近藤信輔のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
描くのは、まったくの素人でも、読む方はそれなりに経験を積めている自負がある
なので、ジャンルに関わらず、結果、つまりは読み手の人気を集められない以上、どんなにイイ漫画でも連載権を持ち続けられない、取り上げられても文句が言えない、そんな漫画界の常識、暗黙の了解くらいは分かっている
全3巻、それが今現在の近藤信輔って漫画家の実力だ
けれど、それでも、私は近藤先生が全力で描ききってくれた、この『ジュウドウズ』が面白いと思うし、理屈抜きで好きだ
これほどまで、少年漫画らしい少年漫画でも、数が限られている椅子に座り続けられないとは、やはり、WJのレベルは高い
その少年漫画らしさが、現在の少し綺麗な少年漫画に慣れている読者層に、今イチ響かなかったのかも知れないなぁ
柔道を題材とした漫画として、動きや技がありえない、そんな意見もあるだろう
しかし、少年漫画、読み手に「いや、絶対ぇ無理だろ」と思わせてこそだ。事実、『テニスの王子様』や『黒子のバスケ』は大ヒットした、あんなに常識を無視したプレイばかりだったのに
ある意味、攻めが足りなかったのかなぁ
とは言え、近藤先生はまだまだ、成長する。さすがに、私の中での殿堂入りになっている少年漫画家、尾田栄一郎先生、藤田和日郎先生、鈴木央先生には届かないだろうが、それでも、先生の地力の高さを見抜いている編集さんと力を合わせれば、田村隆平先生に牙が届く、そう、私は信じている
この最終巻に収録されている、前日譚『柔も轟に』には、近藤先生の様々な感情が籠められており、3巻分の本編に負けないほどの読み応えがあった
次回作は、前作の『烈!!伊達先パイ』で培ったギャグ、この『ジュウドウズ』のようなアクションとバトルシーンが満載の、ファンタジー系に挑戦して欲しいものだ、一ファンとしては
この台詞を引用に選んだのは、まさに『ジュウドウズ』を表しているから。ただ一つの夢に向かって邁進する華の、全力以上を出す為に、相手にも全力以上を出す事を求め、焦燥も恐怖も飲みこんで、真っ向から、正々堂々の勝負を挑む、純粋な強さが、この台詞に詰まっている。いざって時に、苦難から目を逸らしてしまいがちな人間には、ガツンと効きそうだ -
無料版購入済み
「血も涙もねぇ」のコマしか知らなかったが、かなり面白かった
お互いの正体に気づかないまま一致団結する二人の主人公の出会いもいい
展開としてはお互いの八人の幹部級がぶつかりあっていく能力バトルものといった感じ
とりあえず細かいことは抜きでぶつかり合っていく感じは実に男の子好みするものだった -
購入済み
凄まじいセンス
ジャンプのギャグ漫画史でもこれほど勢いとセンスに満ちた漫画はそうはないと思っています。集中線やセリフの雄々しさ、ギャグのバカバカしさ。どれもセンスがギラギラです。
サッカー回で伊達先輩を抜いた、からの伊達先輩が抜いたのくだりは天才のそれでした。
愛ちゃんがちゃんと片倉くん好きで行動しているのもよかったです。 -
購入済み
気持ちよく死ぬ暴走族達
出てくる悪役みーんな楽しそうに死ぬ
悪役は常に笑っていて正義の味方は怒りで煮えている
それを極端にしたような作品
真の魅力は邪悪な敵の笑顔なのかもしれない -
無料版購入済み
ギャグマンガとして見るべき
まともな作品として見ようとすると、その荒唐無稽な展開に「引いて」しまうと思う。
一方、ギャグマンガとして読むと、設定からかなり煮詰められており、これはこれでアリ。
特に1巻の巻末のアニメ設定などはなかなかすごいものがある。
絵は作者がデビューした「ジャンプ系(集英社系)」でも、実際に本作が連載されている「講談社系」でもなく、「チャンピオン系(秋田書店系)」。
「グラップラー刃牙」などに繋がるテイストと言えるのではないか?
もっとも、古くは「デビルマン」などで講談社もこういう絵柄ではあったが。
つまり、絵は古いタッチであり、「ノリ」も基本は古い。
一方、細かい設定は近年のものにアップデートされており、それらが絶妙に絡み合っているといえる。
正直個人的には好きなジャンルではないが、このハチャメチャさを前向きに取れ、絵柄が嫌いではないという人にはいいのではないかと思う。