鶴野充茂のレビュー一覧
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説明上手になるための良本。
○事実+意見が説得力の基本
①客観情報(出来事)を説明する
②客観情報に基づいて、自分の主観(解釈)を説明する
・出来事+解釈の説明で相手の反応は飛躍的に良くなる
・あくまでも①は事実を伝える。ここで自分の会社や自分優位になりそうな内容を混ぜると、頭の良い人には伝わらなくなる
・説明とは、事実を通して別のメッセージを伝えること
○結論で始まり結論でおわる
・結論を1つに絞り先に伝えて、事実+意見→結論
・結論が1つに絞れないのであれば先に数を伝える「大事なことが3つあります」
・相手に動いてほしいポイントは何かを明確にする
○会話の基本
・聞き手が聴きやすい順 -
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基本過ぎるという意見もあるようだが、100%できている人はそういないはず。(ちゃんと挨拶出来ている人がどれだけいるだろうか。ドライな風潮が広まっているのできちんとするだけで印象は違うはず)
checklist的につかうのがいいと思われる。
■結論
・説明は”相手に動いてもらう”成果を出すためのもの
・成果の出せる説明は、”よい人間関係”がベースとなる
・そのための各種手法を説明くださっている内容
■気になったこと
3. ●●●●
①○○○○
(a)▲▲▲▲
(b)△△△△
の階層となるような話なのに、
3●●●●
①○○○○ そのうち、▲▲▲▲
②△△△△
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この本には、上司とのコミュニケーションやプレゼンの場で使えるノウハウが詰まっています。
その中でも、「逆接詞を使うと、相手に賛成する場合であってもネガティブなイメージに受け取られやすい」という点が印象に残りました。
これは逆接詞とは違いますが、たとえば、「ご丁寧にありがとうございます」という言葉は、丁寧に言ったつもりでも相手にとっては「わざわざ」と受け取られる恐れもあります。
私は普段、「でも」「けど」などの逆接詞を用いて説明することが多かったので、今後はなるべく順説の接続詞を使って、ポジティブなコミュニケーションをとるように心がけたいです。 -
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ネタバレこの本を通して学んだことを、さっそく今回のレビューで実践してみようと思います。
私がこの本を読んですぐに実践しようと思ったことは2つあります。
1つ目は、「聞き手にとって重要度の低い情報はカットする」ことです。
説明ベタの私は、頭の中を整理せずに余計なことまで話してしまい、聞き手を混乱させることがあるためです。
2つ目は、「逆接の意味を持つ接続詞を使いすぎない」ことです。
逆接の多用は、聞き手にネガティブな印象を与えるためです。ネガティブな印象はビジネスにおいて致命傷であると考えているため、非常に重要なノウハウだと思いました。
他にも様々なテクニックが載っていますので、説明することに苦 -
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相手にどうして欲しいかを伝えるためのノウハウが、具体的なビジネスシーンを例に紹介されています。
その具体例のおかげで、会話、メール、チャットなどで自分がどれだけ説明下手だったのか振り返ることができました。
特に、文章を書くときに、冗長化する傾向が強いので「短い文章」の章は大変参考になりました。
短い文章を書くことがなぜ良いのか、それは「伝えたいことを正しく伝えるために、もっとも適した言葉を使おうと努力する」からという理由がストンと腹落ちしました。
また、会話に苦手意識をもっているので、相手との距離を縮めるために「相手との接着剤になるネタ」を見つけ出すノウハウも参考になり、日々意識しようと思 -
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第1章 シンプルに伝える
自分が言いたい事を言うのではなく、
相手の立場を考えて
相手が聞きたい事を話すようにする
第2章 モヤモヤを言語化する
1.確定している情報と未確定情報を区別する
2.最も重要で明らかな情報から話し始める
3.相手が具体的に何をすべきかを明確に伝える
全体像から話す
感情をおさえ、事実を話す
不可欠なものだけを話す
相手の疑問に答えるのみ。丁寧に説明しない。
第3章 黙って聞き続けるのはしんどい
相手に質問させようとする
相手に考える時間を与え、
相手の反応を見ながら説明の速さ、深さを調整
質問で相手の理解度を確認しながら。
第4章 回りくどいのはお互いにスト -
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この本は、漫画と解説でビジネスコミュニケーションの核心をわかりやすく解説しています。
特に印象的だったのは、人に信頼されることの重要性と、そのための具体的な方法です。相手を知り、見て、気配りすることで「相手を好きになる」姿勢が、人間関係を深め、仕事を円滑に進める鍵だと再認識しました。チームメンバーの予定把握など、すぐに実践できるヒントも満載です。
また、明瞭に話し、ポジティブな言葉を選ぶことの重要性も強調されています。「でも」「しかし」といった逆説を避け、順接で話すことで、より信頼されるコミュニケーションが築けるでしょう。
ビジネスで人との関係性を深め、効果的なコミュニケーションを目指し