明神翼のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
「私は狙ったものは必ず手に入れる」
パリで奮闘するシェフの理央は、店を買収しようと現れた名門貴族で敏腕実業家のアルフォンスと真っ向から対立する。
傲慢で居丈高なうえ、熱烈なアプローチまで仕掛けてくる彼に振り回される理央。
ところが彼は失った先祖の遺産を取り戻し、家名を再興する使命を背負っていることを知る。
さらに理央のピンチにかけつけ、真摯に励ましてくれるアルフォンス。
気高く真っ直ぐな心に理央は強く惹かれ始め――!
***
前作、『ダイヤモンド・エクスプレス~伯爵と甘美な恋~』は未読ですが問題無く楽しめました。ただ、思ってたのとちょっと違ったかな?
アルフォンス(攻)と理央(受)は最初、店を巡って敵対していたのですが、正直、くっ付く前の関係の方が好きだったかも…と思ってしまったり。
と言うのも、理央とくっ付いた後のアルフォンスの性格が別人レベルで変わってしまったから…。
あとがきにも、理央と恋人になってからのアルフォンスは愛情だだ漏れの甘〜い貴族だと書いてありましたが、まさにその通りで、最初の頃のアルフォンスと比べると本当に「誰この紳士!?」って戸惑ってしまうくらい理央に対しての態度が激変します。
勿論、受けに甘々デレデレな紳士攻めも大好物なんですが、これはちょっと、性格変わり過ぎかなぁ…と…。
何せ最初の、傲慢侯爵だった頃のアルフォンスがとても魅力的だったものですから、この路線で行けば良かったのに〜と思わずにはいられないんですよね。
特に、物語中盤、傷心のあまり追い掛けていた夢を途中で諦めようとする理央にアルフォンスが迫るシーンで萌えたから尚更…。
態度は露悪的だし、結構厳しい事もズバッと言うんだけど、ただ意地悪なだけじゃなくて理央が本当に挫けそうな時はちゃんと応援してくれる…そんなアルフォンスに萌えていた為に、くっ付いた後は何だか別人を見ているようで、複雑な気分でした。
ああでも、かつての王にすら傅かなかったリュゼ家の男が恋人にだけ傅く…というくだりはロマンチックで不覚にもキュンとしました(笑)
アルフォンスの件は個人的に少し残念でしたが、だから言って面白くなかった訳では決してなく、理央の件で言ったらプラチナ・エクスプレスのシェフになるべくコンテストに挑み、数々の障害を乗り越えて優勝するまでの過程や苦悩などが丁寧に描かれている為、読み応えは十分あるように思いました。
機会があったらダイヤモンド・エクスプレスの方も読んでみたいですね。 -
Posted by ブクログ
鉄道BL。擬人化じゃなくて、オタ的しょぼさもなく、ババーンとゴージャスな王道HQ級ラブロマンスでした。
…鉄オタが主人公だといろんな先入観がありそうですが、これはとてもいい鉄道BLでした。
このストーリーは伯爵で鉄道デザイナーというキラッキラの超ハイスペックな攻がデザインした豪華列車「ダイヤモンド・エクスプレス」が舞台になっているので、とってもセレブな気分を味わえます。
輪もオタとはいえ、旅行会社のプランナーとしてきちんとお仕事している、海外に出しても恥ずかしくない真面目できれいな青年でした。
立場に大きな違いはあるけれど、レオンも輪も列車に対する深い愛は同じです。
どう見てもつり合いそうにない二人が鉄道愛を共有することから心までも通わせていくまでが、ドキドキハラハラの事件を交えながらも、豪華絢爛でドラマティックに展開されていて、ものすごくうっとりと楽しく読むことができました。
さらに、明神翼センセのイラストがぴったりで気分が盛り上がったのもよかったです。
御堂センセは相当な鉄オタだとお見受けしました。
後日談SS「伯爵と秘密の休日」では、恋人同士になって遠距離恋愛を続ける輪が、久々に日本でレオンと逢える事になるのですが、輪が立てたデートプランが鉄板でしたww
車両基地で見学、鉄道博物館、そして駅と線路が見下ろせるホテルに宿泊。買った土産は鉄道模型…w多分NゲージではなくHOゲージと確信。
鉄オタならではの憧れのコース。一般人には敬遠必至ですね。
深く共感したので高評価です。 -
Posted by ブクログ
フェア狙いの作家買い。青の王からの暑中見舞い、大変おいしくいただきました。
webからの書籍化だそうですが、それも納得。文章が粗く、一人称と三人称が交互にでてきたり時間軸がわかりにくいなど欠点もありましたが、最終的に勢いのある作品だったなーと思います。
なにより会話のセンスがいい!それがキャラクターと上手くからんで、キャラを魅力的に見せていました。特に受の言動はクスッと笑う場面もあって、読んでいてとても楽しかったです。
でも読む人は選ぶかも。勢いに乗れればいいけど、乗り切れずに冷めてしまう場合も。
いろいろ難点はあるけど、それも作者の個性と思えるか否か。私は好きです。なので期待度もこめての評価。次の話も読んでみたいし、多分読みます。 -
Posted by ブクログ
御曹司末っ子×バーテンダー
いやはや、高月先生らしさ存分なお話でした。
結果・・・・・激甘々大満足
バーテンダーはツンじゃなくて、むしろ男前な世話焼きなのがツボ!
御曹司は末っ子だけど愛情をあまり知らずに育った寂しい年下。
バーテンダーの店に合コンの幹事で来た御曹司が、一目惚れして口説いて口説いて口説きまくる。
バーテンダーはぎゃんぎゃんあしらいながらもどんどん一生懸命なわんこ御曹司にほだされて途中からはもうべた惚れw
嫌な人が誰ひとり出てこない。
外的要因で波風が立たない。
周りが協力的。
最後に登場する御曹司父までもが味方。
生い立ちの悲しい寂しさが共通する二人の家族が幸せな方向に行く。
山あり谷ありじゃなくてライバルもいなくて。
ただ二人がどのようにくっつくかという話なんだけど、癒される。
可愛い系じゃないのに、癒される。
こんな激甘な二人にによによしてる時間もいいじゃないか!!
心をささくれ立てずにやんちゃないちゃこらが読みたい時に絶賛おすすめ!!
☆4.5 -
Posted by ブクログ
大人だからってスマートな恋ができるわけじゃない――。
会社社長・鷺宮栄利の家に料理人として出張した隆治は、突然体の関係を持ちかけられる。セフレが複数いる男なんてごめんだと断るが、栄利はなぜか「君をもっと知りたい」と言って迫ってきた! それ以来、的はずれながらも懸命にアプローチしてくる栄利の様子に、隆治も愛しさを覚えていく。そこへ、隆治に未練のある元彼が現れ、別れたなんて認めてないと言い始めて――!?
大人気「わがまま王子」シリーズからスピンオフ作品が登場!
容姿端麗でエリートな男は……実は可愛い人だった!?
クールな会社社長X出張料理人
わがまま王子・真理の兄の話だけど、そっちの話を読まなくても大丈夫。