今年最後の授業の日、年末年始用に生協で本を物色。
そしたら、以前もエントリー いたしました樋口氏の新刊が。
内田先生の授業でゲストで来ていただき、お話聞いて以来大注目の方です。
あついっすね。
授業でおっしゃっていたこともかなり触れられており、個人的にはすごく充実した読書になったような。
先生は「このようなリーダーの元で働きたいとかちんけなことを言わずに、自分のリーダー像を見つけそれを目指せ」とおっしゃられた。 背筋が伸びた。
当たり前のことを当たり前にすることの難しさ。 いまはマーケティングや戦略ではなく組織あるいはオペレーション論なのでしょうか。両方か。 気になり遠藤功氏の本を今読んでる。
ターンアラウンドマネージャーは一種の特殊職ですね。匠の世界。樋口氏は「リーダーのプロ」だと思う。
かなり突っ込んで書いていらっしゃってるけど、本には書けない泥臭いことを途方もなくこなしてきたのだと思う。
どこからその胆力が生まれるのだろう。気合が入っている人でも体力はもつかもしれないけど、確実にメンタルがやられるでしょう。
再生機構でも丸紅でもアドバンテッジでもいいけど、要は出資者から明確なミッションで雇われている職業人。しかも超短期間。ロジカル+行動力が秀でててもダメでしょう。
本の題名は変人力だけど、氏の人間力がなしえたのでしょう。人間力の定義を問われると難しいですがね。
それにしてもヒントが多すぎて本が付箋だらけになった。 ひじょーに読みやすいしこりゃ売れるでしょう。
氏の講演を直接聞くことができたことはかなり恵まれてた。内田先生に感謝ですね。
年の終りにふさわしい本を読んだなー。
HPともダイエーとも状況がこれまた全然違うMSで氏はどのようなリーダーシップを取っていくのだろう。大変興味深い。
自分のキャリア含めかなり揺さぶられました。
憧れるのー。