために進化してきた。感情はそのための「道具」。
    ■第2章 なぜ感情があるのかのポイント
    ・脳は私たちをコントロールするために「感情」を使う。
    ・怖かったり勇気が出たりするのは、脳が私たちを「生き延びさせる」ためにしていること。
    ・私たちの集中力には限界がある。だから脳がいくつもの情報を「まとめ」てくれている。
    ■第3章 なぜ不安を感じるのかのポイント
    ・私たちは

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    2024年06月04日
  • 脱スマホ脳かんたんマニュアル(新潮文庫)

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     脳の仕組みから、スマホに毒された、スマホに支配された人生から解放しようという試み。運動脳、スマホ脳のまとめ版となっている。
    スマホがドーパミンを出すのは、新しいものを頭に入れる機械だからで、新しいものを見ると発するドーパミンが出てしまう。だから人は、携帯が好きなんだ。ではどうやったら、この中毒から脱せるかというと、やはり距離ととるしかないというのが、本書の一つ目。
     脳は、サボりたい、省エネするようにできている。狩人の時代から、なるべくエネルギーを抑えるようにできているというのが理由。では、その脳の省エネの最たるところがGoogle効果であると。Googleで検索ができるとわかると、脳は物事

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    2024年01月12日
  • 脱スマホ脳かんたんマニュアル(新潮文庫)

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    子どものスクリーン時間の制約に

    毎日最低1時間運動
    9〜11時間寝て
    スクリーンタイムは2時間以内

    スマホは見えるところにあるだけで
    使わないようにすることに脳ががんばってしまうので、集中したいときは別の部屋に置く。

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    2023年12月28日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    ネタバレ

    ストレス脳の入門編の本書。
    学生向けに分かりやすく不安やストレス、運動の有効性について書かれている。

    本書の内容を簡単に言うと、人間の身体は狩猟採集時代の歴史が圧倒的に長く、現代の暮らしにマッチ出来ていない。
    不安や感情が沸く仕組みを理解して、定期的に運動をしたり、コミュニケーションをとればうつや不安に対して有効だとのこと。

    文も読みやすく、普段読書していない人にも勧められる本だと思う。
    また、追えば追うほど逃げていくという幸せは対する考え方は参考になった。何事も期待しすぎないことが重要だ。

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    2024年11月25日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    その様に考えてしまうのは、ちゃんと意味があったんだなと納得する内容だった。あと運動も大事!科学的に説明された内容で穏やかな気持ちに。

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    2024年09月16日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    脳は、狩猟生活時代から変わっておらず、その時代で生き残っていく為だけに最善の働きをしている。
    脳で作られる感情は、生き延びるために
    体に行動起こさせるためにある。かつ、まとめて分かりやすい情報にするが、纏められたものが正しいとは限らない。あくまでサバンナで生き延びる事が目的。
    扁桃体は過剰な反応をする火災報知器であり、不安を引き起こす。生き残るための防御メカニズムである。
    脳に呼出される記憶は、呼出されたときの状況より変化する。トラウマも安心した状態で呼び出し上書きをする事で緩和する。忘れようとしても出来ないので上書き治療法。
    現代では危険で無い事も不安感情がでる。

    グループに属することは生

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    2024年08月01日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    中高生向けと知らず購入したけれど、読みやすくてわかりやすかった。うつや不安を脳の仕組みの観点から考えると、「脳はまだサバンナだと思ってるなら仕方ないか」と自分を労われるような気持ちになった。

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    2024年07月28日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    冒頭の文章よかった。
    感情をなくしてしまいたいとこのところ思っていたけれど、感情があることは大切なんだと感じた。
    手元においておきたいかも。

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    2024年07月21日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    脳の役割は、太古の昔から「自分を生き延びさせること」であり、最近の急激に変化している社会においても、同様の働きをしている。
    一貫してその視点から、人間が感じる負の感情や長続きしない幸せな感情の仕組みを説明する本書。
    脳の仕組みを知っておくだけで、少し気が楽になることもあると思う。そして、やはり運動とスマホ制限が重要だということは強調されていた。
    『スマホ脳』を読んだときも、行動を見直そうとしたけど習慣にならなかったので、こういう本は都度読み直して、自分を奮起させるスイッチにするのがよさそう。

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    脳の1番大事な仕事は私たちを生きのびさせることです。そのために感情をつくります。
    そんな知識

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    2024年06月24日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    若者向けに書かれた本ということですが、精神のあり方や幸せの追求について中年にも有益な話が盛りだくさんの内容でした。
    今生きていることは祖先が生き延びるために正しい行動をとってきた連続、それは脳の仕組みが命を最優先してきたから、そして現代では命を脅かされる状況はほぼ無いのに脳が危機を感じているために鬱になる、感情は脳が情報をまとめて自分自身をコントロールするためで幸せを感じるのも生き延びさせるための方法、だから不安やストレスを感じてパニックになるのは脳の防御のメカニズム、辛い記憶が蘇ったりPTSDや妊娠中のつわりになるのは脳が同じような危険から身を守ろうとしているから、運動をすることで体が強くな

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    2024年06月09日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    スマホ脳、運動脳、最強脳、ストレス脳に続いて、5冊目を読んだ。アンデシュ・ハンセン氏の〇〇脳シリーズは、読むと穏やかな気分になり、やってみようかなと思うことが多い。
    今回もやはり大事な事は、①運動(やらない理由はない)、②一緒にいて安心できて、信用できる人たちに囲まれる、③夢中になれて、意味を感じられることをする。特に運動は、メンタルを安定させる。鬱になる可能性をぐっと低くしてくれる。運動しながらなかなか他の事は考えられないものね。いつの間にか動きに集中しているから。

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    2024年06月09日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    とても読みやすい.クリティカルライティングが徹底されている.また,有益な話が平易に表現されていてとてもわかりやすい.大人から子供まで楽しめる一冊


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    感情とは自分の身の回りで起きていることへの反応
    感情は人間が生存するために発達させた道具

    生きることは意思決定の連続
    感情は論理に劣らず意思決定を促す
    広告は理性ではなく感情を訴えてくる
    広告という媒体を通じて感情は感染する

    人間がストレスを感じると心拍が上がる理由
    ・逃走あるいは闘争に備えるため

    不安=事前のストレス

    脳が作るイメージは外界を切り出したものではなく
    「脳が役に立つと思った情報」に

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    2024年06月02日
  • メンタル脳(新潮新書)

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    自分を守るために脳が危険だとシグナルを出すのは、人間が生き延びるために必要な事だった。ストレス脳を読んだはずなのに忘れていた。
    脳が今起きている急激な変化に対応できていないだけで脳は正常である。その言葉に安心したし鬱は弱い人間がなるのではなく、むしろ自分を守ろうと脳がシグナルを出し続けているだけ。そう思えたら少し楽になるなと思った。今度はちゃんと心に留めるようにメモを残します。

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    2024年05月16日
  • 脱スマホ脳かんたんマニュアル(新潮文庫)

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    結局、スマホやSNSそのものが悪いのではなく中毒になってしまうメカニズムに問題あり。特に若いうちは理性を司る前頭葉が未発達なため、延々と使い続けてしまう。親がしっかりしなくては。

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    2024年03月27日